ラリー北海道2026 Leg1 素晴らしい走りで初日をクラス2位で通過! XCRスプリントカップ Rd.6

トライトンの記事|

  • 投稿日:2026/9/15
  • 更新日:2026/9/15

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ラリー北海道、レース初日が開幕!

Leg1は、PAWSE KAMUY SHORT(9.47km)、RIKUBETSU LONG(4.63km)、YAM WAKKA(23.49km)という3つのSSを、それぞれ2回、3回、2回と複数回走行する設定です。それぞれのステージは十勝平野に点在していますが、RIKUBETU LONGは最北端の山間部に位置するため、他のSSとかなり毛色が異なります。

マッディでウエットなコースを攻略してクラストップタイムをマーク

ラリー北海道のファーストステージ、パウセカムイ・ショート1。10km弱の設定ですが、昨日の雨の影響でぬかるみが残り、気を抜けない状況。そんななか一番時計を獲得したのは、#106番場選手。我らが#109川畑選手は#108のMana選手に続いて3位。トップとの差は2.1秒と問題ない滑り出し。

SS2は林間のセクションから始まり、開けた丘を駆け降りてくる陸別ロング1。多くの観客が声援を送るなか、川畑選手とトライトンはクラストップタイムを叩き出し、復調を感じさせる走り。Mana選手を逆転し、クラス2位。番場選手との差を1.8秒まで縮めます。

続いて迎えたSS3ヤムワッカ1は、23kmに及ぶロングコース。これまで川畑選手はロングコースよりもショートコースの方がタイムを出せている傾向でしたが、このSS3では最後まで集中力を切らさずに走りをまとめて、Leg1で2回目となるクラストップタイムをマークして1位に浮上しました。番場選手は遅れて、11.3秒後方へ。もちろん安心できる差ではありませんが、今後の走りにも期待が持てそうです。

ライバルたちが脱落

SS3では波乱も起こりました。川畑選手と同じXCR XC-2クラスを走るライバルであるMana選手、松山選手、羽根田選手が相次いでコースオフしてしまったのです。いずれの選手も復帰して走り切ることができず、それぞれ10分のペナルティが課されて戦線から離脱してしまいました。残るは川畑選手、番場選手、柳澤選手、そして竹岡選手の4台ということになります。

路面コンディションが変わるも上位キープ

気温の上昇とともにコースコンディションも変化してきました。本日2本目となるパウセカムイ2、川畑選手は攻めた走りを展開しますが、番場選手と柳澤選手が一枚上手。3.7秒ほど差を縮められますがSS3で得たリードはまだ残っており、川畑選手としては突き放したいところ。

SS5は2本目の陸別ロング2。番場選手は新マシンであるハイラックスの扱いに慣れてきたのか、クラストップタイムを叩き出します。川畑選手も負けじといい走りを見せますが、2.3秒差の2位。じわりじわりと番場選手が差を詰めてきました。柳澤選手は24秒後方ということで、Leg1後半は番場選手とのタイムをどれだけ稼げるかということになります。

FLEXのトライトンはフロントが跳ねるという挙動がLeg1前半で解消できていなかったため、陸別ロング2の後のサービスではダンパーの減衰やタイヤの空気圧の調整を行いました。後半3つステージで快走を期待したいところです。

SS7では3本目のクラストップタイムをマーク!

Leg1の午後はまずSS6のヤムワッカ2から始まります。1本目ではクラストップタイムをマークしていただけに期待がかかりましたが、2本目は柳澤選手がトップ。川畑選手は15秒遅れの3位となり、クラス3位へとポジションダウンしてしまいました。

番場選手は午前中にブレーキトラブルを抱えていたようですが、昼のサービスで解消し、コースにアジャストできた結果2位。川畑選手は6秒先の番場選手を追いかけることになります。

続くSS7パウセカムイ・ショート3、川畑選手は1本目のタイムから見事にアジャストが成功、10秒ほど自己タイムを縮めて本日3本目のクラストップを獲得。番場選手まで4.7秒と、少しその背中が近づいてきました。しかし路面コンディションがドライに近づいていくにつれて、番場選手や柳澤選手のスピードも上がり、差がつきにくくなっており、ワンミスが命取りになる状況、まさに上位3台がしのぎを削っている状況です。

トップの差は射程圏内の6秒!

Leg1最後のステージとなるSS8は、本日3本目となる陸別ロング3。天候がよく気温が上がり、走行後に土が舞うほどに路面が乾いてきたということもあり、タイム差はより付きにくくなりました。ここでも上位3名はわずか1.5秒の間に入るという驚異的なペースでの競り合いを見せ、番場選手がトップ、川畑選手が1.3秒遅れの2位、そして柳澤選手が1.5秒遅れの3位という結果に。

初日を終了して、川畑選手は1位の番場選手から遅れること6秒で2位、3位の柳澤選手は11秒後ろということで、前だけを意識してLeg2での猛追を期待したいところです。

Leg1終了後のコメント

川畑選手と中田選手

川畑選手「SS2-3と走って、自分のなかの時計が見えてきた感じでした。2位で10秒以内に入ればいいなと思っていたので、ほぼほぼ予想通り。路面状況は北に上がっていくに連れて悪くなっていて、とくに赤土が滑る感じです。コース幅いっぱいを使ってしまうこともありました。強い選手と競って僅差でもいいから破りたいと思っていたので、Mana選手がデイリタイヤしてしまったのは残念ですが、番場選手とは好バトルができてますね。まずは完走ですが、ここまできたら優勝したいですね。

中田選手とは話したんですが、1本目でわかったところを2本目に修正して走れればいいなと思います」

川畑選手と中田選手

中田選手「1日目終わってホッとしています。やっぱり明日は川畑さんの得意な、好きなコースが2つあるので、ちょっと期待しつつ、狙えるところは狙っていきたいと思っています」

執筆者

熊崎 圭輔(くまさき けいすけ)
元輸入車カスタム雑誌の編集長。ドイツ語圏を中心にレンタカーで走り回った旅好き。その後MOTAに移籍。副編集長として、新型車をはじめクルマに関する記事制作に従事。国内外を問わずドレスアップやチューニングにまつわる取材経験から、MOTAカスタムの記事展開にも寄与。純正もいいが、カスタムすれば自分のクルマに対してさらに愛着が湧き、人とは違う個性的なクルマにすることで、人生がもっと楽しくなると考えている。

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