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ついに発表!新型トヨタ ランドクルーザー FJ徹底解説!ランクルファミリー期待の新星が初公開!

ランドクルーザー FJ デビュー

新型トヨタ・ランドクルーザーFJのポイントは?

✅ シリーズ最小のコンパクトボディで街でも使いやすい

✅ 本格的なラダーフレーム&パートタイム4WDでオフロードも本気

✅ 実績ある2.7Lガソリンエンジンで信頼性抜群

✅ 予想価格400万円台〜でランクルシリーズ最もお手頃

✅ カスタマイズの自由度が高く、自分らしい一台に

待望のコンパクトサイズ『ランクルFJ』が正式に発表されました

ついに来ました!2025年10月21日、トヨタ自動車が世界初公開した新型「ランドクルーザーFJ」1。ランドクルーザーシリーズに新たに加わるこのコンパクトモデルは、2026年年央の日本発売が予定されており、既にランクルファンの間で大きな話題となっています。

「本格的なランクルが欲しいけど、もう少しコンパクトなサイズがいい」 「街乗りでも使いやすいランクルが欲しい」 「予算的にもう少し手の届きやすいランクルはないの?」 そんな声にトヨタが応えた、待望のエントリーモデルです。本記事では、ランドクルーザー専門店として、新型FJの魅力を徹底解説します!

コンパクトなボディ – 街でも山でも使いやすいサイズ感

ランドクルーザーFJの最大の特徴は、シリーズ最小のコンパクトなボディサイズです。全長4,575mm、全幅1,855mm、全高1,960mmというサイズは、ランドクルーザー70よりもさらに小さく、都市部での取り回しの良さと本格的なオフロード性能を両立しています。

「ランクルは欲しいけど、大きすぎて日本の道では…」という悩みを解決してくれる、絶妙なサイズ感です!

IMVプラットフォーム

ランドクルーザーFJは、トヨタが2002年に発表した新興国市場向けの世界戦略車プロジェクト「IMV(Innovative International Multi-purpose Vehicle)」で培われたプラットフォームを採用しています。

IMVプロジェクトは、トヨタがグローバル企業へと飛躍するための重要な転換点となった戦略です。1つの共有ラダーフレームプラットフォームから、ピックアップトラック(ハイラックス)、SUV(フォーチュナー)、ミニバン(イノーバ)など、異なるボディタイプの車両を生産できるのが最大の特徴です。 このプラットフォームは、タイ、インドネシア、南アフリカ、アルゼンチンの4か国を主要生産拠点とし、世界140カ国以上の市場に展開されています。世界中の過酷な環境で20年以上にわたって鍛え上げられてきた実績により、高い信頼性と耐久性が実証されています。

ラダーフレーム構造は、左右2本のメインフレームとなるサイドメンバーをクロスメンバーでつなぎ、梯子状になっている構造です。この構造により、路面からの強い衝撃をフレームが吸収し、ボディへのダメージを最小限に抑えます。フレームが柳の枝のように適度にしなることで、サスペンションのマウント部やボディーへの衝撃を和らげ、車両自体を長持ちさせる効果があります。

ランドクルーザーFJでは、このIMVプラットフォームをベースに、床下へのブレース追加やボディの高剛性化を実施。本格的なオフロード走行に対応しながら、優れた操縦安定性も確保しています。世界中で実績を積み重ねてきたプラットフォームだからこそ、「どこへでも行き、生きて帰ってこられる」というランドクルーザーの信頼性を受け継いでいるのです。

ホイールベースと前後オーバーハングの短さ短さ

ホイールベースは2,580mmと、ランドクルーザー250と比較して270mmも短縮されています。この短いホイールベースにより、最小回転半径5.5mという驚異的な取り回しの良さを実現。狭い山道や市街地での小回りが効き、駐車場での取り回しも楽々です。また、オフロードでの機動性が大幅に向上し、急な登坂路やタイトなコーナーでもストレスなく走破できます。

コンパクトなボディと短いホイールベースにより、前後オーバーハングも最小限に抑えられています。これにより、優れたアプローチアングルとデパーチャーアングルを確保。岩場や急斜面でもバンパーを擦ることなく走破でき、本格的なオフロード走行を楽しめます。ランドクルーザー70シリーズと同等のホイールアーティキュレーション(タイヤの浮きづらさ)を実現し、どんな悪路でも4輪がしっかりと接地する設計となっています。

キャッチーなエクステリア – 一目でランクルとわかるデザイン

ランドクルーザーFJのエクステリアデザインは、歴代ランクルのDNAを受け継ぎながらも、新しい時代のランクルとしての個性を主張しています。見た瞬間に「あ、ランクルだ!」とわかる、そんな力強さと愛嬌を兼ね備えたデザインです。

アイコニックな丸型とC型ヘッドライト

標準仕様では現代的なC型ヘッドライトを採用していますが、カスタマイズオプションとして歴代ランクルを彷彿とさせる丸目型ヘッドランプも用意される予定です。この丸目ヘッドランプは、初代FJ40型ランドクルーザーやFJクルーザーのデザインへのオマージュであり、クラシックな雰囲気を愛するファンには堪らない選択肢となるでしょう。LEDテクノロジーにより、レトロなルックスと最新の照射性能を両立しています。

キックアップしたグラスエリアとウエストライン

サイドビューでは、キックアップするグラスエリアとダイナミックなウエストラインが特徴的です。このデザインにより、躍動感とタフさを同時に表現。張り出したフェンダーとの組み合わせで、力強く安定感のあるスタンスを実現しています。ベルトラインは低く設計されており、室内からの視界も良好で、悪路でも路面を見下ろしやすい配慮がなされています。

ボクシーなスタイリング

「サイコロをモチーフとした直方体ボディ」というデザインコンセプトが採用されています。角をそぎ落とした面取り構成により、無駄のない強い塊感と親しみやすさを表現。歴代ランクルが重視してきた居住性と積載性を考慮したスクエアなキャビンを意識したシルエットは、機能美とモダンなスタイリングを見事に融合させています。

横開きのリアゲート

実用性を重視したランドクルーザーFJは、横開き式のリアゲートを採用しています。このタイプのゲートは、狭いスペースでも開閉しやすく、重い荷物の積み下ろしにも便利です。また、ゲート内側には多様な用途に応じた荷室空間を提供できるモールパネルが装備され、アウトドア用品などを取り付けることが可能です。

スペアタイヤ内にリアビューカメラ

リアゲートにはスペアタイヤが装着されており、オフローダーらしい無骨なルックスを演出しています。スペアタイヤの中央部にリアビューカメラが巧みに配置されており、後方視界を確保しながらもデザインを損なわない工夫が施されています。

カスタマイズの自由度

フロント、リヤともにコーナーバンパーを取り外し可能な分割タイプとしているのも大きな特徴です。これにより、壊れた部分のみ交換可能で修理性が向上するとともに、より個性的にランクルを楽しめるカスタマイズにも対応しています。

公開されたランドクルーザーFJには、オプションを装着した車両もありました。シュノーケルやサイドステップ、ルーフラック、ラゲッジスペースやリアゲートの壁面を使った収納システムなど、純正のカスタマイズパーツも充実しそうです。

内装のカスタムでさらに快適に

FLEXでは、ランドクルーザーのカスタマイズを数多く手がけてきた実績があります。新型FJが発売されたら、豊富なカスタムメニューをご用意する予定です。自分だけのランクルFJを作り上げる楽しみも、このクルマの大きな魅力となるでしょう!

ランクルファミリーらしい走り – 本格オフローダーの証

実績のある2TR-FE 2.7Lガソリンエンジン

パワートレインとして搭載されるのは、トヨタが長年培ってきた2TR-FE型2.7L直列4気筒ガソリンエンジンです。最高出力120kW(163PS)、最大トルク246N・mを発生し、本格的なオフロード走行に必要な粘り強いトルクを提供します。

このエンジンは、SUVや商用車向けに設計された縦置き専用エンジンとして2003年に登場したものです。ボア×ストロークは95.0mm×95.0mmのスクエア設計で、低・中速域のトルクを重視した特性となっています。鋳鉄シリンダーブロックとアルミ合金製シリンダーヘッドを組み合わせた堅実かつ堅牢な設計が特徴です。

2TR-FEエンジンは、ランドクルーザー250をはじめ、ハイエース、ピックアップトラック、小型トラックなど、実に幅広い車種に搭載されています。世界中の過酷な環境で実証された耐久性と信頼性により、「壊れにくい」エンジンとして高い評価を得ています。

トランスミッション

組み合わされるトランスミッションは、6速Super ECT(電子制御式6速オートマチック)。滑らかな変速と優れた燃費性能を両立しています。トルクコンバーターの最適化により、オフロード走行時の低速トルクも十分に確保されています。

メンテナンス性にも優れており、世界中のどこでも部品調達が容易なのも大きなメリット。ランドクルーザーならではの「どこへでも行き、生きて帰ってこられる」という信頼性を支える心臓部となっています。

ランドクルーザーFJは、コンパクトなボディながら、本格的なオフロード性能を備えています。「小さいからって侮るなかれ」。ランクルの名に恥じない、本物の走破性を持っています。

パートタイム4WD

駆動方式には、オフロード走行に定評のあるパートタイム4WDシステムを採用しています。通常の舗装路では2WDで走行し、悪路や滑りやすい路面では4WDに切り替えることで、最適なトラクションを確保。燃費効率と走破性を高い次元で両立させています。

4WD走行時には、前後の駆動力配分が機械的に固定されるため、泥濘地や砂地、雪道などでも確実に前進することができます。IMVプラットフォームのラダーフレーム構造と相まって、ランクルシリーズの伝統である「信頼性・耐久性・悪路走破性」をしっかりと継承しています。

開発段階では、世界中の過酷なオフロード環境で徹底的にテストを実施。弱点を洗い出し、ランクルネス(ランドクルーザーらしさ)をつくり込んでいます。ランクル70シリーズと同等のホイールアーティキュレーションにより、片輪が浮くような状況でもタイヤが接地し続け、確実に脱出できる性能を実現しています。

操作性と視認性を両立 – 運転しやすいコクピット

オフロード走行では、直感的な操作性と良好な視認性が安全性に直結します。ランドクルーザーFJは、この点にも徹底的にこだわっています。初めてランクルに乗る方でも、すぐに馴染める使いやすさが魅力です。

視点移動が少なくなるよう、必要な情報を集約したマルチインフォメーションディスプレイを装備。速度やナビゲーション、車両状態など、運転に必要な情報を効率的に表示します。オフロード走行時には、ピッチ角やロール角、方位などの情報も表示可能で、安全な走行をサポートします。

バックカメラの映像はもちろん、マルチテレインモニターなどの先進機能により、車両周辺の状況を的確に把握できます。タッチパネル式のディスプレイオーディオにより、スマートフォン連携も容易で、Apple CarPlayやAndroid Autoにも対応予定です。

シフトノブは自然な操作ができる位置に配置され、各種スイッチ類も機能ごとに集約されています。移動の楽しさを体験できる室内を目指し、様々な環境で運転する時でも瞬時に認知、操作ができるコクピットレイアウトを実現しています。

インテリアは、エクステリアと同様にスクエアなデザインを採用。水平基調のインストルメントパネルにより、車両姿勢が認知しやすく、傾斜地でも水平を保っているかが一目で分かります。低く設計されたカウルとインストルメントパネル上面により、見通しの良い前方視界を実現。ボンネットの先端が見えやすく、障害物との距離感も掴みやすい設計となっています。

2速発進とリアデフロックスイッチ

オフロード走行をサポートする専用スイッチも装備されています。2速発進スイッチにより、雪道や砂地などの滑りやすい路面で、タイヤの空転を抑えてスムーズに発進することが可能です。急な登坂路でもエンジンブレーキを効かせながら安全に下ることができます。

リアデフロックスイッチは、泥濘地やぬかるみなど、極限の悪路での脱出をサポート。リアデファレンシャルをロックすることで、左右の後輪が同じ回転数で駆動し、片輪が空転している状況でも確実に前進できます。これらのスイッチは、運転席から手の届きやすい位置に配置され、必要な時に瞬時に操作できます。

安全装備も充実 – 家族も安心

ランドクルーザーFJには、トヨタの予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」が標準装備されます。

主な安全機能

プリクラッシュセーフティ(衝突被害軽減ブレーキ)

レーンディパーチャーアラート(車線逸脱警報)

オートマチックハイビーム

その他、最新の安全支援機能

オンロードでもオフロードでも、家族みんなが安心して乗れるランクル。コンパクトで取り回しやすいだけでなく、安全性もしっかり確保されているのが嬉しいポイントです!

価格と発売時期

ランドクルーザーFJの日本での発売は、2026年年央(7月頃)が予定されています。価格については正式発表されていませんが、ランドクルーザー70の480万円を下回る設定となる見込みです。

予想価格帯

エントリーグレード:400万円前後〜

上位グレード:500万円前後

ランドクルーザーシリーズの中で最も手に入れやすい価格設定となることで、より多くの方にランクルの魅力を体験していただけるモデルとなります。

LAND HOPPER – さらに冒険は続く

ランドクルーザーFJと合わせて、電動パーソナルモビリティ「LAND HOPPER」のコンセプトモデルも発表されています。

LAND HOPPERって何?

ランクルでたどり着いたさらにその先へ!トレイル(山や森の中にある主に未舗装路の小道)などのオフロードの楽しさを体感できる、新しい電動モビリティです。

こんな使い方が可能に!

ラゲージに積載して旅先でのツーリング

キャンプ場での移動手段として

山道の探検をさらに奥深く

日常の普段使いにも

発売時期は未定ですが、ランドクルーザーFJの世界観をさらに広げる存在として、こちらも注目です。ランクルで行ける場所から、さらにその先へ。移動の楽しみを拡大する、ワクワクするような提案ですね!

デビューまで待てない!ジャパンモビリティショー2025で実車を見よう

ランドクルーザーFJは、10月30日から11月9日まで開催される「ジャパンモビリティショー2025」で日本初公開されます。東京ビッグサイトの会場で、実車を間近で見ることができる絶好の機会です。

コンパクトなボディに本格的なオフロード性能を詰め込み、「Freedom & Joy(自由と楽しさ)」という新たな価値を提供するランドクルーザーFJ。

こんな方におすすめ!

✅ 街乗りでも使いやすいランクルが欲しい

✅ 週末はキャンプやアウトドアを楽しみたい

✅ 予算400万円台でランクルデビューしたい

✅ カスタマイズを楽しみたい

✅ 長く乗れる信頼性の高いクルマが欲しい

2026年年央の発売まで約8ヶ月。予約受注開始後は、人気のランクルシリーズだけに注文が殺到することが予想されます。

トヨタ ランドクルーザーFJ主要諸元(プロトタイプ)

全長: 4,575mm

全幅: 1,855mm

全高: 1,960mm

ホイールベース: 2,580mm

乗車定員: 2列シート5人乗り

エンジン: 2TR-FE 2.7L 直列4気筒ガソリン

最高出力: 120kW(163PS)

最大トルク: 246N・m

駆動方式: 4輪駆動(パートタイム4WD)

トランスミッション: 6速Super ECT

最小回転半径: 5.5m

生産国: タイ

発売予定: 2026年年央(日本)

まとめ:ランクルFJで始まる新しいランクルライフ

新型ランドクルーザーFJは、ランクルファミリーの新しい選択肢として、多くの方にランクルの魅力を届けてくれるモデルです。

ランドクルーザー専門店FLEXでは、新型FJの発売を心待ちにしています。発売開始と同時に、皆様に最高のランクルライフをご提案できるよう、準備を進めてまいります。

※本記事の内容は2025年10月時点の情報に基づいています。仕様や価格は変更される可能性がありますので、最新情報は公式発表にてご確認ください。

執筆者

熊崎 圭輔(くまさき けいすけ)
元輸入車カスタム雑誌の編集長。ドイツ語圏を中心にレンタカーで走り回った旅好き。その後MOTAに移籍。副編集長として、新型車をはじめクルマに関する記事制作に従事。国内外を問わずドレスアップやチューニングにまつわる取材経験から、MOTAカスタムの記事展開にも寄与。純正もいいが、カスタムすれば自分のクルマに対してさらに愛着が湧き、人とは違う個性的なクルマにすることで、人生がもっと楽しくなると考えている。

出典

  1. トヨタ・ランドクルーザー FJ【特設サイト】