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新型三菱デリカ D:5登場か?! マイナーチェンジとフルモデルチェンジについて解説

2025年10月から2027年はデリカD:5の動向に注目!

ミニバンの居住性と4WDの走破性という2つの要素を併せ持つデリカD:5。その唯一無二な性能は、多くのユーザーに愛されてきました。そんなデリカD:5が、そろそろマイナーチェンジを迎えるのでは?という話が各所から聞こえてきます。加えて、数年後にはフルモデルチェンジという噂も飛び交っており、これから数年はデリカD:5界隈の動きに注目したいところです。

乗り換えや購入のタイミングはいつ頃?

マイナーチェンジとフルモデルチェンジが予想されるデリカD:5ですが、購入はどのタイミングがいいでしょうか?

現行モデルに満足しているユーザー:急がずに公式発表を待ちましょう

アウトドア志向のユーザー:マイナーチェンジ版の購入をオススメします

PHEV待ちのユーザー:2027年のデリカ D:6まで待機を推奨

冬シーズンを楽しみたい:デリカD:5の在庫車を探す▶▶

現行オーナー、他車種からの乗り換えなど、それぞれオススメできるタイミングや狙うべきモデルは違います。では、三菱 デリカ D:5のマイナーチェンジやフルモデルチェンジについて、考察と解説をしていきましょう。

※本記事の内容は、三菱自動車からの公式発表ではなく、業界関係者からの情報や推測を基にしたものです。

2025年10月頃にマイナーチェンジか?

複数の業界関係者からの情報を整理すると、三菱 デリカD:5が2025年10月頃にマイナーチェンジを行う可能性が高いということがわかりました。デリカD:5は2007年の登場から今年で18年目を迎えています。2019年にディーゼルエンジンのみの販売とし、フロント周りを中心となした大幅なデザイン変更が行われましたが、あくまでもビッグマイナーチェンジという位置づけでした。

2025年10月頃にマイナーチェンジが行われると予想される理由は次の通りです。

  • 一部のグレードが2025年5月より受注を停止している
  • 人気の集中や半導体不足などの外的な要因以外で受注停止が発生した場合、モデルの切り替えによる生産調整の可能性が高く、他のグレードについても在庫や生産枠の状況次第で受注が終了することになります。

  • 2025年10月末からジャパンモビリティショーが開催される
  • 東京モーターショーから名称を変更した日本最大級の自動車展覧会『ジャパンモビリティショー』1が2025年10月31日から開催されます。さまざまな自動車メーカーがコンセプトカーや人気の車種を展示しますが、ニューモデルの発表の場としても使われます。このタイミングで三菱はデリカD:5に関する何らかの発表を行うことが予想されます。

    マイナーチェンジでデリカD:5はどう変わる?

    では、今回のマイナーチェンジによりデリカD:5はどのような変更が行われるでしょうか? 現在予想されている内装と外装、そして機構面についてお伝えします。もちろんいずれの情報も確定したものではないということをご承知おきください。

    フロントマスクの変更

    ダイナミックシールドと呼ばれる三菱のデザインアイデンティティに則ってデザインされている現行デリカD:5のフロントマスクですが、マイナーチェンジでは縦型LEDヘッドライトとシャープなポジションランプというパターンは継承しつつ、より進化した造形へ変貌すると予想されています。(※写真は現行モデルのデリカD:5 FLEXコンプリートです)

    オーバーフェンダーの採用

    デリカD:5は、一般的なミニバンよりもアクティブなイメージが強い車両です。そのイメージをさらに強めるような変更として、ボディの全周に渡って樹脂製のパーツが採用される可能性があります。グレードによってはすでにスキッドプレートなどが取り付けられていますが、今回のマイナーチェンジではついにオーバーフェンダーも装着されるのでは? という情報も出てきています。インパクトのある足元を演出することで、あらゆるシーンで存在感をアピールできる車になりそうです。(※写真は現行デリカD:5 FLEXコンプリートパッケージです)

    デジタルメーターの採用

    現行モデルのデリカD:5はアナログメーターに液晶を組み合わせてさまざまな情報を表示していますが、ビッグマイナーチェンジでエクリプス クロスのようなフルデジタルメーターへと変更される模様です。4WDシステムの動きがリアルタイムでわかるなど、ドライバーにとって有益なアップデートとなるはずです。(※写真はデリカD:5現行モデルです)

    S-AWCの採用

    現在デリカD:5の4WDシステムにはAWC(All Wheel Control)が採用されています。これは三菱独自の4WD技術ですが、S-AWC(Super AWC)2がマイナーチェンジモデルには搭載されるかも。という話が出ています。電子制御式4WDシステムであるAWCに加えて、AYC(Active Yaw Control)とASC(Active Stability Control)、そしてABSを統合制御することで、車両の走行性能を向上させるというシステムです。現在はエクリプス クロスとアウトランダーに搭載されているS-AWCですが、デリカD:5へ搭載されるとすれば、オンロード/オフロード問わず快適に走れるミニバンSUVとして、さらに夢が膨らむことになりますね。

    車両後方の監視能力の強化

    車両の後部に偽装を施したデリカのテスト車両を目撃したというポストがX(旧Twitter)に上がっています。このことから、リアバンパーに何らかの変更が加えられることが予想されます。ボディ形状の変更に伴い、センサー類の確認が行われているところに遭遇したのかもしれません。内容としては、従来多くのグレードでメーカーオプションであった「後側方車両感知システム(BSW/LCA)」や後退時交差車両感知警報システム(RCTA)」の全グレード標準装備化です。

    マイチェンでPHEVモデルは登場せず

    三菱はアウトランダーやエクリプス クロスなどにPHEVモデルを展開していますが、次回のマイナーチェンジでデリカD:5への搭載はないでしょう。

    ご存知の通り、PHEVはエンジン+モーターの組み合わせによる駆動と発電に加えて、外部からバッテリーに充電できるシステムのことを指します。デリカD:5は2007年に初代が登場していますが、その当時はHVやPHEVなどへの展開は想定されておらず、ベースとなるであろうガソリンエンジンモデルも2019年に販売終了となっており、PHEVモデルの追加はフルモデルチェンジまで持ち越しとなるでしょう。

    フルモデルチェンジは2027年が濃厚

    デリカD:5にはフルモデルチェンジの話も聞こえてきます。その時期は2027年12月、名称はデリカD:6になるのではないか、というのがもっぱらの噂です。2025年のジャパンモビリティショー3で、マイナーチェンジモデルのデリカD:5と同時にコンセプトモデルのD:6がお披露目され、将来のビジョンを示すという展示になるのではないでしょうか?

    今後もFLEXは全力でデリカD:5をサポートします!

    デリカD:5は、ミニバンのような居住性と4WDの走破性を併せ持つ、他にはない車種です。ミニバンだとキャンプやアウトドアでちょっと頼りないけど、普段は4WDってあまり必要ないんだよなぁという方にもピッタリです。FLEXでも人気の車種になっています。ハイエースとランクルの美味しいどこ取りをしたとも言えるデリカD:5、ご購入やカスタムのご用命はお近くのFLEXにご相談ください。

    オススメのデリカD:5はこちら

    執筆者

    熊崎 圭輔(くまさき けいすけ)
    元輸入車カスタム雑誌の編集長。ドイツ語圏を中心にレンタカーで走り回った旅好き。その後MOTAに移籍。副編集長として、新型車をはじめクルマに関する記事制作に従事。国内外を問わずドレスアップやチューニングにまつわる取材経験から、MOTAカスタムの記事展開にも寄与。純正もいいが、カスタムすれば自分のクルマに対してさらに愛着が湧き、人とは違う個性的なクルマにすることで、人生がもっと楽しくなると考えている。

    出典

    1. ジャパンモビリティショー2025【公式サイト】
    2. 三菱自動車 S-AWCとは【公式サイト】
    3. 三菱自動車「Japan Mobility Show 2025」特設サイト