【最新版】トヨタ ランドクルーザー55:先代モデルからの進化ポイント | フレックス

【最新版】トヨタ ランドクルーザー55:先代モデルからの進化ポイント

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ランドクルーザー55

エクステリア

ドアヒンジの見えない近代的なドアボディーを採用

FJ55Vの先代モデルは40系の4ドアロングであるFJ45Vですが、いわゆるジープタイプの40系から脱却したステーションワゴンを目指したFJ55Vには、大胆なイメージチェンジが図られています。エクステリアにおける最大の変更点は、ドアヒンジの見えない近代的な専用4ドアボディーの採用でしょう。独立式フロントフェンダーと寄り目タイプの丸目2灯ヘッドランプにわずかに40系のイメージを残しながら、当時併売されていた40系との違いを明確にデザインされました。リアゲートには観音開き式と、ガラスが電動で開閉する下開き式の2タイプを設定するなどの近代化も図られています。なお、後期型の56Vではボンネットにバルジが設けられ、ウインカーと車幅灯が一体化され、この部分で前期型と後期型を見分けることができます。

インテリア

ランドクルーザー55

作業車然としたFJ45Vから大幅に進化したインテリア

作業車然としたFJ45Vからインテリアにも大きく変更の手が加えられました。インパネには発泡ウレタン製の保護パッドが貼られ、メーターは2眼式の乗用車的なデザインに変更。フロントのベンチシートには発泡レザーを使用した分厚いシートを採用し、リアシートは前向き型で背もたれの裏側が荷室の床面になるタイプのシートになりました。なお、後期型の56Vでは、フロント・ウインドシールドが曲面ガラスとなると同時に三角窓が廃止されています。このほか、フロント・セパレートシートが選べるようになりました。

エンジン

先代からのF型エンジンを継承、後期には2F型を搭載

FJ55VのエンジンはFJ45Vに搭載されていたF型(直6・OHVガソリン/125PS)エンジンを継承したものですが、その後130PS仕様に変更されています。後期型のFJ56Vには排気量がアップした2F型が搭載されました。

スペック

型式 排気量 最高出力(グロス) 最大トルク
FJ55V F型 水冷直6・OHVガソリン 3,878cc 125PS / 3,600rpm 29.0kgm / 2,000rpm
FJ55V後期 F型 水冷直6・OHVガソリン 3,878cc 130PS / 3,600rpm 30.0kgm / 2,200rpm
FJ56V  2F型 水冷直6・OHVガソリン 4,230cc 140PS / 3,600rpm 30.0kgm / 1,800rpm

執筆者

武内 祐徳(たけうち ひろのり)
モトクロス/エンデューロなどダート系2輪レース参戦を趣味としており、マシンを運ぶためのトランスポーターとしてハイエースを所有。学生時代に建築を学んできた知識を活かし、自らハイエースの内装カスタムなども手掛ける。ハイエースやランクルの素晴らしさを多くの人に知ってほしいと自動車ウェブメディアの編集者へ転身。得意な車種はハイエース/ランドクルーザー/ロードスター/ジムニーなど。

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