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【車好きがこだわる】トヨタ ハイエースのオーディオ環境を良くしてみませんか? スピーカー交換、増設やデッドニングの紹介

ハイエースのオーディオ環境を良くしてみませんか? スピーカー交換、増設やデッドニングの紹介

前回はハイエースの暑さ・寒さ対策についてご紹介しました。調度、今は夏真っ盛りで暑さが気になっている方もいるでしょう。その際は前回のコラムをご覧ください。内張りを剥がし、断熱材を張る対策の際にオーディオ環境の改善作業も同時に行ったのは前回のコラムでも紹介しました。今回はそのオーディオ環境改善についてのコラムになります。スピーカーの交換や増設、音響効果改善のためのドアや天井のデッドニング作業をご紹介します。

ノーマルのハイエースのオーディオ環境ってどうなの?

悪くはないが良くもない。至って普通のオーディオ環境

ハイエースは貨物車としてのルーツがあり、高級なオーディオ環境は用意されていません。酷いワケではないですよ。ただ、オーディオにこだわる人にとっては改善の余地はいくらでもある車です。車のオーディオカスタムだとデッキ(オーディオデッキ)とスピーカー(低音用がウーファー、高音用がツィーターと呼ばれています)のどちらかを高品質なモノに交換するのが一般的ですね。デッキから送られてくる信号を増幅させてスピーカーに送り込むアンプが必要なこともあります(最近の車ではアンプとデッキはナビに内蔵されていることがほとんど)。ハイエースでは純正・社外のナビがデッキやアンプ機能も兼ねており、デッキ単体で交換が行われることはありません。そのため、スピーカー交換で音質を改善するのが一般的というワケです。この他、デッドニングやドアチューニングと呼ばれるドア内部に防振材を張り付けて音響効果を高める作業もあります。ハイエースはボディがシンプルに作られているため、デッドニングが非常に効果的です。また、こだわる方だとデッキからスピーカーへつながるケーブルを高品質にする方もいらっしゃいますね。

人気のハイエース・レジアスエース

前後スピーカー交換、スピーカー増設、デッドニング作業です

今回お客様からオーダーいただいたのは前後のスピーカーの交換、Aピラーへの新しいスピーカー(ツィーター)を埋め込み作業。フロントドアのデッドニング作業です。これに加えて車内各部の防音作業も行いましたが、こちらは音響効果の改善というよりはエンジン音や車外から入ってくる音を遮断するのが目的でした。外からの邪魔な音が聞こえにくくなるので、オーディオ環境改善にも効果がありますが、静かな室内を作るためにも効果的ですよ。後部座席でお子さんがアニメや映画を見るような方、長距離移動中にお子さんが後部座席で寝ることが多い方などには防音作業もオススメです。なお、運転席下にあるエンジンルームやリアのタイヤハウスの防音作業も合わせて行うのもオススメしますが、そちらは前回紹介したエンジンルームの断熱作業と一緒に行いました。詳しくは前回のコラムをご覧ください。

今回の作業内容とかかった費用について

お客様が選ぶスピーカーなどによっても違いますが(今回の作業ではナビがカロッツェリア製なので、カロッツェリア製のスピーカーで統一)、今回の作業内容と価格をざっくりと紹介すると…

  • Aピラーツィーターキット:約4万円+工賃
    ※Dピラーやリアゲート、リアクーラー吹出し部分にスピーカーを増設も可能
  • フロントスピーカー:左右で約8,00円+インナーバッフルキット約4,000円+工賃
    ※スピーカーの種類によって価格は変わります
  • リアスピーカー:左右で約7,500円+工賃
    ※スピーカーの種類によって価格は変わります
  • サブウーファー2列目シート下に増設:約2万円+工賃
  • デッドニング:ドア2枚で約2万円
    ※デッドニングする箇所によって複数のメニューがあります。
  • 断熱・遮音:約5万円~(フル防音断熱セットで約16万円)
  • となります。お客様の要望・予算に応じて、オーディオ環境改善プランは複数お出しできるので何なりとご相談ください。

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    執筆者

    武内 祐徳(たけうち ひろのり)
    モトクロス/エンデューロなどダート系2輪レース参戦を趣味としており、マシンを運ぶためのトランスポーターとしてハイエースを所有。学生時代に建築を学んできた知識を活かし、自らハイエースの内装カスタムなども手掛ける。ハイエースやランクルの素晴らしさを多くの人に知ってほしいと自動車ウェブメディアの編集者へ転身。得意な車種はハイエース/ランドクルーザー/ロードスター/ジムニーなど。