
今季のFLEXのラリー活動を締めくくるラリー北海道2025。FLEX トライトン ラリースペックの調子も上向いてきました。川畑選手としては昨年のリベンジを果たして、クラス優勝を狙いたいところです。初日のサービスパークの模様をお届けします。
テスト走行からさらにセッティングを変更
各部のアップデートを行って望んだ最終テストでしたが、さらにいくつかの課題が見つかりました。そこから1週間、トライトン1はラリー北海道の開催地、帯広にありました。コースの確認をするレッキに望んだ川畑選手、マシンの感触や路面の状態はどうだったのでしょうか?
川畑選手「トライトンのセッティングは結構上向いてきたと思います。一番感じていたリアブレーキの違和感がかなり解消されたのがよかったです。カムイとは違って砂利と泥っぽい路面でどちらも滑りやすい印象ですね」
サービスパークでは最後までメンテナンス
実はレッキは純正のリアショックアブソーバーで走行していました。テスト走行でキングショックにオイル漏れが発覚し、オーバーホールから戻ってきたのがレッキ前日、交換する時間がなかったというわけです。
FLEXと中央自動車大学校2の先生&学生による混成メカニックチームは、レッキ後、日が暮れてからキングショックへの交換となりましたが、あっと言う間に作業は終了。最終チェックを終えて、ラリー初日は終了となりました。
ブレーキパッドを変更する可能性も
先日のテストでは、フロントブレーキのローター径を下げ、効きを調整したブレーキパッドで走行しました。川畑選手の望む前後のバランスに近づいてはいましたが、もう少しできることがあるだろうということで、再度ブレーキパッドの変更をプロジェクトμ3に依頼していました。そのブレーキパッドが届くのはレース前日。台風の影響が危ぶまれるところです。果たしてどうなるのか?
熱い応援、お待ちしています!
ドライバー川畑選手とコ・ドライバー中谷選手、そして三菱トライトン ラリースペックの準備は整いつつあります。帯広駅前のセレモニアルスタート、そして9月5日からいよいよ十勝地方の林道やグラベルをラリーマシンが駆け抜けていきます。ぜひ、FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES4への熱い応援をお願いします!