10秒でわかるこの記事の要約
ハイエースベールなら、トルクを従来比10%増の330N・mに高め、専用ショックアブソーバーで足回りも強化したスポーティ仕様車のダークプライムSをさらにスポーティにカスタムできます。
FLEXのオリジナルブランドである67 ROKU NANAのリア追加スタビライザーやフロント強化スタビライザーは、高速走行時の横風やカーブでの車体の挙動を抑え、乗り心地と安定性を向上させることができます。
柿本GT box 06&Sマフラーや玄武ハイパーフローフィルターによる給排気の効率化、14段階調整可能なコンプリートショックなど、走りと快適性を両立するカスタムが可能です。
走りのスペックを上げた特別仕様車『ダークプライムS』
2025年2月に発表されたハイエースの特別仕様車『ダークプライムS』1は、そのスポーティな内外装の仕様も魅力的ですが、注目はメーカー純正チューンとも呼べる走りのスペックを引き上げた車という点でしょう。
エンジンは従来と同じ1GD-FTV(2.8Lターボディーゼル)ですが、トルクを従来モデルの10%アップとなる330N・mを発揮しています。同時に足回りも強化されており、専用ショックアブソーバーが前後に採用されています。
カスタムでさらにその走りをアップグレードしましょう!!
そんな走りのスペックをさらにアップグレードできるカスタムパーツを紹介します。いずれのアイテムも純正の走りを伸ばし、快適性をさらに引き上げることができるものです。
67 ROKU NANA リア追加スタビライザー
リアの挙動を抑制して、しっかりとタイヤを接地させたいという要望は、ハイエースバンオーナーからよく耳にします。リアにスタビライザーが純正装着されていないハイエースバンは、どうしてもリアが跳ねがちです。
そこでオススメしたいのが、67 ROKU NANA リア追加スタビライザーです。FLEXがこれまで圧倒的な台数を手掛けてきたハイエースバンのカスタムの経験から生まれたオリジナルブランド『67 ROKU NANA』のなかでも、抜群に人気のある商品です。
このスタビライザーをリアに追加することで、リアのショックアブソーバーとサスペンションの動きを制御し、適切なトラクションを実現します。高速道路を走行しているときに横風で煽られたり、カーブを曲がるときに車体が外側に倒れそうになるといった、怖いと感じる挙動を抑えてくれます。ハンドルを握るドライバーはもちろん、同乗者も安心して乗っていただけるようになるカスタムパーツです。
価格:2WD/4WD ¥69,300(税込み・工賃別)
67 ROKU NANA フロント強化スタビライザー
ハイエースは乗り心地がよくない。カーブでもふらつくし、高速でもフラフラする。そんな印象を覚える方が多く、とくに乗用車から乗り換えた方は酔ってしまう人もいるようです。
そんなときは67 ROKU NANA フロント強化スタビライザーの装着がオススメです。フロントは純正でスタビライザーが装着されていますが、パイプ径を見直して純正より太いものにすることで、フロントの挙動を落ち着かせます。
リア追加スタビライザーと合わせて装着すれば、しっかりとしたハンドリングとコーナリングを実現。さらにブレーキングも安心して行えます。
こちらも走りと同時に乗り心地をアップできるアイテムなので、同乗者にも喜んでもらえるはずです。
価格:2WD ¥46,200(税込み・工賃別)
価格:4WD ¥57,200(税込み・工賃別)
67 ROKU NANA コンプリートショック HARMOFREQ®Ver
従来モデルよりも強化されたショックアブソーバーを装着しているダークプライムSですが、もっと自分好みの走りと乗り味にしたいという方には、67 ROKU NANA コンプリートショック HARMOFREQ®Verがオススメです。
このアイテムは、多くの自動車メーカーにショックアブソーバーを供給するKYBの開発したHARMOFREQ®(ハーモフレック)を採用したもので、車の振動周波数に応じて減衰力を自動で調整してくれます。さらに14段階の減衰力調整機構も付いているので、乗る人数や走るシチュエーション、荷物の量、自分の好みなどに合わせてセッティングすることができます。
乗り心地の改善もできる67 ROKU NANA コンプリートショック HARMOFREQ®Ver、走りに不満のあるハイエースオーナーはぜひご検討ください。
価格:2WD/4WD ¥115,500(税込み・工賃別)
PIVOT スロットルコントローラー
長距離を移動するなら、できるだけ快適に走りたいですね。でもアクセルを踏みっぱなしにするのは、結構疲れの原因になっていたりします。最近は設定した車速を保ってくれる「クルーズコントロール機能」が付いている車両が多いですが、残念ながらハイエースには装備されていません。
そんな便利な機能を後付けできるのが、この「PIVOT スロットルコントローラー」です。 スロットルコントローラーを装着し、ステアリングコラムに純正レバーを追加することで、手元で速度のコントロールが可能になります。前車を感知して速度を調整するアダプティブコントロールではありませんが、アクセルを踏み続けるという行為から解放されるので、運転がずいぶん楽になるはずです。
価格:¥68,200(税込み・工賃込み)
柿本 GT box 06&S マフラー
従来モデルよりも10%トルクがアップしたダークプライムSですが、実は最大トルクの発生回転数も変更されています。トルクバンドが少し狭くなったことで、小気味よくシフトアップしていくようなセッティングで、スポーティな走りを実現しています。
そんなダークプライムSには給排気のアップグレードもオススメです。柿本の「GT box 06&S」はワゴンや1BOX向けに開発されたモデルで、中低速のトルクを確保しつつ、高回転のレスポンスを強調するという性能を持っています。クイックなレスポンスとともに、しっかりとした消音と軽量化も実現しています。走りを磨きたいオーナーにオススメのマフラーです。
価格:2WD/4WD ¥70,400(税込み・工賃別)
玄武 ハイパーフローフィルター
マフラーを変更して排気効率を上げたら、同時に吸気側も効率のいいものに交換しましょう。「玄武 ハイパーフローフィルター」はハイエースの1GD-FTVエンジン向けに専用開発したもので、ケース剛性の高いラバーフレーム構造と、吸気効率の高いSUSスーパーファインメッシュを採用しています。
アクセルに応じてフレッシュエアを効率よく取り込めるようになるので、エンジンレスポンスを向上させることができます。また、アクセルを踏んだときの吸気音が官能的で、ドライバーの気分も上げてくれます。
価格:2WD/4WD ¥13,200(税込み・工賃別)
CRS モーションコントロールビーム
走行しているときに路面からの大きな入力はサスペンションが働くことで受け止めていますが、実は足回りだけでなくボディのいたるところが歪み、常に動いています。この微細な揺れや歪みを制御して、乗り心地を改善するのが、CRS モーションコントロールビームです。
モーションコントロールビームはAISINが開発したもので、摩擦機構とスプリング機構を組み合わせることで、ボディの変形の抑制と振動を吸収する効果があります。装着後はボディの振動が減り、足回りがしっかりと動くようになります。また乗り心地も改善されるので、運動性能に加えて快適性もアップします。
価格:フロント・リアセット 2WD/4WD ¥129,800(税込み・工賃別)
エアチェックセンサー TPMS
走りを磨く場合、チューニングパーツに注目が集まりますが、タイヤの空気圧を管理しておくのも重要なポイントです。最近では空気圧センサーが標準装着されている車両もありますが、200系ハイエースは未装着です。家と言って、ガソリンや軽油を給油するタイミングで必ず空気圧をチェックするのも面倒ですね。空気圧は低すぎても高すぎても本来の走りや乗り心地にはなりませんし、燃費が悪化したり、最悪の場合パンクしてしまうこともあります。
そこでオススメしたいのが、後付けのエアチェックセンサー(TPMS)です。各タイヤのセンサーから空気圧の情報を取得して、車内でモニタリングすることができます。また、最近ではBluetoothでスマホに飛ばして、専用アプリで情報を確認できるタイプも販売されています。
タイヤの組み換えや履き替えのタイミングで、空気圧センサーを導入してみてはいかがでしょうか?
走り系のカスタムもハイエースベースにお任せください
ハイエースベースでは、ハイエースの走行性能を引き上げるカスタムやチューニングも可能です。ダークプライムSは純正で走りを磨いたモデルですが、さらに自分好みの走りや乗り心地に仕立ててはいかがでしょうか? 今回はダークプライムSに向けたカスタムパーツやチューニングパーツをセレクトしてみましたが、もちろんその他のハイエースでも装着が可能です。
スポーティなカスタムは乗り心地が悪化すると思われているかもしれませんが、セッティングで純正よりも改善できるアイテムも多数あります。ぜひ、パーツのセレクトやセッティングのノウハウを持ったスタッフにご相談ください。
