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北海道ブリザードラリー2026にFLEXトライトン Rally Specが緊急参戦! クラス2位を獲得!

北海道ブリザードラリー2026 FLEX x SHOW AIKAWA Racing トライトン

北海道ブリザードラリー2026 FLEX x SHOW AIKAWA Racing トライトン

北海道ブリザードラリー2026 FLEX x SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES

北海道ブリザードに参戦

冬季の北海道千歳を舞台に行われる北海道ブリザードラリー1。我らがFLEX x SHOW AIKAWA Rasing with TOYO TIRESチーム2は2025年末の時点で参戦しない予定で進んでいました。しかし、急遽参戦することが決定し、半年ぶりとなるチームの再招集となりました。

ドライバー&コ・ドライバー

ドライバーは川畑真人選手。2025年のラリーカムイでは5位、続くラリー北海道ではいくつかのSSでクラストップや上位を獲得するも、トライトンのセーフティモードによるパワーダウンに悩まされ、クラス8位と結果を出すことができませんでした。そんな悔しさを胸に、今年こそはリベンジをとステアリングを握ります。

そんな川畑選手は、2025年にカザフスタンで行われたWADS(ウインターアジアドリフトショー)に参戦し、雪上での絶妙なドリフトコントロールで観客を大いに沸かせてきたばかり。今回のラリーでもその走りに大きな期待がかかります。

コ・ドライバーには中田昌美選手。アジアクロスカントリーラリー2025では山崎選手のコ・ドライバーとして過酷なラリーを走り切るなど、ナビゲーターとして優れた実力の持ち主。そして何より地元北海道でのラリーということで、雪の路面に慣れているという点でも頼りになる存在です。

マシンはトライトン

マシンは昨年からのキャリーオーバーで三菱トライトン。中央自動車大学校3にてラリースペックへと改修されたマシンには、トーヨータイヤのスタッドレス、OBSERVE(オブザーブ)W/T-R4を装着。冬季のスノーラリーでその真価を発揮できるかがポイントです。

その他の仕様は昨年のラリー北海道から大きな変更はなく、エンジンと駆動系関連では三菱自動車5の技術支援を受けてECUとシフトプログラムの変更を行っています。

気温上昇で難しい路面状況に

2026年のブリザードラリーは、新千歳モーターランド内に作られた2つのSS(SHINCHITOSE A/B)をそれぞれ2本、その後20kmほど離れた安平町に設定されたSS(KASUGA 1/2)を2本、そして帰路の途中にあるゴルフ場周辺に設定されたSS(UENAE KITA)を1本という、合計7つのSSで争われます。

新千歳モーターランドに設定されたコースは真冬の北海道とは思えないほどに気温が上がり、路面はかなりグズグズの状態。とくにトライトンやハイラックスといった車重のあるXCRの車両にとっては、難しい路面コンディションといえるでしょう。

厳しいスタートとなったSS1/SS2

まず皮切りとなるSS1、タイから参戦しているマナ選手(#31 TOYOTA HILUX FAST FORWARD)が素晴らしい走りを見せ、クラストップ。昨年からベンチマークとしている番場選手(#30 CUSCO YHジオランダーHILUX)は続く2番手。川畑選手は前半は番場選手よりもうまくまとめたように見えましたが、後半のコースアウトが響き、羽根田選手(#32 CUSCO DUNLOP HILUX)に続く4位と沈みました。

間髪入れずに行われたSS2では、雪の状態を確かめるように走りながら一つ順位を上げてクラス3位。オーバーオールではマナ選手から11秒遅れ、番場選手からは9秒遅れではありますが、まだまだ射程圏内です。

キモはタイヤの空気圧とショックの減衰セッティング

サービスパークに戻ってきた川畑選手から、リアショックの減衰力が高すぎるので抑えて欲しいとオーダーがあり、減衰を下げる方向でセッティングを行いSS3/4へと送り出しました。

そして迎えたSS3、セッティングがハマったのか、川畑選手は見事にクラストップタイムをマーク。続くSS4ではクラス3位のタイムではありましたが、クラス2位の番場選手との差は僅か0.1秒、そしてオーバーオールではトップのマナ選手から13秒とまだまだ逆転が狙える位置につけています。

覚醒したSS5/6

続くセクション2は安平町の追分地区に設定されたSS5とSS6。新千歳モーターランドで行われたこれまでのセクション1とは異なり、林道と閉鎖された公道を走行する2.43kmのSSです。

トライトンは、セクション1からさらにタイヤの空気圧を下げ、減衰力も下げた状態。そのセッティングがセクション2ではハマりました。SS5ではトップのマナ選手にコンマ3秒差の2位、そしてSS6ではぶっちぎりのクラス1位のタイムで駆け抜けました。

「川畑サンは1本目の走行で攻めながらコースの状況をちゃんと見て記憶してるんです。そして2本目でそれをしっかりと修正しながら走ったのでタイムがグッと上がりましたね」とコ・ドライバーの中田選手。2本目のSS6が一気にタイムアップした理由を明かしてくれました。

この時点でのオーバーオールは番場選手を抜いてクラス2位。マナ選手との差は6秒弱、最後のSS7に勝負を掛けることになります。

クラス2位を獲得!

チーム内では「川畑選手はひょっとしたらサブコンを使うかも?」という話も出ていました。しかし、事前のチームブリーフィングで「今レースは実績を積もう」ということで意見を統一させていました。2位のポジションをキープするか、それとも1位を狙いに行くか、SS7はサービスパークから離れているため、川畑選手の動きはわかりません。

他のクラスの上位車両が数台戻ってきましたが、パタッとマシンの姿が途切れました。空白の時間が20分以上経過した後、最後のSS7はキャンセルと発表がありました。夕方になって雨が降り出して路面がさらに緩み、FFの車両がコースの坂を登れなくなってしまったためでした。

これにより、FLEXのトライトンもSS7を走ることなく北海道ブリザードラリーは終了となり、クラス2位でフィニッシュとなりました。

川畑選手コメント

「苦しいラリーでした。初のブリザードラリーでしたが、SS1でだいぶタイムロスをしてしまって、挽回するペースが作れないかなとは思っていました。でもSS3でクラストップのタイムが出せたことで、もしかしたら縺れるかなと。路面コンディションに足をすくわれることもありましたが、SS6でうまく攻略できたことでクラス2位に上がれました。自分らしいスピードと正確な走りの両立を目指してきた中では、うまく行ったのかなと。欲を言えばSS7を走って逆転優勝を狙いたかったんですが、それは次の機会にお預けですね。ブリザードラリー初参戦としてはよかったのではないかと思っています」

中田選手コメント

「初のコンビで、昨日の夜は全然眠れませんでした。川畑選手はこちらの言ったことに対して応えてくれたので、とてもやりやすかったし、何より楽しかったです。雪のこととかアドバイスできたらもっと良かったなと思っています」

急遽決まったこの北海道ブリザードラリー、いい結果でフィニッシュできたのが何よりの収穫です。次戦の挑戦もぜひ応援よろしくお願いいたします。

執筆者

熊崎 圭輔(くまさき けいすけ)
元輸入車カスタム雑誌の編集長。ドイツ語圏を中心にレンタカーで走り回った旅好き。その後MOTAに移籍。副編集長として、新型車をはじめクルマに関する記事制作に従事。国内外を問わずドレスアップやチューニングにまつわる取材経験から、MOTAカスタムの記事展開にも寄与。純正もいいが、カスタムすれば自分のクルマに対してさらに愛着が湧き、人とは違う個性的なクルマにすることで、人生がもっと楽しくなると考えている。

出典

  1. 北海道ブリザードラリー2026【公式サイト】
  2. FLEX x SHOW AIKAWA Rasing with TOYO TIRESチーム【公式サイト】
  3. 中央自動車大学校
  4. トーヨータイヤ・オブザーブW/T-R【公式サイト】
  5. 三菱自動車【公式サイト】