初心者必見!ルートや燃料、運転方法は? キャンピングカー利用時の注意すべきポイントはココ! | フレックス

初心者必見!ルートや燃料、運転方法は? キャンピングカー利用時の注意すべきポイントはココ!

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キャンピングカーの利用時に注意すべきポイント

「キャンピングカーで遠出をしてみたい」「キャンピングカーで車中泊をしてみたい」そんな憧れを持つ人は多いのではないでしょうか。一方で、「大きなキャンピングカーを運転できるか不安」「車中泊できる場所がわからない」という人も。今回はキャンピングカーを利用するうえで注意したいポイントを10個紹介します。事前にしっかりポイントを押さえることで、キャンピングカーが初めての人も安心・安全に利用できるでしょう。楽しいキャンピングカーライフの実現に向けてぜひチェックしてみてください。

キャンピングカーは普通免許で運転できる?

フレックスが展開するハイエースベースのキャンピングカー「MOBY DICK」

キャンピングカーには、「自走式」と「けん引式」の2種類があります。「自走式」の場合は、バスをベースとしたキャンピングカー以外であれば普通免許で運転可能です。一方、キャンピングカー自体にエンジンがついておらず別の自動車で引っ張る必要のある「けん引式」の場合は、普通免許に加えてけん引免許が必要となります。

FLEXキャンピングカーMOBY DICK(モビーディック)NH02

普通自動車はAT免許とMT免許の2種類がありますが、キャンピングカーの免許は普通自動車と同様であるため、免許の種類によって運転できるキャンピングカーは異なります。AT免許のみ所持している場合は、AT車のキャンピングカー。MT免許を所有していれば、AT車とMT車両方のキャンピングカーの運転可能です。

普通免許で運転できるキャンピングカーは、原則、乗車定員10人以下、車両重量3.5t未満となります。日本で販売しているキャンピングカーであれば基本的に運転可能と考えてよいでしょう。

牽引式のキャンピングカー

自身が取得している免許の種類は運転免許証で確認できます。種類の欄に「普通」と記入があれば普通免許、「け引」と記入があればけん引免許を所持しています。

参考サイト:
https://www.campnofuji.jp/column/license-law/license

キャンピングカーで宿泊ができる場所

キャンピングカーの醍醐味といえば、出先で車中泊できることです。しかし、キャンピングカーを停めることができる場所であればどこでもOKという訳ではありません。

最近、公共の駐車場で不当に長期滞在をして生活ゴミなどを不法投棄しているキャンピングカーユーザーが問題になっています。キャンピングカーを利用するときは、ほかの利用者に迷惑とならないようマナーを守って滞在することが求められるでしょう。

ここでは、キャンピングカーで立ち寄ることの多いスポットを4つピックアップしています。それぞれについてキャンピングカーで滞在ができるかどうかを確認してみましょう。

参考サイト:
https://www.campnofuji.jp/column/license-law/lodging

https://www.jrva.com/camping/manner/

RVパーク

RVパークとは、キャンピングカーの普及と促進を目的に設立された「一般財団法人日本RV協会」が推進する施設です。キャンピングカーで滞在するために整えられた施設ですので、安心して利用できます。

RVパーク

RVパークは全国各地の道の駅や温泉、旅館、遊園地などのさまざまな施設で設置が進められています。RVパークの施設要件を一部紹介すると、「1週間程度の利用が可能」「ごみ処理可能」「24時間利用できるトイレ完備」、「入浴施設が施設内あるいは15km圏内にある」といった具合で、たいへん利便性に優れています。

もちろん、キャンピングカーにとって欠かせない電源施設やダンプステーション(汚水を処理できる施設)なども完備していますよ。

RVパークは基本的に予約なしで利用ができますが、一部は予約が必須です。施設によって設備も異なるため、事前にリサーチしてから訪れるようにしましょう。

参考サイト:
https://www.kurumatabi.com/rvpark/

オートキャンプ場

車で直接乗り入れることができるキャンプ場をオートキャンプ場と呼び、キャンプサイトに駐車スペースが備えられているのが特徴です。

オートキャンプ場を利用するメリットは、数の多さでしょう。高原サイトや林間サイト、海沿いや川沿いなど、あらゆるロケーションでキャンピングカー滞在を楽しめます。

オートキャンプ場

設備内容はオートキャンプ場によって異なり、ダンプステーションや電源設備を備えているキャンプ場であれば補給ポイントとして利用できるでしょう。

一般的なキャンプ場と併設している場合は、シャワーやトイレ、BBQスペースなどは共有であることが多いため、訪れる際にはキャンプ場全体の施設を確認しておくことをおすすめします。

道の駅

飲食店や日帰り温泉施設や買い物に便利である道の駅は、キャンピングカーでの旅の途中にぜひ立ち寄りたいスポットです。広い駐車場を備えていることから、キャンピングカーでの宿泊場所にと考える人は多いのではないでしょうか。

道の駅

しかし、道の駅はあくまで観光用の施設であるため、キャンピングカーでの車中泊はNGです。もちろん、長距離移動の途中で仮眠するために停車する分には問題ありません。

最近ではRVパークを併設している道の駅が増えています。車中泊をする場合は、RVパークのある道の駅を探して利用しましょう。

サービスエリアやパーキング

飲食店やお土産店が充実しており、トイレも備えられていることからキャンピングカーユーザーには欠かせない施設ですが、道の駅と同様に宿泊施設ではないため車中泊はできません。

一方で長距離移動での疲れを癒やすために積極的に利用したい施設です。サービスエリアやパーキングではむやみに長期滞在することがないよう、休憩や仮眠程度に留めるようにしましょう。

キャンピングカー利用時の注意すべきポイント10選

キャンピングカーと普通自動車では乗り心地や操作性が大きく異なるため、キャンピングカーを初めて運転する人は違いにとまどうかもしれません。

キャンピングカーと普通自動車で大きく異なるのが、車両の重さです。普通自動車は約1〜1.5tですが、キャンピングカーはその2倍となる約2〜4tの重さがあります。加えて車高や車幅も普段使いの車と比べるとボリュームがあるため、普通自動車と同じ感覚で運転していると思わぬ事故を引き起こす可能性もあるのです。

また、キャンピングカーは長距離移動をしたりキャンプ場などで車中泊をしたりするときに利用するため、普段使いの車を使用するときにはない注意点もあります。

キャンピングカーを利用するときに注意したいポイントについて見てみましょう。

参考サイト:
https://camping-cars.jp/usage/5672.html#i-5

https://carstay.jp/ja/media/stay/5d1212d297cbfe4a25c7183e

https://www.campnofuji.jp/column/appeal/driving

カーブはゆっくり丁寧に!

車両重量が重く重心の高いキャンピングカーは、カーブを曲がる際の遠心力に注意が必要です。遠心力により車体がカーブの外側に大きく傾くため、普通自動車と同じようにカーブに侵入すると曲がりきれないだけでなく、最悪の場合横転してしまいます。

キャンピングカーでカーブを曲がるときは、カーブの前でしっかりスピードを落とし、ゆっくり丁寧に曲がるようにしましょう。

加えて、カーブ周りの安全確認も忘れずに行いましょう。人やバイクとの接触や巻き込みに注意するのはもちろん、奥行きが長い車両であれば隣のレーンを走る車にも配慮が必要です。

細い道や高架下に注意!

キャンピングカーは普通自動車と比べて車体が大きく、車幅も大きいのが特徴です。よって細い道は物理的に通ることができません。ナビの最短ルートが必ずしもキャンピングカーが通れる道幅とは限らないので注意しましょう。もし車幅の見極めを誤れば、細い道で対向車を避けることができず、擦ってしまうなんてことになりかねません。

キャンピングカーを運転するときには、できるだけ大きい道を選ぶと安心ですね。

キャンピングカーには荷室部分に車高があったり運転席の上にバンクヘッドがあったりするため、天井のある場所での運転は注意が必要です。高架下や立体駐車場では高さ制限を確認するようにしましょう。

横風に注意!

普通自動車のボディデザインは風の抵抗を受けにくいよう設計されていることが多いですが、キャンピングカーはそうではありません。キャンピングカーは室内の広さを優先させるため立方体に近い形をしていることが多く、前後左右から風の影響を受けやすくなっています。

高速道路

特に注意したいのは橋と高速道路です。風よけのない橋を通過するときや、高速道路でトラックに追い抜かれたときに横風を受けると、車体が大きく揺れてハンドルを取られてしまうことがあります。風が強いときは、スピードは落としてハンドルをしっかり握って車体の揺れに備えましょう。追い抜かれるときは、できるだけ車線内の左寄りを走行することで風圧を緩和できます。

風があまりにも強い場合には、無理に運転をすることはせず、最寄りのサービスエリアやパーキングエリアで天候が変わるのを待つようにしましょう。

急発進・急停止に注意!

キャンピングカーは重量も車高もあるため、普通自動車と比べてゆっくり運転することが求められるでしょう。なぜならキャンピングカーは横転をしやすいからです。

スピードを出した状態でカーブを曲がったり、強い風を受けたりするシーンで急ハンドルを切るような運転は横転事故を引き起こしかねません。車体が揺れたり傾くことは乗車している人の身体に負荷を与えたり、上部の収納から落下した荷物に当たってケガをしたりする可能性を高めます。

また、車線変更をするときは勢いよくハンドルを切るのではなくゆっくりした操作を心がける、急ブレーキを踏むような事態にならないよう車間距離をしっかり開けて走行するのがポイントです。キャンピングカーを運転しているときは、急発進や急停止、急ハンドルは絶対に行わないようにしましょう。

シートベルト着用!

キャンピングカーに慣れていない人が運転する場合、普通自動車との勝手の違いから、急ブレーキや急ハンドルなどイレギュラーな操作をせざるを得ない状況に陥る可能性があります。そんなときに乗員の安全を守ってくれるのがシートベルトです。

シートベルト

道路交通法により走行中はシートベルトの着用が義務付されています。キャンピングカーも同様で、運転者はもちろん同乗者全員がシートベルトをしっかり着用するようにしましょう。

キャンピングカーでの長距離移動中に、後部座席を倒してフルフラットにしている人もいるかもしれませんが、走行中にベッドの使用が利用できるのは救急車などの医療用車両のみと定められています。フルフラットではシートベルトが正常に機能しない可能性が高いです。走行中は着席した状態でシートベルトを着用しましょう。

キャンピングカーの年式や種類によっては、運転席や助手席であってもシートベルトが設置されていない場合があります。そのようなケースでは着用なしでも違反になりませんが、安全のため後付のシートベルトを取り付けることをおすすめします。

乗車定員と積載量に注意!

ワイワイ大勢でキャンピングカーに乗って出かけるのは楽しいものです。加えてレジャー用品やキャンピングカー生活に必要なものを運ぶために、荷物を乗せるスペースを広くとれると便利ですよね。

乗車定員

キャンピングカーにも普通自動車と同様に乗車定員が定められていますが、ベースとなる車両の定員をそのまま引き継ぐわけではありません。たとえばハイエースをベースとした車両であっても、椅子の配置によっては乗車定員が異なります。加えて、就寝定員というものもあり、多くの場合は乗車定員より少なくなります。

加えて注意したいのが積載量です。前の項目で多くのキャンピングカーは普通自動車免許を所持していれば運転可能と説明しましたが、運転免許証の制度は何度か変更になっており、同じ普通自動車免許であっても取得時期によって運転できる自動車の範囲が異なります。

普通自動車免許で運転できる車両は次のとおりです。

・免許取得日:2007年6月1日以前/車両総重量:8.0t未満/乗車定員:10人以下

・免許取得日:2007年6月2日~2017年3月11日/車両総重量:5.0t未満/乗車定員:10人以下

・免許取得日:2017年3月12日以降/車両総重量:3.5t未満/乗車定員:10人以下

以上のことから、キャンピングカーを選ぶ際には、何人で使用するか、取得している免許で運転が可能かを確認するようにしましょう。

参考サイト:
https://www.campnofuji.jp/column/choice/riding-capacity

https://toyokeizai.net/articles/-/429562

https://www.police.pref.saitama.lg.jp/f0110/menkyo/tyuugata.html

防寒具を忘れずに!

キャンピングカーでの車中泊はあくまで屋外です。電源付きステーションを利用できない場合やガソリンの残量がすくない場合は、暖房をつけて寝ることができないでしょう。

また、キャンピングカーは山間のキャンプ場などで利用することも多いです。急な天候変化や冷え込みに対応できるように、防寒具は季節を問わず持参するようにしましょう。

ダウンジャケット

防寒具はダウンやフリースやインナーダウンなどがおすすめです。重ね着をすることで保温効果を高めることができ、加えてネックウオーマーや足首までカバーできる靴下を着用することで体感温度もアップさせることができます。

さらに就寝時用に、冬山登山にも耐えられる機能を備えた厳冬用寝袋を用意すれば完璧でしょう。

あたりまえですが、防寒具は乗車人数分を忘れずに準備してください。

防寒具だけでは心もとないという場合は、防寒対策の施されたキャンピングカーを使用するようにしましょう。断熱材の使用されている面積が広い車両を選んだり、エンジンを停止させていても利用できるFFヒーターなどを設置したりする方法があります。

参考サイト:
https://sotobira.com/_ct/17322472

防犯に注意!

キャンピングカーの利用時は、防犯にも注意が必要です。就寝時はもちろん、キャンピングカーから離れるときには施錠をするようにしましょう。

貴重品を外から見えないところに収納するのはもちろん、覗き込み防止に全面シードを貼る、バスタオルなどを窓に挟むなどの対策を取ることおすすめします。

車中泊用の窓全体を覆うことができるシェードも販売されています。断熱効果のあるシェードを選べば、防寒対策にも役立ちますよ。

参考サイト:
https://www.campnofuji.jp/column/equipment/necessary

宿泊場所に注意!

キャンピングカーでの車中泊は決められた場所でするようにしましょう。

キャンピングカー旅行で利用する機会も多い道の駅やサービスエリア、パーキングエリアの駐車場は車中泊にぴったりと思うかもしれませんが、使用は基本NGです。オートキャンプ場やRVパークなどを利用するようにしましょう。

滞在マナーに注意!

道の駅やサービスエリアといった公共の駐車場において、マナー違反により一般車両に迷惑をかけているキャンピングユーザーが問題になっています。キャンピングカーを使用するときは、「アイドリングをしない」「ゴミの不法投棄をしない」「騒音を出さない」「公共の電源を使用しない」などのマナーをしっかり守りましょう。

もちろん、キャンピングカーでの利用が推進されているRVパークやオートキャンプ場などに滞在するときも同様です。

キャンピングカーは大きく目立つ車であるため、常に周りにマナーを見られていると思って過ごしましょう。

ルールを守って楽しいキャンピングカーライフに!

キャンピングカーを利用するときに注意したいポイントについて紹介しました。キャンピングカーで車中泊するときは、オートキャンプ場およびRVパークなどの決められた場所を利用しましょう。また、車体が大きいため普通乗用車と同じ感覚で運転をしていると思わぬ事故に繋がるため注意が必要です。今回紹介したポイントをしっかり押さえて、楽しいキャンピングカーライフを実現しましょう。

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執筆者

熊崎 圭輔(くまさき けいすけ)
元輸入車カスタム雑誌の編集長。ドイツ語圏を中心にレンタカーで走り回った旅好き。その後MOTAに移籍。副編集長として、新型車をはじめクルマに関する記事制作に従事。国内外を問わずドレスアップやチューニングにまつわる取材経験から、MOTAカスタムの記事展開にも寄与。純正もいいが、カスタムすれば自分のクルマに対してさらに愛着が湧き、人とは違う個性的なクルマにすることで、人生がもっと楽しくなると考えている。

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