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【2026年1月登場?!】トヨタ新型ハイエース「9型」マイナーチェンジ最新情報|クルコン標準化・ガッツミラー廃止で激変!

2026年マイナーチェンジ9型ハイエース登場か?

フルモデルチェンジの噂も出てきていますが、200系ハイエースはまだまだ続投が決定したようです! 2026年1月にマイナーチェンジを行い、9型へ。ACCの標準装備化やガッツミラーの廃止、セーフティセンス3.0搭載など、ビッグマイナーとも呼べそうなアップデートの内容を予測します。

10秒でわかるこの記事の要約

トヨタ ハイエース1が2026年1月13日に9型へマイナーチェンジし、2025年12月4日から先行受注を開始。ACC標準装備やガッツミラー廃止など過去最大級の改良を実施。

全車にアダプティブクルーズコントロールを標準化し、パノラミックビューモニター採用でフロントアンダーミラーを廃止。7インチデジタルメーターと8インチディスプレイも標準装備となる。

トヨタセーフティセンス3.0へのアップグレードやフリーストップバックドアの採用により、安全性と利便性が大幅に向上。価格は20万~30万円程度の値上げが見込まれる。

新型ハイエース9型、ついに受注開始へ

トヨタの商用バン「ハイエース」が2026年1月13日に9型へとマイナーチェンジし、2025年12月4日から先行受注が開始されることが明らかになりました。現行の200系をベースにした過去最大級のマイナーチェンジとなり、フルモデルチェンジ級の大幅な装備充実が図られます。

現在、8型ハイエースは受注停止中ですが、12月からの受注再開は新型9型が対象となる見込みです。これまで待っていたユーザーも、これから注文するユーザーも、自動的に9型への移行となるでしょう。

9型で何が変わる?主要変更点を徹底解説

実施されるマイナーチェンジは、ビッグマイナーと呼んでもいいほどに内容が充実しています。主な変更点は次の通りです。

待望のアダプティブクルーズコントロール(ACC)標準装備

全車にアダプティブクルーズコントロール(ACC)が標準装備され、長距離運転時の疲労軽減が期待できます。これまでハイエースユーザーが最も望んでいた装備の一つであり、高速道路での運転が劇的に快適になります。

ガッツミラー廃止でスッキリとした外観に

いわゆる「きのこミラー」「ガッツミラー」と呼ばれるフロントアンダーミラーを廃止し、パノラミックビューモニターを標準装備します。これにより風切り音が低減され、静粛性も向上。ただし、レスオプションを選択した場合はガッツミラーを装着することも可能です。

デジタルメーター&大型ディスプレイ標準化

7インチTFTメーター+LCDメーター、8インチディスプレイオーディオを標準装備し、情報表示が大幅に向上します。現行シエンタやランドクルーザー250などにも採用されている定番のデザインを採用しています。

トヨタセーフティセンス3.0へアップグレード

トヨタセーフティセンス3.0へアップグレードすることで、プリクラッシュセーフティの検知範囲が拡大され、夜間の自転車運転者、昼間のバイク、交差点右左折時の横断自転車運転者、交差点に進入する際の車両および自動二輪車の検知に対応します。

ノア&ヴォクシー譲りのフリーストップバックドア

ノア&ヴォクシーと同様の「フリーストップバックドア」を採用し、好みの位置でバックドアを保持できるようになります。これにより、狭い駐車場や天井の低い車庫でも荷物の出し入れが格段にしやすくなります。

LEDヘッドライトのデザイン刷新

新デザインのBi-Beam式LEDヘッドライトを採用し、LEDデイタイムランニングライトも追加されます。内部機構の刷新により、外観の印象が大きく変わります。

その他の装備充実

  • フロントシートヒーターを採用
  • ディーゼル車の燃費を改善し、AdBlueタンクの容量を拡大、マルチインフォメーションディスプレイにAdBlueの残量表示を追加
  • ボディカラーはホワイトパールクリスタルシャインを廃止し、プラチナホワイトパールマイカを設定
  • 価格はどうなる?値上げ幅を予測

    装備アップ分が上乗せされ、価格は20万~30万円ほどアップするとの見方が有力です。しかし、これだけの装備が標準化されることを考えれば、妥当な価格設定と言えるでしょう。

    正式な価格は2025年12月の先行受注開始時に判明する予定です。

    フルモデルチェンジは待つべき?それとも9型を買うべき?

    ジャパンモビリティショー2025で発表されたハイエースコンセプトなどから、次期型ハイエース(400系?)の噂も囁かれています。こちらの記事でも予想しましたが、200系から大きくアップデートされ、まったく新しいハイエースへと変貌しそうです。

    次期型(400系?)フルモデルチェンジの展望

    2026年から2027年にかけて、セミボンネット構造を採用したフルモデルチェンジ版の登場が予想されています。TNGAプラットフォーム採用による快適性の改善、ディーゼルやハイブリッドを含む多様なパワートレインの選択肢が用意される見込みです。

    ただし、現行の200系も併売される見込みで、ユーザーは用途に応じて新旧モデルを選択可能になるとの情報もあります。

    9型購入のメリット

  • 実績のある200系プラットフォーム:20年以上のノウハウが詰まった信頼性の高いパッケージ
  • 日本市場に最適化された4ナンバー規格:使い勝手の良さは変わらず
  • 豊富なカスタムパーツ:200系用の膨大なアフターパーツが活用可能
  • 200系の集大成:9型は現行モデルの最終進化形となる可能性が高い
  • こんな方には9型がおすすめ

  • すぐにハイエースが必要な法人・個人事業主
  • 現行のボディサイズや使い勝手を重視する方
  • カスタムベースとして活用したい方
  • v実績のあるプラットフォームを求める方
  • 納期と購入のタイミング

    高速道路の運転が劇的に楽になるアダプティブクルーズコントロール(ACC)の搭載と、外観がスッキリし、カメラが標準装備となるガッツミラーの廃止という魅力的な改良に惹かれた新規ユーザーと、これまで待っていたユーザーが一斉に注文することが予想されます。

    人気グレードは納期が長期化する可能性が高いため、早めの相談をおすすめします。

    まとめ:商用車の新時代を切り拓く9型ハイエース

    新型ハイエース9型は、単なるマイナーチェンジの枠を超えた大幅な進化を遂げています。ACC標準装備による運転支援の充実、ガッツミラー廃止によるスタイリッシュな外観、デジタルメーター化による情報表示の向上など、商用車の常識を変える装備が満載です。

    2025年12月4日からの先行受注開始、2026年1月13日の正式発表を前に、今からディーラーで詳細を確認しておくことをおすすめします。フルモデルチェンジを待つか、9型を購入するか、それぞれのニーズに合わせた選択が重要です。

    執筆者

    熊崎 圭輔(くまさき けいすけ)
    元輸入車カスタム雑誌の編集長。ドイツ語圏を中心にレンタカーで走り回った旅好き。その後MOTAに移籍。副編集長として、新型車をはじめクルマに関する記事制作に従事。国内外を問わずドレスアップやチューニングにまつわる取材経験から、MOTAカスタムの記事展開にも寄与。純正もいいが、カスタムすれば自分のクルマに対してさらに愛着が湧き、人とは違う個性的なクルマにすることで、人生がもっと楽しくなると考えている。

    出典

    1. >>トヨタ・ハイエースバン【公式サイト】