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ランドクルーザープラド120と150の違いとは?ボディ・内装・走破性能を比較

120プラドと150プラド

ランドクルーザープラド120と150プラドの違いを、ボディサイズ・内装・走破性能の観点から徹底比較します。2009年に生産終了した120プラドと、後継の150プラドも2024年に生産を終了していますが、2026年現在いずれも中古市場で根強い人気を誇ります。そんな2モデルを比較してみました。

旧型同士の比較? いいえ、まだまだ現役です

ランドクルーザー プラド120(以下・120プラド)が登場したのは2002年のこと。ミドルクラスSUVに「高級化」という新しい価値観をもたらした記念碑的なモデルです。先代の90プラドがクロカン寄りのキャラクターだったのに対し、120プラドは当時のトヨタ最高級セダンと同等の内装クオリティを持ち込み、それまでのSUVのイメージをがらりと変えました。

2009年の生産終了から、2026年現在ですでに17年。後継の150プラドも2024年に生産を終え、現在はランドクルーザー250が現行モデルとして販売されています。そんな状況にもかかわらず、フレックスの店頭では「120プラドを探している」「150プラドと迷っている」というご相談が今でも絶えません。今回は、そんなおふたりのプラドを2026年の視点から改めて比較してみたいと思います。

ロング(5ドア)とショート(3ドア)から選べる120プラド

150プラドにはラインナップがなかったショート(3ドア)ボディを最後まで継続していたのが、120プラドの大きな特徴のひとつです。ランドクルーザー70系から引き継がれてきたショートボディの伝統は、120プラドの世代をもって幕を閉じました。

全幅こそロングと変わりませんが、ショートはロングと比べて全長が375mm短く、最小回転半径も0.6m小さくなっています。街中での取り回しの良さは言うまでもありませんが、オフロードでもショートボディは有利です。ランプブレークオーバーアングル(前後タイヤの下端から車体中央下部までの角度)が深くなるため、悪路での腹下ヒットが起きにくいというのがその理由です。

ロング(5ドア)についても、150プラドより全長・全幅がひとまわり小さく、扱いやすいボディサイズです(全高は120プラドの方が高く、150プラドの方が低くなっています)。ボディサイズの詳細は以下の通りです。

車種 ランドクルーザー120プラド(ショート) ランドクルーザー120プラド(ロング) ランドクルーザープラド150
全長 4,340mm 4,715mm 4,760mm
全幅 1,875mm 1,875mm 1,885mm
全高 1,870mm 1,855mm 1,835mm
最小回転半径 5.1m 5.7m 5.8m
車両重量 1,790~1,830kg 1,880~2,060kg 2,040~2,300kg
駆動方式 フルタイム4WD フルタイム4WD フルタイム4WD

※ボディサイズは代表的最終モデル(オプション装備等を除く)
※車両重量はオプション装備等を除く

120プラドと150プラドのインテリアの違い

内装の話になると、120プラドの凄みがより鮮明になります。当時のトヨタ最高級セダン・セルシオをモデルにしたというダッシュボードは、曲線を多用した柔らかな造形が印象的で、センター上部に組み込まれたディスプレイ、木目パネルの配置、本革シートの質感など、登場から20年以上が経った今でも十分に高級感を感じさせます。当時「SUVといえば泥臭い」というイメージを覆し、全く新しいユーザー層を取り込んだのは、この内装の力が大きかったと思います。なお、120プラドと同じプラットフォームを使用したレクサスモデルとして、北米向けにGX470が設定されていたことも、その完成度の高さを裏付けています。

150プラドの内装は一転して直線基調のスタイリッシュなデザインで、大ぶりなダイヤル類の操作感も良く、洗練された印象です。「ラグジュアリーさを求めるなら120プラド、機能美を求めるなら150プラド」という表現がしっくりきます。

また、全高が高い120プラドは室内高もわずかに高く、開放感があります。室内サイズの比較は以下の通りです。

車種 ランドクルーザー120プラド(ショート) ランドクルーザー120プラド(ロング) ランドクルーザープラド150
室内長 1,805mm 2,520mm 2,520mm
室内幅 1,535mm 1,535mm 1,565mm
室内高 1,260mm 1,260mm 1,240mm
乗車定員 5名 5~8名 5~7名

走破性能は120プラドも引けをとらない

走行性能の面でも、120プラドは決して古さを感じさせません。

両車に共通するのは、センターデフにトルセン式LSDを採用し、センターデフロックも装備していること。120プラドの上級グレードには電子制御エアサスペンションとアクティブTRC、VSCも採用されています。さらに120プラドは全グレードで2速サブトランスファーを備えており、車体が軽量なこともあって、極低速での登坂性能や悪路走破性は相当なレベルです。

150プラドはランドクルーザー200から受け継いだ先進的な電子制御技術が持ち味です。路面状況に応じて前後スタビライザーの効きをコントロールするKDSS、低速走行時のトラクションを自動最適化するクロールコントロール、5つの路面モードを選べるマルチテレインセレクト——これらはいずれも、ある程度の速度域での悪路対応力を高める方向の装備です。

整理すると、120プラドは「低速でじっくりこなす」タイプ、150プラドは「システムが状況を判断してアシストする」タイプといえます。どちらも日本国内で使う分には過剰なほどの性能を持っていますが、自分のオフロードスタイルに合わせて選んでみるのも面白いと思います。

2026年時点でどちらを選ぶか

後継の150プラドが2024年に生産を終了した今、120プラドも150プラドもどちらも「選んで乗る旧型車」という位置づけになりました。フレックスの在庫では、2026年現在の120プラドはおおむね240万〜360万円前後(グレード・年式・状態により変動)で流通しています。150プラドはより新しい個体も出回っており、状態次第で価格帯の幅が広くなっています。

「ラグジュアリーな内装と個性的なスタイルを重視したい」なら120プラド、「電子制御の充実したシステムで多様な悪路に対応したい」なら150プラドが向いているでしょう。そして「現行モデルに乗りたい」という方には、2024年に登場したランドクルーザー250が選択肢に入ります。

いずれのモデルもリセールバリューは一般的な乗用車より高く、ランドクルーザーならではの「乗り替えても損をしにくい」という強みは健在です。どのモデルについても、全国のフレックス ランドクルーザー取扱店にお気軽にご相談ください。

ランドクルーザー120プラド オススメの中古車在庫

執筆者

武内 祐徳(たけうち ひろのり)
モトクロス/エンデューロなどダート系2輪レース参戦を趣味としており、マシンを運ぶためのトランスポーターとしてハイエースを所有。学生時代に建築を学んできた知識を活かし、自らハイエースの内装カスタムなども手掛ける。ハイエースやランクルの素晴らしさを多くの人に知ってほしいと自動車ウェブメディアの編集者へ転身。得意な車種はハイエース/ランドクルーザー/ロードスター/ジムニーなど。