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2019.5.22

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【Vol.2】 Team EAST WIND号がついに完成! とりあえず、いつもの装備を載せてみた。

2019.5.22

連載:Renoca Adventure

新しいチームカーと初対面!

2019年の5月に初開催された、WOWOW主催の野外音楽フェス「FUJI&SUN’19」の会場で、新しいチームカーと初めて対面した。車幅はワイドで、車高はミドルルーフタイプのハイエース200系。最初の印象はデカイ! これならカヤックもマウンテンバイクも余裕を持ってたくさん積める。
そして、カスタマイズされたフェイスと車体塗装は、レトロチックかつ威風堂々とした姿で、インチアップしたホイールとマッドテレーンタイヤが相まって圧倒されそうな雰囲気を感じさせる。

新しいチームカーと初対面

積載能力が格段に向上

積載能力が格段に向上

早速今までのハイエースから装備を詰め替えてみる。車幅が広いとこんなにも積載能力が上がるのかと感嘆し、ルーフが高くなった分をパドル収納スペースとした。パドルが動かないように調整する必要があるが、フルカーボンでデリケートなパドルを独立して収納できるのは有り難い。

とことんアドベンチャー仕様に

さらに、シートには防水性を高めるレザーカバーを装着し、荷室の床も防水性シートを張り巡らせてある。川下りするときは濡れたウエットスーツのまま運転することもあり、防水対策は欠かせない。シーカヤックやラフトボートをルーフに積んで固定するときは、フロントバンパー付近にロープを伸ばして固定する。そのため、取り外し可能な牽引フックも装備してもらった。

今後のアップデートも楽しみ!

車内に関しては、マウンテンバイクを何台も積んだ時のために、簡単に固定する為の工夫の余地はまだあるので、今後改良を重ねていく予定だ。今回は野外音楽フェス「FUJI&SUN’19」での初お披露目だが、これからチームカーとしてイーストウインドと一緒に活躍していく経過をこの連載で報告していきたい。

田中正人さん

著者:田中 正人TANAKA MASATO

1993年第1回日本山岳耐久レースで優勝し、それがイベントプロデューサーの目に留まり、レイドゴロワーズ・ボルネオ大会に間寛平チームとして出場。日本人初完走を果たす。 以降、8年間勤めた化学会社を辞め、プロアドベンチャーレーサーに転向。数々の海外レースで実績を作り、国内第一人者となる。
現在、海外レースに出場する一方で、国内イベントの企画、運営及び講習会や、若手育成、アウトドアスポーツの普及振興にも携わる。また、自身の経験を活かし「人間が学ぶものは全て自然の中にある」をテーマに全国で講演を展開する。