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2019.12.19

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【Vol.14】三百名山ひと筆書きに挑戦中のヨーキのために、シーカヤックを運搬!

2019.12.19

連載:Renoca Adventure

ヨーキの挑戦をサポート

チームイーストウィンドのメンバーである田中陽希(通称:ヨーキ)が、日本の名だたる名峰の三百名山と一座を人力で踏破する「グレートトラバース3」(ウェブサイトはこちら)に挑戦中である。ということは、以前の記事に書いたとおりだ。山から山への移動は徒歩、海を渡る時にはシーカヤックを使用する人力の旅である。 新潟県に達したヨーキは、佐渡島の最高峰でもある日本三百名山の金北山(標高1,171.9m)に登るために、新潟県の寺泊からシーカヤックを出すことにした。それに伴い、ヨーキのシーカヤックを保管しているみなかみ町のカッパクラブから、ヨーキの挑戦をサポートすべく、同じくチーム所属の僕、米元瑛(通称:ヨネ)がシーカヤックを積み込んだEast Wind号で急行した。

East Wind号、シーカヤック運搬モードへチェンジ

まずは車のルーフキャリアに専用のパーツを取り付けてシーカヤック運搬モードにEast Wind号をアップデート! 大海原で使用するシーカヤックは少しの傷でも命取りになることもあるので、ルーフキャリアに専用の受けを装着し、シーカヤックのボディを守りながら運搬することができるようになる。 背の高いハイエースはルーフに手が届かないので、ホームセンターで売っている折り畳み式の踏み台を使って上り、ベルトで縛り付けて固定する。 そして我らのEast Wind号は、身長187cmの僕でも広々とした空間で運転ができるので、疲れることなくロングドライブを楽しむことができる。まさに最強のハイエースだ!

East Wind号 シーカヤック運搬モードへチェンジ

お待ちどうさま!!

お待ちどうさま!!

ヨーキが指定した集合場所で合流し、シーカヤックと必要装備の受け渡しを無事に済ませた。ヨーキはさっそく装備の点検を始め、久々の海峡横断に抜かりない準備を進める。のんびりする暇もなく、翌日には海峡横断スタートだ。
予定では、海流に流されながら約8時間の海峡横断。無事に佐渡島に着岸できれば、数日後には同じ航路で戻って来るはずだ。本州に帰って来るタイミングで、また最強のEast Wind号と一緒に、僕がバッチリと迎えに行くことにする。

米元 瑛さん

著者:米元 瑛YONEMOTO AKIRA

通称ヨネ。幼少期から登山を始め、大学時代は探検部でラフティングに没頭。子どもの頃に観たアドベンチャーレースに憧れ、イーストウインドのトレーニング生となる。明るい性格と若い力でチームを盛り上げる。現在はカッパクラブでリバー技術を学びながら、世界レースの舞台でナンバーワンになるための修練に日々励む。