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2025.7.19

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Renoca User Interview 土居周平さん(後編)

2025.7.19

Essay

リノカに乗っているのはどんな人? どんな風に乗っているの?

リノカチームは、日々リノカをつくるために東奔西走していますが、そもそもリノカは「育てるクルマ」。私たちのもとを旅立ってからが本番です。きっと納車したあとも、いろいろな工夫がこらされているはず。リノカのさらなる進化のためにも、どんな人が、どんな暮らしの中でリノカを育てているのか知りたい! というわけで、リノカオーナーさんのもとへ取材に行ってきました!
今回お話を伺ったのは、高知県の四万十(しまんと)町で暮らし、四万十町ならではの魅力を日々発信している土居周平さん。土居さんの現在の愛車は、ランクル80ベースのリノカであるWonder(ワンダー)
愛車に乗って、妻とキャンプに出かけるのが休日の楽しみとのこと。そんな仕事も遊びも充実したライフスタイルを送っている土居さんの、普段のお仕事やライフスタイルについて、たっぷりとお話を聞かせていただきました!
Renoca User Interview 土居周平さん(前編)はこちら!

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四万十町の魅力を全国へ

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四万十町のカンパニー、「四万十ドラマ」を拠点に、四万十町の魅力を全国に発信している土居さん。 「四万十ドラマ」では、地域資源を生かした商品開発や四万十の人と風景を残すための活動など様々なことに挑戦し続けています。
「ローテク・ローカル・ローインパクト」という考え方のもと、自分たちのあしもとにあるものを生かしながら「四万十川に負担をかけないものづくり」を目指しています。
四万十ドラマが手掛けるプロダクトに込められているのは、四万十に生きる人々や山川田畑、沈下橋のある風景や、ユタカサとは何かということ。
そんなプロダクトをより多くの人々に届けるために、土居さんは「四万十ドラマ」の営業として日々奮闘しています。

四万十町の魅力を全国へ
四万十町の魅力を全国へ
四万十町の魅力を全国へ

「ラフティングガイド」というサイドワーク

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普段は「四万十ドラマ」の営業として四万十町の魅力を発信している土居さんには、もう一つの一面があります。それは「ラフティングガイド」。
「ラフティング」とは、川下りを楽しむアウトドアアクティビティです。雄大な山々に囲まれる大自然のなか、7,8人のチームが一丸となって水しぶきを浴びながら川を下るこのアクティビティには、日常では味わえない達成感と爽快感があります。
「四万十ドラマ」の営業であり、ラフティングガイドでもある、とってもタフでアクティブな土居さん。そもそもなぜ、ラフティングガイドをはじめたのでしょうか?

「ラフティング」との出合い

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ラフティングに出合ったきっかけは、ラフティング場が併設されたキャンプ場で半年間アルバイトをしたときです。 最初はキャンプ場の運営だけをしていましたが、私が若い男手だったからという事もあって、上司から「土居はラフティングもやれ」と言われました。それがラフティングに携わり始めたきっかけでしたね。
それからその仕事を辞めて、次は行政系の仕事を行い、その後、「四万十ドラマ」に入社しました。 キャンプ・ラフティング場には県外から沢山の観光客の方々が訪れて下さり、そこで四万十の魅力を話せる機会もあったので、「ラフティングは地域貢献につながる仕事になるかもしれないなぁ」と、ふと思ったんです。もともとサイドワークが禁止されている会社でしたが、「ラフティングの仕事も兼業できないか」と上司に相談したところ、 夏の間、平日は「四万十ドラマ」で働きつつ、土日はラフティングガイドをさせてもらえるようになりました。

四万十町の魅力を全国へ
四万十町の魅力を全国へ

ふたつの活動をすることが、ちょうど良いバランス

━━━平日は「四万十ドラマ」で営業活動、土日はラフティングガイドだと、休みがないですよね?

そうなんですよ。最初はきつかったんですけど、人ってすごいですね、慣れるんですよ。 意外に思われるかもしれませんが、今では楽しくやらせてもらっています笑。
というのも、平日は力仕事のないデスクワークなので、精神的には疲労しますが肉体的に回復し、土日になると逆に肉体的には疲れてしまうけど、精神的に回復するんです。そういうフローが出来ていて、私にとってはちょうどいいバランスなんです。

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土居さんの思う、四万十町の魅力とは?

四万十町の魅力を全国へ
四万十町の魅力を全国へ

四万十町の魅力は色々ありますが、やっぱりこの町の風景はかけがいのないものだと思っています。私は会社員になりたての頃、この町を出て大阪の都心部のほうに住み、毎日いろいろな事に急かされながら忙しなく過ごしていた時期がありました。それから、このままここに残って働くのか、それとも四万十町に帰るかを決断しなくてはならないタイミングがあったんです。その時、「ここでずっと働くのは、自分の中では、なんかちょっと違うよな」と直感したんです。
それからこの町に帰ってきて驚きました。「すげーいい景色だな!」と。道にはゴミ一つ落ちていないし、水道水を飲んでも都心部とは全然味が違うし、やっぱり良いところだなーと再認識しましたね。仕事のお付き合いで、県外からいらっしゃったバイヤーさんを四万十町へ案内させていただく機会があるのですが、「素晴らしい風景ですね、心が洗われるようです」などともよく言われます。
それから数年が経ち、今では四万十のいろいろな商品を県外にPRする活動をやらせてもらっていて、すごく良い仕事をさせてもらっているな、と日々感じますね。

━━━土居さん、私達を四万十町へ案内してくださり、誠にありがとうございました!また会いましょう!

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