トヨタ・ランドクルーザーFJ 正式発売!価格450万100円|スペック・装備・納期を完全解説

10秒でわかるこの記事の要約
ランドクルーザーFJが2026年5月14日に正式発売。価格は450万100円(VXの1グレード)で、ランクルファミリー最安値を実現しました。
エンジンは2.7L直4NAガソリン(163PS)、WLTC燃費は8.7km/L。ラダーフレームのパートタイム4WDを備えた本格オフローダーです。
初期ロットは約1.9万台と当初比約2倍に増枠されており、ランクル300・250より入手できる可能性はありますが、早めの行動が購入への近道です。
ランドクルーザーFJとは?「小さくても本物のランクル」
2025年10月21日、トヨタがジャパンモビリティショー2025で世界初公開したランドクルーザーFJ。「FJ」は「Freedom & Joy(自由と楽しさ)」の頭文字で、かつてのFJ40型(ランクル40)へのオマージュも込められています。

ランクル300とランクル250が価格・ボディともに大型化・高額化していくなかで、「もっと多くのお客様にランクルを楽しんでいただきたい」というトヨタの思いから生まれたコンパクトモデルがこのランクルFJです。都市部の日常使いからオフロード走行まで対応できる、ランクルシリーズの新たなエントリーモデルとして発売前から大きな注目を集めてきました。
開発コードはTRJ240。ランクル300・250が採用するGA-Fプラットフォームとは異なりますが、ランクル伝統のラダーフレーム構造を採用しており、「ランクルらしさ」を価格とサイズを抑えながらも失っていないのが最大の特徴です。
>>これは売れる! 新型ランクルFJをモビリティショーで見てきました! 2026年中頃に発売予定で400万円切れるか?!
正式発売! 価格・グレード・ボディカラー

2026年5月14日、日本で正式発売
トヨタは2026年5月14日、ランドクルーザーシリーズの新ラインナップとしてランドクルーザーFJの発売を正式に発表1しました。ジャパンモビリティショー2025でのワールドプレミアから約7ヶ月という、ランクルシリーズのなかでは異例のスピード市場投入となります。
2026年3月にタイで先行発売され、いよいよ日本上陸を果たした形です。生産はトヨタ・モーター・タイランドのバンポー工場で行われており、日本向け車両はタイから輸入される形で供給されます。
グレードと価格
グレード展開はVXの1グレードのみ。車両本体価格は450万100円(消費税込)で、ランクルファミリーのなかで最も手の届きやすい価格設定となりました。

メーカーオプションはボディカラーのプラチナホワイトパールマイカ(+33,000円)のみで、12.3インチディスプレイオーディオやパノラミックビューモニターなど充実した装備はすべて標準装備に含まれています。シンプルな選択肢でありながら、装備面で妥協のない仕立てです。
ランクルファミリーとの価格比較
| モデル | 価格帯 |
|---|---|
| ランドクルーザー300 | 約700万円〜820万円 |
| ランドクルーザー250 | 約520万円〜735万円 |
| ランドクルーザー70 | 約480万円 |
| ランドクルーザーFJ(VX) | 450万100円 |
ボディカラーは全5色
全5色のカラーラインナップが設定されています。
- オキサイドブロンズメタリック(無償)
- スモーキーブルー(無償)
- アッシュ(無償)
- アティチュードブラックマイカ(無償)
- プラチナホワイトパールマイカ(+33,000円)
プラチナホワイトパールマイカ以外は有償カラーなしというシンプルな構成で、ほとんどのカラーが差額なしで選べるのもうれしい点です。
スペック・主要装備
VXの1グレード展開なので、サイズスペックや主要装備も基本的には単一です。ボディサイズやパワートレイン、プラットフォームなどを見てみましょう。
ボディサイズ
ランクル250と比べて全長350mm短く、全幅は125mm小さいサイズです。ホイールベースは2,580mmでランクル250より270mm短くなっており、悪路での機動性とスタック回避に直結します。コンパクトなパッケージながら前後カップルディスタンスは865mmを確保し、居住性も十分です。

オフロード性能の指標となるアプローチアングルと地上高はランクル250同等を確保。ディパーチャーアングルはランクル250比+15度と優位で、脱出時のボディ接地リスクが下がっています。さらにホイールアーティキュレーション(タイヤの浮きづらさ)はランクル70同等と、ランクル伝統の走破性をコンパクトボディに詰め込んだ一台です。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 全長 | 4,575mm |
| 全幅 | 1,855mm |
| ホイールベース | 2,580mm |
| 最小回転半径 | 5.5m |
| 渡水深 | 700mm |
| 前後カップルディスタンス | 865mm |
| ラゲージ容量(リヤシート使用時) | 795L |
| ラゲージ容量(リヤシート格納時) | 1,607L |
なお全幅はRAV4と同等ながら、ラダーフレームのパートタイム4WD+電動リヤデフロックという本格クロカン装備を持つというのが、このクルマが成立させた最大のポイントといえます。
パワートレイン
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| エンジン型式 | 2TR-FE型 2.7L 直列4気筒ガソリン自然吸気 |
| 最高出力 | 163PS(120kW)/5,200rpm |
| 最大トルク | 246N・m(25.1kgf・m)/4,000rpm |
| トランスミッション | 6速AT(6 Super ECT) |
| 駆動方式 | パートタイム4WD(副変速機付き・4Lモード搭載) |
搭載される2TR-FEは、ランクル250やランクル70のガソリン仕様、ハイエースのガソリン車にも採用されてきた実績のあるエンジンです。最新の2.4Lターボではなく、あえてこのユニットを選んだ理由は明快です。世界中の過酷な環境で何十年も使われてきた信頼性と、どこでも部品が手に入り誰でも整備できる扱いやすさこそが、ランクルブランドにとって最新スペックよりも優先される価値だからです。
6速AT(Super ECT)との組み合わせにより、発進から低速走行でのスムーズさが向上しており、日常の街乗りでも扱いやすい仕立てになっています。
4WD・オフロード走行支援機能

- パートタイム4WD+電動リヤデフロック
- 4Lモード搭載(本格悪路対応)
- ダウンヒルアシストコントロール(DAC):急坂路でタイヤロックなく安定して降坂
- ヒルスタートアシストコントロール(HAC):登坂発進時の後退速度を緩和
- 渡水深700mm
副変速機付きのパートタイム4WDは、前後の駆動系を直結させることで高い悪路走破力を発揮します。4WDの使い分けは乾燥舗装路では2WDで、雪道や未舗装路などの滑りやすい路面で4Hに切り替えるスタイルです。本格悪路では4Lを使えば強大な駆動力でどんな難所にも臨めます。DACとHACはオフロード走行中の安心感を底上げする装備で、ランクル70と同等のホイールアーティキュレーションと合わせてコンパクトボディに似合わぬ走破性を実現しています。
プラットフォーム

ランクル300・250が採用するGA-Fではなく、ラダーフレームのIMVシリーズプラットフォームをベースに採用しています。FJのボディサイズに合わせてホイールベースを短縮し、ブレースを追加することでフレームの横剛性をアップ。優れた操縦安定性を確保しています。
足回りはフロントにハイマウント・ダブルウィッシュボーン式、リヤにラテラルロッド付き4リンクリジット式を採用。オフロードからオンロードまであらゆる走行シーンで性能を発揮する構成です。
標準装備
ルーフレールに加え、乗降をサポートするサイドステップと悪路走行時にエンジン・トランスミッションをガードするスキッドプレートまで標準装備に含まれています。オプション追加なしで一通りのオフロード・快適装備が揃うシンプルな構成は、購入計画を立てやすい点でも評価できます。
| カテゴリ | 装備 |
|---|---|
| タイヤ・ホイール | 265/60R18 アルミホイール |
| 外装 | ルーフレール、サイドステップ、スキッドプレート(フロント下部) |
| インフォテイメント | 12.3インチディスプレイオーディオ(Apple CarPlay/Android Auto対応)、コネクティッドナビ |
| 周辺モニター | パノラミックビューモニター(360°) |
| スピーカー | 6スピーカー |
| ヘッドライト | アダプティブハイビーム |
| 安全装備 | トヨタセーフティセンス(プリクラッシュセーフティ・レーンディパーチャーアラートほか)、ブラインドスポットモニター、パーキングサポートブレーキ |
| シート | 運転席パワーシート(合成皮革)、6:4分割可倒式リヤシート |
燃費
WLTCモード走行燃費は8.7km/L1。ラダーフレームの本格4WDというカテゴリを考えれば、十分実用的な数値です。
参考までに、タイ先行発売仕様では9.6L/100km(約10.4km/Lに相当)と発表されていましたが、日本仕様のWLTC計測では8.7km/Lという結果です。ランクル70のガソリン仕様(WLTCモード:8.9km/L)と近い水準で、同じ2TR-FE系を搭載するモデルとして妥当な数値といえます。
日本市場での競合比較
ランクルFJのライバルとなり得る車種を整理します。
| 車種 | 価格帯 | 特徴 |
|---|---|---|
| スズキ・ジムニーノマド | 292万6,000円〜 | コンパクト5ドア4WD。FJより小さく安価 |
| トヨタ・RAV4 | 350万〜480万円 | 都市型AWD。快適装備充実 |
| 三菱アウトランダーPHEV | 480万〜600万円 | 電動AWD。快適性重視 |
| トヨタ・カローラクロス | 270万〜370万円 | コンパクトSUV。日常使い向き |
| ランドクルーザーFJ(VX) | 450万100円 | 本格4WD×快適装備のバランス型 |
RAV4とほぼ同じボディサイズ・価格帯でありながら、ラダーフレームのパートタイム4WD+電動リヤデフロック+4Lモードという本格クロカン装備を持つ競合が、国内市場にほぼ存在しないのがFJの強みです。「街でも使えてオフでも本気になれる」という二面性をこの価格で実現しているのは、現行の日本市場において唯一に近い立ち位置といえます。
カスタムオプション・KINTOについて
販売店装着オプション
ランクルFJにはトヨタ純正として、2種類の販売店装着オプションが用意されています。
Playfulセットはボディデカール(フード・サイド)やスペアタイヤデカール、モールパネル(サイド・バックドア)など、外観をポップにカスタマイズするアイテム群です。
ARBエクステリアパーツは、本格オフロードパーツメーカーARB社製品をトヨタ純正用品としてラインアップ。ルーフラック、スキッドプレート(ARB製追加品)、ロックレールなどが用意されており、「どこへでも行く」スタイルを本格的に追求したい方向けの選択肢です。なお、ARBパーツの取り扱いは一部のトヨタ車両販売店限定となっています。
KINTOでの取り扱い
トヨタのクルマのサブスクリプションサービス「KINTO」でも、5月14日よりランドクルーザーFJの取り扱いを開始しました1。月額38,390円(税込)〜で利用でき、KINTO公式サイトおよび全国のトヨタ販売店で申し込みが可能です。
35歳以下ではじめてKINTOを契約する方を対象とした「【U35】はじめてのクルマおためしキャンペーン」の対象車種にも指定されています。購入に踏み切れない方や、まずはランクルFJを体感したい方にとっての選択肢として覚えておいてよいでしょう。
LAND HOPPER(2027年春以降発売予定)

トヨタは電動パーソナルモビリティ「LAND HOPPER」を2027年春以降に発売予定と発表しています1。折りたたんでランクルFJのラゲージに積載して持ち運べる電動モビリティで、クルマでたどり着いた先のトレイルや未舗装路をさらに深く探索できるというコンセプトです。16歳以上であれば普通免許なしで運転可能(特定小型原動機付自転車)な点もユニークで、ランクルFJとのセット活用が前提の周辺エコシステムとして注目されます。
納期・受注状況について

ランクル300やランクル250が発売後まもなく受注停止・長期待ちに突入した経緯は記憶に新しいところです。ランクルFJでも一定の争奪戦が予想されますが、いくつかの事情から300・250よりは入手しやすい可能性があります。
ひとつめは、初期ロット台数が当初計画の約2倍となる約1.9万台に増枠されたこと。ふたつめは、月販基準台数が1,300台と設定されており、ある程度継続的な供給量が担保されていることです。
ただし、FJはランクルファミリーで最もコンパクトかつ最安値という特性上、既存のランクルファン以外にもジムニーからのステップアップ層やRAV4・ハリアーからの乗り換え層など、幅広い需要の取り込みが想定されます。楽観視は禁物で、早めに動いたほうが選択肢は広がります。
なお、販売方法や抽選の有無については各販売店によって異なる場合があります。詳細はお近くのFLEX店舗にお問い合わせください。
FLEXが考えるランドクルーザーFJの魅力
ランドクルーザー専門店FLEXとして、ランクルFJをこのように見ています。
こんな方におすすめです

- ランクル300・250は大きすぎると感じている方
- 予算450万円前後でランクルデビューを考えている方
- 週末はキャンプやアウトドアを楽しみたい方
- 街乗りとオフロードを一台で両立したい方
ランクルFJのサイズ感は、大型ランクルを「使いこなせるか不安」という方にとって理想的な入口です。全長4,575mm・全幅1,855mmはランクル250より一回り小さく、都市部の狭い路地や細い駐車スペースでの取り回しが格段に楽になります。なおラダーフレーム車として全高はランクル250と同水準であるため、立体駐車場の高さ制限には対応しない点はご注意ください。それでいてラダーフレーム・電動リヤデフロック・4Lモードという本格装備は一切妥協していません。
FLEXでは発売開始と同時に、ランクル専門店ならではのカスタムメニューや購入サポートをご提案できるよう準備を進めています。純正アクセサリーのARBパーツやルーフラックなどを含め、ランクルFJのカスタムについてもお気軽にご相談ください。
まとめ
ランドクルーザーFJは2026年5月14日、価格450万100円(VX・1グレード)で正式に発売されました。2.7L直4NAガソリン+6速AT+ラダーフレームのパートタイム4WDというドライブトレインで、WLTC燃費は8.7km/L。ランクルファミリー最安値にして最もコンパクトな本格クロカンが、ついに手の届く存在となったのです。

初期ロットは約1.9万台と増枠されましたが、ランクルシリーズの人気を考えれば、早期に動き出すことが購入への最短ルートです。ランクル専門店として豊富な知識と全国のネットワークを持つFLEXに、ぜひ今すぐご相談ください。
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