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2019.9.25

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【Vol.9】ステッカーチューン見参!

2019.9.25

連載:Renoca Adventure

気分が盛り上がるステッカーチューン!

なんとチームカーにステッカーチューンをしていただいた。 カッコイイです!! ステッカーがあるとないとでは、気分がかなり変わる。チームであることの意識が盛りあがり、トレーニングもやる気になる。ステッカーにはそんな「気」を起こさせる魔力があるのかもしない。

17年ぶりに復活したEco Challengeへ

17年ぶりに復活したEco Challengeへ

9月にフィジーで開催されるレースに出場をする。なんと17年ぶりに復活するEco Challengeである。Eco Challengeは、1992年にTVプロデューサーのマーク・バネット氏(アメリカ)が創設。冒険的要素と環境メッセージを盛り込んだ圧倒的なスケールで、世界のアドベンチャーレーサーを魅了した。何より、彼が敏腕プロデューサーであることから、未踏の地を行くアドベンチャーレースを巨大なエンターテイメントに押し上げた。
僕も1996年カナダ大会を皮切りに、2001年ニュージーランド大会まで出場した。1997年オーストラリア大会では、捻挫した女性メンバーを男性メンバー3人でおぶってレースを続けた。残念ながらリタイヤとなってしまったが、メンタルの強さとあきらめない精神を讃えられ、Special Spirit Award(特別賞)を授与された。 以降、Eco ChallengeではSpecial Spirit Awardが設置され、各大会で感動を呼んだチームに与えられた。

Eco Challenge Fijiは、男女混成4人とアシスタント1人というチーム構成。アシスタントは種目入れ替えの地点となるトランジットエリアに先回りし、チームのマウンテンバイク組立、片づけ、温かい食事の用意など、チームの世話役となる重要な役目だ。
選手は僕(田中正人)、西井万智子(マチマチ)、安田光輝(キラリン)、米元瑛(ヨネ)、そしてアシスタントに、2000年マレーシア大会と2001年ニュージーランド大会にイーストウインドメンバーとして出場した高畑将之(ヤク)が就く。

17年ぶりに復活したEco Challengeへ
17年ぶりに復活したEco Challengeへ

このレースの特徴は、ウォーターセクションが多いこと。ラフティング、SUP、アウトリガーカヌー(地元の帆かけ舟)、素潜りなどに及ぶ。しかも今までになく荷物が多く、出発ギリギリまで必須装備変更の連絡があり、準備も大変だ。が、大変な分だけ今年17年ぶりに復活するEco Challengeへの期待も高まる。 大会は「Amazon Prime Video」とアメリカの巨大映画製作会社「MGM」が組んで、2020年に世界中にオンライン配信される予定。 どうぞ応援をよろしくお願いします!

田中正人さん

著者:田中 正人TANAKA MASATO

1993年第1回日本山岳耐久レースで優勝し、それがイベントプロデューサーの目に留まり、レイドゴロワーズ・ボルネオ大会に間寛平チームとして出場。日本人初完走を果たす。 以降、8年間勤めた化学会社を辞め、プロアドベンチャーレーサーに転向。数々の海外レースで実績を作り、国内第一人者となる。
現在、海外レースに出場する一方で、国内イベントの企画、運営及び講習会や、若手育成、アウトドアスポーツの普及振興にも携わる。また、自身の経験を活かし「人間が学ぶものは全て自然の中にある」をテーマに全国で講演を展開する。