サイトアイコン 中古車・中古車検索ならFLEX<フレックス>

【車好きがこだわる】NV350キャラバン:グレード別解説

NV350キャラバン

様々なニーズに応えるバンには多彩なラインナップを用意

NV350キャラバンには多彩なグレードバリエーションが揃っています。4ナンバー登録となる標準ボディのバンには、ロングボディ・標準ルーフ・低床の「DX」と「プレミアムGX」が用意されています。いずれも2.0リッターガソリンと2.5リッターディーゼルターボが選べるほか、スイッチひとつで2WDと4WDを切り替えられるパートタイム4WDも設定されました。また、1ナンバー登録となるものの、スーパーロングボディ・標準幅・ハイルーフの組み合わせも選択可能です。

NV350キャラバン、仕様の違い

ワゴンとマイクロバスの仕様について

3ナンバー登録となるワゴンはロングボディの「DX」と「GX」、スーパーロングボディの「GX」があります。いずれも10人乗り仕様で、「GX」ではオートスライドドア付き(特装車)を選ぶことができます。エンジンは2.5リッターのガソリンとなり、2WDの設定のみになります。ワイドボディは、1ナンバー登録となるバンに2.5リッターディーゼルターボ(4WD)と2.5リッターガソリン(2WD)の「DX」がラインナップされています。その他、2ナンバー登録の14人乗りマイクロバスのGXの設定も選ぶことができます。マイクロバスのエンジンは2.5リッターディーゼルターボのみで2WDだけの設定となります。

NV350キャラバンの人気モデル

キャラバンで一番人気のプレミアムGX

NV350において人気があるのは「プレミアムGX」。ハイエースのスーパーGLに相当するグレードです。エクステリアではメッキグリル/カラードバンパーやフォグランプが標準装備。プライバシーガラスを採用するほか、インテリジェントキー&プッシュエンジンスターター、(オーディオレスながらも)4スピーカー、大容量マルチセンターコンソールなど充実した実用装備を誇ります。DXには設定されない、カラーで車両情報を表示するファインビジョンメーターが装備されるのもプレミアムGXの特徴です。また、リアシートは50対50の左右分割式を採用。座面、シートバックともにクッション厚があり、乗用に耐えるものとなっています。ただし、マルチセンターコンソールを採用するため、前席3人掛けのDXが6名乗車定員なのに対し、プレミアムGXは5名乗車定員となります。いずれも後席は3人掛けです。

NV350キャラバンに設定された特別仕様車について

また、DXとプレムアムGXにはオーテック「Rider」が用意されています。専用装備として、フロントグリル、フロントプロテクター、光輝モール(フロントバンパー)、エンブレム(Rider/AUTECH)が与えられており、オーテック扱いのオプションとしてLEDデイタイムランニングライトも選択可能です。また、ベースグレードがプレミアムGXの場合、「ライダーインテリアパッケージ」が選択できる。これは本革巻3本スポークステアリングや専用ドアトリム地、専用防水シート地に加え、専用LEDデイタイムランニングライトが装備されます。ロンリューム加工を施した床張りの「トランスポーター」は特装車としてラインナップされています。ただし、プレミアムGXをベースにアフターマケットのパーツなどを利用すれば、同様のカスタマイズを施すことは可能です。

NV350キャラバンのスペック

バン プレミアムGX ロングボディ・標準幅・標準ルーフ・低床

全長 mm 4695
全幅 mm 1695
全高 mm 1990
ホイールベース mm 2555
トレッド 前/後 mm 1475/1450(2WD) 1470/1450(4WD)
最低地上高 mm 170
床面地上高 mm 625
最小回転半径 m 5.2(2WD) 5.7(4WD)

バン GX スーパーロングボディ・ワイド幅・ハイルーフ・低床

全長 mm 5230
全幅 mm 1880
全高 mm 2285
ホイールベース mm 2940
トレッド 前/後 mm 1660/1635(2WD) 1655/1635(4WD)
最低地上高 mm 170
床面地上高 mm 625
最小回転半径 m 6

執筆者

武内 祐徳(たけうち ひろのり)
モトクロス/エンデューロなどダート系2輪レース参戦を趣味としており、マシンを運ぶためのトランスポーターとしてハイエースを所有。学生時代に建築を学んできた知識を活かし、自らハイエースの内装カスタムなども手掛ける。ハイエースやランクルの素晴らしさを多くの人に知ってほしいと自動車ウェブメディアの編集者へ転身。得意な車種はハイエース/ランドクルーザー/ロードスター/ジムニーなど。