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2022.1.12

vol61-1
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【Vol.61】OMM2021 所感

2022.1.12

連載:Renoca Adventure

チャレンジと振り返り

今回のOMM2021はヨネと2人で組んで出場する2回目のレースでした。
コースは1日目に激しいアップダウンを繰り返す体力を必要とするルート、2日目に樹海特有の見通しの効かない微地形を使ったナビゲーションスキルを求められるルートという違いのハッキリ別れるコース設定でした。
結果は1日目4位ゴール、2日目6位ゴールという形でレースを終えました。
レースを終えて痛感したのは「ナビゲーションスキル不足」と「レース経験の不足」です。

プレッシャーの中でも普段通りに!

2日目の樹海コースではコンパスで角度を決めて真っ直ぐ進む技術が最短ルートを進むために必須でした。しかし経験不足で進むうちに角度がブレて予想していた場所と違う場所へ出てしまうことや、進んでいるルートに自信が持てず立ち止まって確認するロスタイムを増やしていました。

また2日目は上位にいた事でのプレッシャーからか、出だしからCPへアタックするポイントを外したりと自分たちの感覚と動きが噛み合わない時間が長くCP6を取るあたりまで続きました。技術不足の不安も相まってペースを乱す原因を作ったのだと思います。

次に活かす経験に磨きをかける

今回の反省から山岳オリエンテーリングのレースや合宿に参加して技術を磨く・レース独特のプレッシャーの中で地図読みに慣れるよう訓練したいと思います。
また個人だけでなく、ヨネと組んでレースをする事でお互いの状況把握・意思疎通に磨きをかけてチーム力を向上させて来年また挑みたいと思います。

※OMMとは
The Original Mountain Marathonは「自分自身の山岳スキルをテストする場」として1968年のイギリスで、山を愛する有志たちによって創られました。以来50年以上の間、毎年開催されているもっとも歴史ある山岳レースです。
あえて気候条件の厳しい時期に、必要な装備を全てバックパックに背負い常に携行し、ナビゲーション力、セルフエマージェンシー力、判断力など、全てのマウンテンスキルを駆使して挑みます。参加者には山岳地を安全かつ正確に行動するための経験、体力、ナビゲーションスキル、野営技術が不可欠であり、まさに「山の総合力」が試されるものです。FINISHまでの道筋は参加者各々がその時置かれた自身の状況を把握し、自分の技術、体力を見極めながら、前進するか、戻るか。時には過酷な状況下でレースをやめるか、続行するか。常に判断を迫られながら自分自身で行動を導き出します。広大な自然と真正面から対峙しながら、自分の体力、走力、極限の精神状態と向き合いながら、2 日間にわたり繰り広げられるダイナミックなマウンテンレースが繰り広げられます。

安田 光輝さん

著者:安田 光輝KOUKI YASUDA

通称キラリン。明治大学卒業。在学時はワンダーフォーゲル部の主将を務め、卒業後は登山用品店に勤務する、文字通りの山男。満面の笑顔の中に熱い挑戦心をひそめ、「アドベンチャーレースを通じて、自分の身体がどこまで自然の奥深くまで到達できるのか試したい!」という思いを実践中。これまでに培った山の技術に加え、現在はカッパクラブでリバー技術を学びながら世界レースの舞台でトップになるために日々修練に励む。