1ヶ月点検・6ヶ月点検とは? 法定点検とは違う?【点検と車検について】 | 中古車・中古車検索ならFLEX<フレックス> | フレックス

1ヶ月点検・6ヶ月点検とは? 法定点検とは違う?【点検と車検について】

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ハイエースとランクルの1ヶ月点検と6ヶ月点検について

愛車は快適に運転したいものです。不具合があったり調子が悪いと、気持ちの面でも心配ですし、故障して路上で動けなくなってしまったり、万一のときには事故に繋がる可能性もあります。そんなトラブルをできるだけ少なくするためには、やはり事前に車をチェックすることが必要です。不具合や故障を未然に防ぐ「点検」、今回はとくに1ヶ月点検と6ヶ月点検に焦点を当てて解説します。

点検の種類

点検にはいくつかの種類があります。一般的には納車から1ヶ月以内に行う「1ヶ月点検」、同じく半年以内に行う「6ヶ月点検」、そして1年以内に行う「12ヶ月点検」の3つです。それぞれの点検で確認する場所が異なり、意味合いも異なります。

車検と点検の違い

では、点検と車検とはどう違うのでしょうか?
点検は、車が故障や不具合がなく快適に走れるようになっているかどうかを確認するためのものです。点検には、法定点検とそうでないものがあります。法定点検は受けることを強くおすすめしますが、法的な罰則はありません。

車検

一方、車検は、車が保安基準に適合しているかどうかを確認するためのものです。車のナンバーや登録からの年数によりますが、一般的な乗用車の5ナンバーや3ナンバーでは、新車登録から3年で1回目の車検を受ける必要があり、その後は2年ごとになります。車検は「この車は公道を走行できる」という、言わば「お墨付き」なので、受けないと法的な罰則があります。

車検切れの車を運転するとどうなる?

車検が切れた状態の車を公道で運転した場合、どのような罰則があるでしょうか?

まず、行政処分として違反点数6点・免許停止処分30日となります。そして刑事処分として6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金となる可能性があります。これはかなり重い処分なので、車検は必ず受けましょう。

また、車検が切れていると自賠責保険と任意保険の加入も不可能です。万が一事故の加害者となってしまった場合は無保険状態となり、非常に危険です。

1ヶ月点検とは

1ヶ月点検とは、車が納車されてから1ヶ月以内に行われる点検のことを指します。車に不具合などが出ていないかを点検し、必要に応じて修理を行います。30日点検、または1000km点検と呼ばれることもあります。

1ヶ月点検の目的

一般的には自家用車や自家用貨物車が1ヶ月点検の対象となります。一部対象にならない車両もあるので、購入する際に販売店に確認しておくのがいいでしょう。

車を購入すると、基本的には「納車前整備」が行われます。この整備で問題の箇所がないか、保安基準に適合しているかが確かめられ、新車や車検が切れている中古車の場合は車検を受けることになります。車検が残っている中古車の場合も、「現状渡し」という条件が付いていない場合は整備が行われるのが一般的です。

納車前整備

車は機械の塊なので、いわゆる初期不良というものがあります。新車、中古車に関わらず、納車前整備が行われた車でも不具合が出る可能性があり、その問題を早期に解決して快適に運転できるようにするのが1ヶ月点検の目的です。

必須なの? それとも任意なの?

1ヶ月点検は法律で定められた強制力のあるものではないので、受けなくても特に罰則はありません。そのため点検を受けるか受けないかはオーナーの判断に任せられています。

また、点検を受けるつもりでいたけれど時期を逃してしまったという場合も、販売店に連絡すれば受け付けてくれる場合がほとんどです。

1ヶ月点検のメリット

任意であれば受けなくてもいいし、そのために時間を割きたくないと考えるオーナーもいるかと思いますが、1ヶ月点検には多くのメリットがあります。

まず、基本的に1ヶ月点検は無料ということです。初期不良を早い段階で見つけて修理すれば、大きな故障を未然に防いだり、故障が原因の事故も回避することができます。

また、不具合が見つかっても保証される範囲内であれば無償で修理してくれるので安心です。

車のプロに自分の車とどうやって付き合っていけばいいかを聞いてみるのもいいでしょう。転ばぬ先の杖というわけで、日頃どんな点に注意すればいいのかを確認するいい機会です。

どこで1ヶ月点検が行えるのか?

不具合を早めに見つけて解消し、安心して車に乗ることができる1ヶ月点検ですが、どこで実施すればいいのでしょうか?

基本的には販売店で行う

1ヶ月点検のお知らせ

1ヶ月点検を受けることができるのは、基本的には購入したお店です。事前にお店からハガキやメールなどで連絡が来るので、入庫する日程を調整しましょう。点検自体は数日間も掛かるようなものではありませんが、必ず予約を入れるようにしてください。

フレックスでの予約方法

このページをご覧になっている方は、フレックスでハイラックスやランクルなどを購入されたか、もしくは購入を希望されていると思います。フレックスでは、購入されたお客様に対して店舗から1ヶ月点検のご案内をお送りしています。

フレックス1ヶ月点検ランクルのお知らせ

ハガキが届いたら、ご希望の日付・日時(日曜・祝日は除く)を店舗にお知らせください。お電話のほか、LINEでも受け付けているので、お気軽にご連絡ください。

なお、現在お住まいの地域ではない店舗で購入された場合でも、お近くのフレックスの店舗で点検できますのでご安心ください。

料金と所要時間

フレックスで購入していただいた車は無料で1ヶ月点検をいたします。所要時間は約1時間程度ですが、車両によって多少前後することがあります。

フレックスで1ヶ月点検を受けると特典もあります!

車に1ヶ月間乗ってみて、色々と分かってきた頃合いかと思います。最初は新しい車に乗っているというだけでワクワクでしょう。でもそのうちに、「もう少し便利にしたいな」、「音楽をもっといい音で聞きたいな」、「乗り心地をよくしたいな」、「車中泊に便利なパーツを装着したいな」といったことが出てくるものです。

フレックスでは、1ヶ月点検を受けた方を対象に「カスタムパーツ10%引き」を実施しています。もっと○○したい、○○○だったらいいのにという希望をぜひスタッフにお伝え下さい。最適なパーツをご提案させていただきます。

また、ご紹介キャンペーンも合わせて実施しています。詳細はお店のスタッフにお問い合わせください

1ヶ月点検の検査内容

任意ではありますが、受けるメリットがいっぱいの1ヶ月点検。実際にどんなところを点検するのでしょうか?

点検項目

フレックスで行っている1ヶ月点検の項目は次の通りです。

◯水回りの漏れ ◯エアコンの状態 ◯エンジンオイルの漏れ・量・汚れ ◯パワステオイルの漏れ ◯オートマオイルの漏れ ◯足回りブーツの亀裂 ◯ワイパー拭き取りの状態 ◯電気まわり ◯タイヤの溝・空気圧

各部のオイルや冷却水、足回りといった駆動系はもちろん、エアコンやワイパーなどの電装系、そして大事なタイヤなど、普段の走行で大事な部分をしっかりと確認します。何もなければ引き続き安心して走ることができますし、万が一問題があれば対処することができます。

納車前に整備は行っていても、乗り方や使い方の違いによって生じる差や、車両自体の個体差などもあります。まったくトラブルがない、正常な状態であることが確認できればバッチリ。何か不具合を発見したら、早いうちに手当をして健全な状態に戻してしまいましょう。

6ヶ月点検とは

車の下回りの6ヶ月点検

続いては納車して半年後にやってくる6ヶ月点検について解説していきます。1ヶ月点検より広い範囲を確認することで、継続して安全に乗ることができる点検です。

必須なの? それとも任意なの?

6ヶ月点検は法定点検ではありません。つまり、販売店やメーカーが独自に、このタイミングで車の調子を診ておいたほうがいいと考えて設定している点検となります。任意なので、点検を受けなくても法的な罰則はありませんが、1ヶ月点検同様に受けることをオススメします。

6ヶ月点検を行う意義

半年という期間は、それほど長くありません。それに1ヶ月点検を受けた場合は、点検後5ヶ月しか経過していないことになります。それでも6ヶ月点検を行う意義はあるのでしょうか?

6ヶ月点検のメリット

結論からお伝えすると、メリットは大きいと言えるでしょう。納車して半年も経過するとすっかり車に慣れ、乗り方が確立してきます。また、車の各部も馴染んでくるので、初期の1ヶ月とは違った状態になってきます。車には納車直後とは違ったストレスが加わっていたりすることもあり、そのなかから故障に繋がるような兆候を事前に発見するのが6ヶ月点検の大きな目的です。

車の下回りの点検

事前にチェックして問題の部分を発見した場合、大きなトラブルが起きる前に対処することで、出費も低く抑えることができます。早期発見、早期対策ができるというわけです。

また、普段気になっていることもこのタイミングで同時に相談してしまいましょう。もっと便利にできるパーツや快適になるアイテムが出ていたりします。

気になる6ヶ月点検の料金はいくら?

フレックスでは、新車で購入の場合は無料で6ヶ月点検を受けることができます。また、中古車を購入した場合は有料となります。

フレックスでの予約方法

6ヶ月点検のお知らせ

フレックスでは、6ヶ月点検が近くなったお客様にハガキでお知らせをしています。そちらに記載されている店舗へLINEやお電話でご連絡ください。
また購入されたのがお住まいから遠方のフレックスの店舗という方もいらっしゃると思います。その場合は、お近くの店舗で点検を受けることができますので、こちらから検索してご予約ください。

6ヶ月点検の特典もあります

フレックスで6ヶ月点検を受けると、カスタムパーツの価格が10%オフになる特典があります。半年間乗ってみて、快適度をもっと上げたいとか、もっとかっこよくしたいと考えていたオーナーには大きなチャンス! 気になっていたカスタムパーツを手に入れて、もっと自分だけの1台にしてしまいましょう。またお友達のご紹介キャンペーンも実施中です。詳しくはお店のスタッフにお問い合わせください。

6ヶ月点検の検査内容

1ヶ月点検よりも広い範囲をチェックする6ヶ月点検。具体的にはどのような場所を点検しているのでしょうか?

点検項目

フレックスのハイエース店、ランクル店でそれぞれ実施している6ヶ月点検の具体的な箇所は次の通りです。1ヶ月点検より項目が増えているので、車の部位ごとに分けて説明しましょう。

室内点検

◯ブレーキペダルの遊び ◯パーキングブレーキの引きしろ(踏みしろ) ◯ブレーキの効き具合 ◯各種ウォーニングランプの動作 ◯シートベルトの損傷・ねじれ

室内でチェックするのは、ブレーキペダルやパーキングブレーキなど、運転に直結する部分です。同時にランプ類が正しく点灯するか、そして万一のときに乗員を守るシートベルトに問題がないかを確認します。

エンジンルーム点検

◯ブレーキオイル量・クラッチオイル量(MT車のみ) ◯エンジンの低速時及び加速時の状況、エンジンオイル量・汚れ ◯冷却水量 ◯バッテリー ◯各種ベルト損傷・ゆるみ

安全に車を走らせるためには、エンジンルームのチェックも重要なポイントです。一般的に新車直後のエンジンオイルは汚れやすいので、1ヶ月点検で交換したとしても半年後にすでに汚れている場合もあります。また新車・中古車ともに冷却水の量やバッテリーの容量なども確認しておくべきです。さらにエンジンの各種ベルトは、切れると致命的な状態になる可能性が高いので、このタイミングで点検します。

下回り点検

◯下回りの損傷・油汚れ

普段は見ることができない車の下回りをリフトアップして確認していきます。エンジンやミッションなどからオイルが滲んでいたり漏れていると問題です。すぐに修理をすべきか、様子を見るか、メカニックに判断してもらう必要があります。

外回り・足回り点検

◯タイヤ空気圧・摩耗等 ◯各種ライト点灯・点滅/汚れ/損傷 ◯ワイパーの拭き取り状態 ◯ウインドウォッシャーの液量・噴射

タイヤの空気圧が低い状態で走行すると、燃費が悪くなったり、ハンドリングがおかしくなったり、パンクに繋がることもあります。タイヤのトレッド面が均一に減っていない(偏摩耗)状態は、タイヤとホイールが正しく接地していないことを示します。

また、ヘッドライトやウインカー、ブレーキランプ、バックランプなど、各部のランプ類は正しく点灯・点滅しないと整備不良となります。さらにワイパーやウォッシャー液に問題があると、クリアな視界を確保できなくなりとても危険です。

1ヶ月点検、6ヶ月点検はフレックスにお任せください

車の1ヶ月点検/6ヶ月点検

乗り出してすぐの1ヶ月点検は、初期不良やちょっとした不具合の確認や補修を行うものです。また、車のわからないところなどをスタッフに質問するチャンスでもあります。無料というのも見逃せないポイントです。

そして乗り出してから半年も経つと、色々と車のことがわかってくるかと思います。そのタイミングで行うのが6ヶ月点検です。じっくりとこれから付き合っていく愛車をしっかりとチェックするいい機会と言えるでしょう。

フレックスでは、愛車をもっとお気に入りの1台にしてもらえるように、徹底的な検査を行っています。ランクルやハイラックスのオーナーの皆様、お知らせしたハガキをご持参のうえ、ぜひフレックスのお店までお越しください。お待ちしております。

執筆者

熊崎 圭輔(くまさき けいすけ)
元輸入車カスタム雑誌の編集長。ドイツ語圏を中心にレンタカーで走り回った旅好き。その後MOTAに移籍。副編集長として、新型車をはじめクルマに関する記事制作に従事。国内外を問わずドレスアップやチューニングにまつわる取材経験から、MOTAカスタムの記事展開にも寄与。純正もいいが、カスタムすれば自分のクルマに対してさらに愛着が湧き、人とは違う個性的なクルマにすることで、人生がもっと楽しくなると考えている。

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