【最新版】トヨタ ランドクルーザー60:先代モデルからの進化ポイント | フレックス

【最新版】トヨタ ランドクルーザー60:先代モデルからの進化ポイント

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ランドクルーザー60

ランドクルーザー60のエクステリア

パーソナルユースのためのステーションワゴン

60系の先代モデルは1967年から1980年まで生産されていたFJ55V/56V型になります。ランドクルーザー40系から脱却、独立して本格ステーションワゴンを目指したモデルです。しかし、国内では個人ユーザーの自家用車として受け入れられなかったこともあり、ランドクルーザー60系ではパーソナルユースのためのステーションワゴンとしての改革に力が入れられました。

フロントの独立フェンダーを廃止することで先代のイメージは完全に払拭され、当時北米で人気だったステーションワゴン然としたスタイルに生まれ変わります。このボディーの基本デザインはこの後も大きく変わらず、リアゲートに上下開きタイプが追加されたり、ドアミラーの採用やハイルーフ仕様の設定、サイドステップやオーバーフェンダーの設定など、時代に合わせた装備の追加、変更が数多く行われました。

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ランドクルーザー60のインテリア

ランドクルーザー60

インテリア面でも乗用車化が進み、装備が充実

車体寸法の全高以外は全て拡大されたボディーの恩恵を最大限に利用し、居住性の向上が図られ、インテリア面でも乗用車化が進みました。とりわけ「Gパッケージ」と呼ばれる上級装備オプションの設定や、後期モデルから行われた装備やトリムの違いによるグレード設定も、インテリアの進化を加速させます。また、上級グレード装備やオプション装備の中には、電動アジャスタブルシートや電動ムーンルーフ、フロントシートヒーター、オーバーヘッドコンソールといった豪華装備も用意され、その後の贅沢SUV路線に先鞭を付けました。

ランドクルーザー60のエンジン

ランドクルーザー60

クロカン4×4ディーゼルターボ黄金時代を築きあげた

FJ60Vは、前身モデルにあたるFJ56Vに搭載されていた4.2リッター直6・OHVガソリンの2F型エンジンを、BJ60Vは、BJ46(V)と同じ3.4リッター直4・OHVディーゼルの3B型エンジンを搭載していました。その後、2F型ガソリンは3F型に進化し、さらに3F-E型も追加。また、ディーゼルも6気筒の2H型、12H-T型が追加され、クロカン4×4ディーゼルターボ黄金時代の幕開けとなりました。

ランドクルーザー60のエンジン一覧

型式 エンジン 排気量 最高出力 最大トルク
FJ60V/61V 2F型 水冷直6・OHVガソリン 4230 140PS / 3,600rpm 30.0kgm / 1,800rpm
FJ62V 3F型 水冷直6・OHVガソリン 3955 155PS / 4,200rpm 30.0kgm / 2,200rpm
FJ62G 3F-E型 水冷直6・OHVガソリン 3955 155PS / 4,200rpm 30.0kgm / 2,200rpm
BJ60V/61V 3B型 水冷直4・OHVディーゼル 3431 98PS / 3,500rpm 23.0kgm / 2,200rpm
HJ60V 2H型 水冷直6・OHVディーゼル 3980 115PS / 3,500rpm 26.0kgm / 2,400rpm

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執筆者

武内 祐徳(たけうち ひろのり)
モトクロス/エンデューロなどダート系2輪レース参戦を趣味としており、マシンを運ぶためのトランスポーターとしてハイエースを所有。学生時代に建築を学んできた知識を活かし、自らハイエースの内装カスタムなども手掛ける。ハイエースやランクルの素晴らしさを多くの人に知ってほしいと自動車ウェブメディアの編集者へ転身。得意な車種はハイエース/ランドクルーザー/ロードスター/ジムニーなど。

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