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2019.7.4

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Renoca User Interview 冨安 修一さん【前編】

2019.7.4

Essay

リノカに乗っているのはどんな人? どんな風に乗っているの?

リノカチームは、日々リノカをつくるために東奔西走していますが、そもそもリノカは 「育てるクルマ」。ぼくたちの元を旅立ってからが本番です。きっと納車したあとも、色々な工夫がこらされているはず。リノカのさらなる進化のためにも、どんな人が、どんな暮らしの中でリノカを育てているのか知りたい! というわけで、リノカのユーザーさんのもとへ取材に行ってきました。
今回、お話を伺ったのは、奥様と愛犬・マル子ちゃん(8歳・女の子)と神奈川県葉山に暮らし、グラフィックデザイナー/DJとして活躍する冨安修一さん。 そんな冨安さんの現在の愛車は、リノカのハイエース、コーストライン(その名も「ギンちゃん」)。
冨安さんのお仕事について、マル子ちゃんのためにリノカを選んだ理由について、家族みんなが快適に過ごすためのこだわりなどを、たっぷりとお聞かせいただきました。
前後編でお送りします!

リノカに乗っているのはどんな人? どんな風に乗っているの?
冨安修一さん

Interviewee: 冨安 修一さんTOMIYASU SHUICHI

Design & Air Conditioning Music “SANKOFA” 主宰。
神奈川の海沿いエリアを中心に多くのブランドやショップのロゴ、SPツール、パッケージなどを制作。 葉山芸術祭や逗子海岸映画祭、さらに神奈川以外の地域のイベント等のグラフィックデザイン担当での参加経験も多い。 またDJ Tommy Returntablesとしても1990年代より活動しており、アーティストのCDやフライヤー等デザイン作品も多数手がけている。

「街のデザイン屋さん」として、街の魅力を発信

━━━ウェブサイトでお仕事を拝見したのですが、以前、腰越でリノカのポップアップ・ショップ(2017年夏のリノカパーク)をやっていた時に見かけたお店のロゴをたくさんデザインされていて、驚きました!

「街のデザイン屋さん」という感じですね。ロゴデザインをメインに、グラフィックデザイナーをしています。ここら辺ならではのカルチャーがあるので、それを発信するために役に立てたらな、と、いつも思っています。20年勤めた会社を辞めて、葉山でフリーランスとして開業したのも、住みながら街の魅力を発信しているクリエイターが多いから。
この辺りは自然がいっぱいだし、面白い人が周りにたくさんいるので、葉山から出なくても楽しいんですよ。
「葉山芸術祭」や「逗子海岸映画祭」といった、クリエイターたちが地域を盛り上げるイベントも色々と開催されていて、僕はそのフライヤーやパンフレットをデザインしたり、イベント中はDJもやっています。

「街のデザイン屋さん」として、街の魅力を発信
お仕事中も、マル子ちゃんがそばに寄り添う。

お仕事中も、マル子ちゃんがそばに寄り添う。

手がけたフライヤー・パンフレットの数々。

手がけたフライヤー・パンフレットの数々。

七里ガ浜の人気カフェ「Pacific DRIVE-IN」のロゴも冨安さんのデザイン。(引用:http://sankofa.jp/より)

七里ガ浜の人気カフェ「Pacific DRIVE-IN」のロゴも冨安さんのデザイン。(引用:http://sankofa.jp/より)

いつもロゴはどのようにデザインしているのですか?

━━━いつもロゴはどのようにデザインしているのですか?

まず手で描きます。発想が限られてしまうので、パソコンに向かうのは最後の最後だけ。クライアントさんとの打ち合わせにも、パソコンは持って行きません。話しながら、描きながら発想を広げて一緒に作っていきます。クライアントさんのストーリーをまとめることが僕の仕事なので、まずは最初の整理が一番大事ですね。今、鎌倉のカフェのロゴを作っているんですけど、昨日もずーっと「あーでもない、こーでもない」と言いながら描いていましたよ。

リノカはマル子様のため!

━━━冨安さんのインスタグラム、拝見しています! SNSにワンちゃんを載せている人は多いですが、マル子ちゃんは特に可愛いです!

 

あははは、ありがとうございます(笑)。マル子は動きが面白いので、インスタグラムも「#黄金の左」とか、お風呂に入る時の「#かめマル子」で人気に火がつきました。そこから僕の仕事の投稿も見てもらって「じゃあマル子パパに頼んでみようかな」と、仕事に繋がることもあります。本来不本意なんですが、最近は「もういいや」って(笑)。
マル子は人との縁を繋いでくれています。僕たち夫婦のことよりも、マル子で覚えてくれている人がいたり。うちの営業部長ですね。東京のお仕事の方と打ち合わせするときも、マル子に会いたいからって、わざわざこっちまで来てくれるんですよ。ありがたいことに、みんながマル子を好きになってくれます。すごくツンデレで、お世話したくなっちゃう性格なんですよ。リノカを買ったのも、結局はマル子様のため(笑)。

リノカはマル子様のため!
奥様にお顔をマッサージしてもらって気持ち良さそうなマル子ちゃん。「お世話したくなっちゃう」というのも納得の可愛さ。

奥様にお顔をマッサージしてもらって気持ち良さそうなマル子ちゃん。「お世話したくなっちゃう」というのも納得の可愛さ。

おやつをもらうマル子ちゃん。チャームポイントの、くるんと丸まった尻尾で、ぬいぐるみをホールド。

おやつをもらうマル子ちゃん。チャームポイントの、くるんと丸まった尻尾で、ぬいぐるみをホールド。

インタビュー中も、のんびり可愛いお昼寝姿で和ませてくれた。

インタビュー中も、のんびり可愛いお昼寝姿で和ませてくれた。

シェルターとしてのハイエース

━━━マル子ちゃんのために、ハイエースを選んだ理由とは?

ここのところ、地震や大雨や台風といった天災が続いていますよね。犬を飼っていると、もしも災害があった時、避難所に入れないんですよ。家族がバラバラにならないためには、自分たちでスペースを確保しなければならないんです。それで普通サイズの乗用車で犬と生活して、エコノミー症候群になってしまう人もいるって話を聞いたりして。
一つ前はプリウスαに乗っていて、燃費も良いし、マル子も快適そうだったんですが、「シェルターにはならないな」と思ったんです。それで、もし家が崩れても、マル子と車の中にいられるように、大きい車への乗り換えを考えるようになりました。プリウスαの前は、ポップアップするヴァナゴンに乗っていて、その快適さが忘れられなかったというのもあります。ただ、当時はまだ小さかったマル子が酔いやすかったんです。音に敏感な子だから、走行音が苦手だったのかもしれません。
そうして検討するうちに、荷室が広く、後席を倒さないで寝られて、整備もしやすいハイエースが候補に挙がりました。ただ、快適なのは分かっていたのですが……普通のハイエースの「顔」が、僕たちにはピンと来なかったんです。

「顔」が可愛い車に乗りたい

「顔」が可愛い車に乗りたい

━━━では、そもそも、リノカを知ったきっかけは?

いつも車で都内に行く時はリノカ世田谷店の前を通るので、度々見ていたんです。「やっぱり顔が可愛いのが良いよね」と話していて、奥さんが「ああいうのだったら良いな」と、リノカのコーストラインを挙げました。それで、友人もコーストラインに乗っていることや、腰越に展示されていたことを思い出して、色々調べるようになりました。
調べるうちに、「これならアリだね!」と前向きに検討するようになって、選ぶ基準を「①あの顔であること ②ベッドが付いていること ③テーブルを中に置けること」の3つに絞りました。FLEXのウェブサイトでも頻繁に在庫をチェックしていて、ある日、状態や価格が理想に近いコーストラインを発見。お店へ実物を見に行き、エクステリアを自分たち好みに少し変更してもらったその車を、「ギンちゃん」として迎えました。さすがにプリウスαと比べると、燃費は少し落ちてしまいますが、ハイエースは運転するのも楽しいし、そもそも他の車では絶対にできないことが実現できるわけですから、後悔はまったくありません!

後編では、ギンちゃんの魅力に迫る!

後編では、冨安家のこだわり満載、ギンちゃんの魅力に迫ります! 夫妻にとっても、マル子ちゃんにとっても快適な車内空間とは……? 工夫が凝らされたインテリアは、参考になること間違いなし!

後編では、ギンちゃんの魅力に迫る!
SYOKU-YABO農園 SYOKU-YABO農園

撮影協力:SYOKU-YABO農園

山の麓の農園レストラン。料理に使用する野菜は、すべて完全無農薬・無化学肥料の自家栽培。全国各地の味噌から好きなものを選び、一杯ずつ作ってくれるお味噌汁は絶品。手間暇と愛情をかけた、丁寧なお料理の優しい味に癒されるのはもちろんのこと、開放感たっぷりの自然空間が最高に気持ち良い。その素晴らしさは、編集部員Hが「生きてて良かった」としみじみ言ったほど。イベントやライブも開催されており、その度に空間は進化しているという。お子様連れ、ペット連れも大歓迎。疲れている大人も、ぜひ足を運んでみてください。

住所:神奈川県横須賀市芦名2-1700 大楠山登山口入り口
営業時間 11:30 – 15:00 LO. 14:30  定休日:なし(雨天・悪天候時は休業)