通信カーナビ「CAR NAVITIME」誕生の裏側

通信カーナビ「CAR NAVITIME」誕生の裏側

2010年09月18日

ナビタイムの大西社長に聞く

 ケータイ、スマートフォン、PCの経路検索サイト「ナビタイム」を提供するナビタイムジャパンから、ナビタイムの検索エンジンを使ったカーナビ「CAR NAVITIME(カーナビタイム)」が登場した。一見、流行のPND(Personal/Portable Navigation Device)のように見える外観だが、au携帯電話のネットワークを使って地図情報をはじめ、ナビタイムの情報やサービスにアクセスでき、ナビタイムジャパンではWND(Wireless Navigation Device)と呼んでいる。

ナビタイムジャパン代表取締役社長の大西啓介氏に、「CAR NAVITIME」登場のきっかけや、ナビタイム初となる“ハードウェア”を登場させるにあたってのこだわりなどを聞いた。

■使い勝手のよい専用デバイスは生き残る
──「CAR NAVITIME」の登場のきっかけはなんでしょうか?

今から2年半くらい前に、「今後WiMAXやLTEなどが出てきて、通信回線が太くなるので、月々の定額料金が数百円くらいになってくるかもしれない」という話がでてきました。そこからスタートしています。

その上で、ユーザーにとってよいサービスが提供できるなら、専用のデバイスもありではないかと意見がまとまりました。家電店に行けば、現在の携帯電話に入っているはずのデジタルカメラやポータブルオーディオが専用デバイスとして売られています。それぞれに特化した使い勝手のよいものは残るのではないかと思ったのです。

カーナビに関して言えば、「現在地」ボタンがあり、加速度センサーやいろいろなものが入って携帯電話向けサービスよりも使い勝手がよくなる。そういったものは今後も残り続けると判断しました。

もうひとつ、携帯電話では道路交通法上、ドライバー向けのサービスができなかった。ドライバー向けのサービスを提供するには、こういった専用デバイスを出すしかなかったという理由もあります。

──作るにあたって、どんなカーナビにしたいと思っていましたか?

我々にはナビタイムを提供する中で、ユーザーの声がメールで入ってくるので、カーナビにどういったものが望まれるのか、不満があるのかは、だいたい予想ができました。

我々の調査では、ナビタイムやEZ助手席ナビのユーザーは、カーナビがあっても、ケータイで検索していることが多い。具体的にどう使っているかというと、ケータイのほうが情報鮮度が高くて情報が多いのは分かっていて、まずケータイで調べて、カーナビに設定というパターン。駐車場の情報も、ナビタイムで空車を確認してから行く、という行動をとっています。それなら、カーナビの中に全部入っているほうが使いやすいだろうと思ったわけです。

実際、完成した「CAR NAVITIME」を使ってみると、私自身も楽しいです。テレビで紹介されたスポットが出たり、ランキングが出たり、押したくなるボタンがいっぱいあります。

既存のカーナビはというと、どんなに高い機種を買っても、新しい地図が自動で更新されたり、新しい地点情報が自動で更新されたりといったような、ケータイで月額315円で実現できていることができていない。そういったことを専用デバイスで実現したかったからです。

──2年半前(2008年はじめ)といえば、PNDの流行の兆しが見え始めたころですが、開発開始と関係はありますか?

PNDは、当時すでに海外で注目されていたデバイスだったので、当然国内にも波及すると思っていました。クルマのオーディオスペースに据え付けるタイプを作るのはたいへんですが、ダッシュボードに置くPNDタイプなら比較的簡単に作れると思いました。

──ハードウェアが作りやすい環境だったということでしょうか?

カーナビに関しては、中国や台湾で作ったものにブランドを付けてPNDに仕立てるという流れがあり、2008年9月に開発発表を行ったのは、多くの企業からコンタクトがあるだろうという狙いがあったからです。

その結果、多くの生産メーカーやデバイスメーカーから提案があって、我々のビジネスに共感していただき、きちんとした生産ラインのあるところと組むことができました。

──今年は、高速道路の無料化実験、首都圏では首都高大橋ジャンクションの開通など、地図更新という意味で通信ナビが有利な状況ですが、今年の発売は狙ったものでしょうか?

それは運ですよ(笑)。

■何もしなくても情報がケータイと連携できているのがCAR NAVITIME

──実際に完成したCAR NAVITIMEを使ってみてどうでしたか?

今までのカーナビと違うと思うことは、ケータイで行き先などを調べていて、次の日にカーナビを見たら、何もしなくても履歴に出ていることです。実際に使ってみると、ケータイで操作したことがなんで表示されるの? くらいの驚きなんですね。こういう機能が、今後の使い方を変えていくと思っています。

履歴から意図的にルートを転送するという機能もありますが、勝手に連携しているのが、ストレスなく利用できるポイントだと思っています。

──ネットワークで渋滞情報が入ってくるのは便利ですね。

FM-VICSだとFM波の電波状態によっては情報が取得できないこともある。ビーコンはその場所に行かなければなりません。

CAR NAVITIMEではリアルタイムの渋滞情報と、1時間ごとに更新される予測渋滞情報が見られます。ちょうど先日のお盆休みでは、私も渋滞解消を1時間ごとに確認しながら出かけるといったことができました。

──他社でも通信環境があれば同じようなサービスができそうですか?

通信がついたら何ができるかと思っても、コンテンツを持っていなければ何もできません。我々がナビタイムのコンテンツを持っているのは大きな差別化です。

──携帯電話では実現できないサービスだったんでしょうか?

運転中にキーを触ってはいけないという制約があります。でも、案内の音声を聞いている分にはOKです。そこで、それは「EZ助手席ナビ」として実現しました。それでも130万人が使っているサービスまで発展しました。この利用者数はPNDの市場よりも大きいです。

ドライバーが使えないのにそれだけ増えているサービスなら、ドライバーが使えるもっとよいサービスを作ったら、それなりに売れるだろう。というビジネスの判断という背景がありました。

続きは、掲載記事にて
参照・写真付記事はこちら
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20100903_391207.html

株式会社ナビタイムジャパン 
http://corporate.navitime.co.jp/ 
製品情報 
http://www.navitime.co.jp/wnd/car/

関連記事
カーナビ端末「CAR NAVITIME」、au取扱店で9月3日より販売

 

ショートカット
店舗一覧
中古車
車買取
車査定
中古車探し
在庫一覧
中古車検索
激安車
特集コンテンツ
あら散歩 番外編
パーツ
リンク
FLEXからのお知らせ
自動車関連ニュース
クルマ比較
店舗用地募集
中古車ギャラリー
スマートフォンアプリ
カタログアプリ
FLEX公式 facebook
フレックス広報 Twitter
FLEX ツイッター
FLEX みんカラ
Web担当者ブログ
 
車種から探す
色々な
車の探し方
人気ブランド
メーカーから
探す
イベント
写真・動画
ギャラリー
FLEX
    新車・中古車の販売・検索は中古車情報のフレックス 自動車の事ならカスタムまでお任せ下さい!

ケータイでもカンタン中古車検索

FLEXの携帯サイトQRコード!!FLEXの携帯サイトはPCサイト並びに充実機能を提供。左の2次元バーコード、または、下記のアドレスからGO!

http://www.flexnet.co.jp/i/