【節約&長持ち】年間の金額はいくら!? ランドクルーザー300と200の維持費の内訳を解説します | フレックス

【節約&長持ち】年間の金額はいくら!? ランドクルーザー300と200の維持費の内訳を解説します

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ランクルの維持費について

トヨタ ランドクルーザーは、日本を代表する大型のSUVです。走る道を問わない走破性や高い耐久性など、その圧倒的なタフさが多くの人に支持され、累計販売台数は世界で1000万台を超えるベストセラーとなっています。もちろん日本でもファンの多い車種で、長年ランクルを乗り継いでいる人も少なくありません。
ランドクルーザーは、どのモデルも車両本体価格がもともと高く、中古市場でも人気があるので価格が落ちにくい車種です。また排気量も大きく、燃費もよくはないため、ランニングコストもそれなりに掛かることが予想されます。
では、実際に購入した後の維持費はどれくらい掛かるのか。燃費や税金、メンテナンス費用、車検費用などの面から試算をしてみました。

ランドクルーザー300の年間維持費はいくら?

ランドクルーザー300 ランクル300

最新型は通称ランクル300と呼ばれ、2021年6月にデビューしました。しかしコロナ禍やロシアのウクライナへの侵攻などにより、半導体やワイヤハーネスといった自動車を構成する部品のサプライチェーンが大混乱している影響を受けて納車はなんと4年後まで伸び、2022年7月現在では受注も中止となっている状況です。
ここではそんな新型ランドクルーザー300について、新車購入後から1回目の車検までに発生する年間の維持費を調べてみました。費用の項目としてはガソリン代(燃料費)と自動車税のふたつが挙げられます。なお、維持費としてメンテナンス費用や車検代なども挙げられますが今回の試算には入れていません。

ランドクルーザー300のガソリン代は?

ランクル300ディーゼルエンジン

ランドクルーザー300のカタログ燃費は、ディーゼルエンジン搭載のZXで9.7km/L、ガソリンエンジン搭載のZXで7.9km/Lです。年間8,000km走行した場合の燃料費は、軽油で約12万円ハイオクで約18万円となります。
その差は約6万円ということで、年間維持費はディーゼルエンジン搭載モデルの方が安く抑えることができます。
各グレードごとのカタログ燃費をまとめてみました。カタログ記載のWLTCモード燃費は、実際の燃費に近い数値が出ますが、今回はe燃費を参考にした実燃費も合わせて記載しています。

ディーゼルエンジンモデル
グレードWLTCモード燃費実燃費
ZX9.7km/L9.33km/L
GRスポーツ
ガソリンエンジンモデル
グレードWLTCモード燃費実燃費
GX8.0km/L7.33km/L
AX
VX7.9km/L
ZX
GRスポーツ

ランドクルーザーの軽油代とガソリン代をシミュレーション

ランドクルーザー300の燃料代をディーゼルエンジンとガソリンエンジンでそれぞれ計算してみましょう。シミュレーションするモデルは前述の通り、ZXのディーゼルとガソリン搭載モデルとします。

ランクル300のガソリン代
ランドクルーザー300のガソリンエンジンはハイオク仕様となります。それぞれの価格は、e燃費の全国平均ガソリン価格を参考にしました。
ハイオク:174円/1L、軽油:146円/1Lで計算。 (2022年7月末の記事執筆時点での価格)
>>e燃費
燃料費の計算方法は下記の通りです。
・ガソリン使用量:走行距離(km)÷ 実燃費(km/L)
・燃料費:ガソリン(軽油)使用量(L)× 1リッターのガソリン(軽油)価格(円)

年間走行距離3,000kmの場合

年間の走行距離が3,000km、つまり毎月250kmとなると、使用状況としては月1〜2回の週末ドライブと日々の送迎などが想定されます。ディーゼルとガソリンのこの条件で1年間走らせると、燃料代はそれぞれ4万6,945円(ZX/ディーゼル)7万1,214円(ZX/ガソリン)となります。

年間走行距離5,000kmの場合

年間の走行距離が5,000km、つまり毎月400km+アルファとなると、使用状況は月2回程度の週末ドライブと日々の送迎などが想定されます。ディーゼルとガソリンの両車をこの条件で1年間走らせると、燃料代はそれぞれ7万8,242円(ZX/ディーゼル)11万8,690円(ZX/ガソリン)となります。

年間走行距離8,000kmの場合

年間の走行距離が8,000km、つまり毎月700km弱となると、使用状況は長距離を含む週末のドライブと日々の送迎などが想定されます。ディーゼルとガソリンの両車をこの条件で1年間走らせると、燃料代はそれぞれ12万5,188円(ZX/ディーゼル)18万9,905円(ZX/ガソリン)となります。

3年間乗り続けた場合の燃料費は?

それぞれの年間走行距離のまま3年間乗り続けた場合の燃料費はいくらになるでしょうか?

ディーゼルエンジンの実燃費/グレード:ZX
年間走行距離1年2年3年
3,000km4万6,945円9万3,891円14万836円
5,000km7万8,242円15万6,484円23万4,727円
8,000km12万5,188円25万375円37万5,563円
ガソリンエンジンの実燃費/グレード:ZX
年間走行距離1年2年3年
3,000km7万1,214円14万2,428円21万3,643円
5,000km11万8,690円23万7,381円35万6,071円
8,000km18万9,905円37万9,809円56万9,714円
試算の結果、やはりディーゼルエンジンを搭載したモデルの経済性の高さを感じさせる結果となりました。もちろん経済的な面や走りの力強さではディーゼルエンジンが有利ですが、静粛性や快適性の面ではガソリンエンジンの方が優れています。

ランドクルーザー300の自動車税は?

ランドクルーザー300に搭載されるエンジンはガソリンとディーゼルの2種類です。総排気量は、ガソリンエンジンが3,444cc、ディーゼルエンジンが3,345ccなので、自動車税はいずれも5万7,000円となります。 先代モデルであるランドクルーザー200よりもエンジンをダウンサイジングしたため、自動車税は3万円安くなっています。

自家用乗用車の自動車税区分

自動車税とは、毎年4月1日の時点で、車両の所有者に対して課税される税金のことを指します。
自家用車の自動車税は次のような条件で区分されます。
普通車/軽自動車
新規登録から13年未満/新規登録から13年以上経過
エコカー減税の対象/エコカー減税の対象外
総排気量の区分

区分排気量新規登録から
13年未満
新規登録から
13年以上
自家用車
ガソリン車(ハイブリッド車除く)・
LPガス車
1,000cc以下2万9,500円約3万3,900円
1,000超~1,500cc以下3万4,500円約3万9,600円
1,500超~2,000cc以下3万9,500円約4万5,400円
2,000超~2,500cc以下4万5,000円約5万1,700円
2,500超~3,000cc以下5万1,000円約5万8,600円
3,000超~3,500cc以下5万8,000円約6万6,700円
3,500超~4,000cc以下6万6,500円約7万6,400円
4,000超~4,500cc以下7万6,500円約8万7,900円
4,500超~6,000cc以下8万8,000円約10万1,200円
6,000cc超11万1,000円約12万7,600円
ランドクルーザー300の場合は、普通車・新規登録から13年未満・エコカー減税の対象外で、排気量区分は3.0超〜3.5リッター以下のため、年間の自動車税は5万7,000円となります。
なお、ランドクルーザー200は1ナンバー登録(貨客兼用車)ができましたが、ランドクルーザー300は全グレードがワゴン設定のため、全車3ナンバー登録となります。

その他の維持費について

燃料費と自動車税以外にも、維持費は掛かってきます。代表的なものとしては駐車場代と任意保険代のふたつが挙げられます。毎月支払う必要がある項目なので、年間ではかなりの金額になります。
また、毎月ではありませんが車両のメンテナンス費用や車検代も加わります。

差が出る駐車代と任意保険代

保管する場所や地域によって異なる駐車場代と、運転者の年齢や事故歴により割引率が異なる任意保険代については、差が大きいため年間の維持費には加えていません。
例えば保管場所が自宅であれば当然毎月の駐車場代は無料ですが、都心部の月極駐車場では相場が月額5万円を超えている地域もあり、維持費は大きな違いとなります。
また任意保険代も、無事故での運転歴が長いドライバーは割引率も高くなるため、免許を取得したばかりのドライバーや事故歴の多いドライバーと比べると低い保険料で加入することができます。なお、任意保険のなかには一括納入すると割引される商品もあるので、検討してみてください。
いずれにしても駐車場代と任意保険代はどちらも毎月掛かる費用なので、余裕をもって予算組みをしておくことをオススメします。

メンテナンス費用と車検代

ランクル300のメンテナンス

ランドクルーザー300は信頼性の高いクルマであるとはいえ、メンテナンスフリーというわけではありません。新車購入後から車検までのメンテナンスが販売時にパッケージとして含まれている場合は、費用は無料となります。それ以外の場合はメンテナンス費用が掛かってきますが、ランドクルーザー300の納車が進んでいないためサンプル数が少なく、今回は計上していません。
また、車検も発売開始から3年が経過していないため、今回の試算には入れていませんが、いずれも継続して同じクルマに乗る場合は避けて通れないものですので、こちらも予算として頭に入れておくといいでしょう。

ランドクルーザー300の年間維持費の総額は…

ランクル300の年間維持費
ランドクルーザー300に1年間必要な維持費は、8,000km走行の場合、ディーゼルモデルで約18万円〜ガソリンモデルで約25万円〜となります。この金額は燃料費と税金を合算したもので、駐車場や任意保険、メンテナンス、車検の費用は含まれていません。
数字にしてみると、どれくらいの費用が掛かるかがお分かりいただけると思います。ローンで購入する場合は、車両の支払いも含めた支出の参考にしてみてください。

ランドクルーザー200の年間維持費はいくら?

続いてランドクルーザー200の維持費を見ていきましょう
ランドクルーザー200というと、大柄なボディに大排気量のエンジンを搭載したキング・オブ・SUVとして人気の車両です。現行型ランドクルーザー300の生産が進まないため、先代モデルであるランドクルーザー200の人気が出ています。中古車の流通価格も上昇しているので、欲しいと思っている人はこちらの維持費を参考にしながら車両を探してみてください。

ランドクルーザー200のエンジンについて

ランドクルーザー200は、4.6リッターと4.7リッターのガソリンエンジンを搭載したモデルがあり、3ナンバー登録のワゴンとなります。また、構造変更を行うことで1ナンバー登録(貨物車登録)することも可能で、税金面では安価になります。
>>ランドクルーザー200の1ナンバー登録についてはこちら

ランドクルーザー200のガソリン代は?

ランドクルーザー200のカタログ燃費は、ZX(2020年6月発売モデル)で6.7km/リットル(WLTCモード燃費)です。このエンジンはハイオク仕様のため、年間8,000km走行した場合の燃料費は20万7,761円となります。(ハイオク:174円/1Lで換算)
各グレードごとのカタログ燃費をまとめてみました。カタログ記載のWLTCモード燃費は、実際の燃費に近い数値が出ますが、今回はe燃費を参考にした実燃費も合わせて記載しています。

グレードWLTCモード燃費実燃費
GX6.7km/L6.27km/L
AX6.9km/L
ZX6.7km/L

ランドクルーザー200のガソリン代を実燃費でシミュレーション

ランドクルーザー200の燃料代を計算してみましょう。シミュレーションするモデルは前述の通りZXとします。
ランドクルーザー200のガソリンエンジンはハイオク仕様となります。 それぞれの価格は、e燃費の全国平均ガソリン価格を参考にしました。
ハイオク:174円/1L(2022年7月末の記事執筆時点での価格)
>>e燃費
燃料費の計算方法は下記の通りです。
・ガソリン使用量:走行距離(km) ÷ 実燃費(km/L)
・燃料費:ガソリン(軽油)使用量(L) × 1リッターのガソリン(軽油)価格(円)

年間走行距離3,000kmの場合

年間の走行距離が3,000km、つまり毎月250kmとなると、使用状況としては月1回の週末ドライブと日々の送迎程度になります。ZXをこの条件で1年間走らせると、燃料代は8万3,254円となります。

年間走行距離5,000kmの場合

年間の走行距離が5,000km、つまり毎月400km+アルファとなると、使用状況としては月2回程度の週末ドライブと日々の送迎などが想定されます。ZXをこの条件で1年間走らせると、燃料代は13万8,756円となります。

年間走行距離8,000kmの場合

年間の走行距離が8,000km、つまり毎月700km弱となると、使用状況としては長距離を含む週末のドライブと日々の送迎などが想定されます。ZXをこの条件で1年間走らせると、燃料代は22万2,010円となります。

3年間乗り続けた場合の燃料費は?

それぞれの年間走行距離のまま3年間乗り続けた場合の費用は下記の通りです。
グレード:ZX

年間走行距離1年2年3年
3,000km8万3,254円16万6,508円24万9,762円
5,000km13万8,756円27万7,512円41万6,268円
8,000km22万2,010円44万4,020円66万6,030円

ランドクルーザー200の自動車税は?

自動車税:8万7,000円〜10万1,200円

ランドクルーザー200は、初期モデル(2007年9月〜2009年4月発売)では4.7リットル、それ以降のモデルは4.6リットルのV型8気筒エンジンを搭載しています。どちらも4.5リットル超〜6リットル以下のため、自動車税は8万7,000円(令和元年9月30日以前の登録車は8万8,000円)となります。

新規登録から13年を超える車両は重課税で15%アップ

自動車税は、新規登録から13年を経過した車両について約15%の重課税を加算するというルールがあります。ランドクルーザー200の最初期モデルは2007年9月発売のため、2022年時点で新規登録から14年を経過している車両があります。また、今後は4.6リットルエンジン搭載モデルも新規登録から13年を超えていきます。この場合、自動車税は約15%アップとなります。

自家用乗用車の自動車税区分

自動車税とは、毎年4月1日の時点で、車両の所有者に対して課税される税金のことを指します。自家用車の自動車税は次のような条件で区分されます。
普通車/軽自動車
新規登録から13年未満/新規登録から13年以上経過
エコカー減税の対象/エコカー減税の対象外
総排気量の区分
ランドクルーザー200の場合は、普通車・新規登録から13年未満または13年以上のいずれか・エコカー減税の対象外で、排気量区分は4.5L超〜6.0L以下となります。
新規登録から13年未満の車両;年間の自動車税は8万7,000円
新規登録から13年以上の車両:年間の自動車税は10万1,200円

新車登録のタイミングで異なる自動車税

2019年10月1日より自動車税の税額が変わりました。環境負荷の小さい(=排気量の小さい)車両は旧税額と比較すると大きく減額されていますが、ランドクルーザー200は排気量が4.5L超〜6.0L以下に区分されるため、変更前から1,000円しか減額されていません。
新税制前に新車登録された車両の自動車税は年額8万8,000円、新税制後に新車登録された車両の自動車税は年額8万7,000円となります。

ランドクルーザー200の車検代とメンテナンス費用は?

フレックスのランクル店

メンテナンスと車検は避けては通れないものです。耐久性と信頼性の高さが評判のランドクルーザー200ですが、年式と走行距離が同じでも乗り方や個体差などにより、車両の状態に違いが出ることが多いものです。しかしキチンとメンテナンスをすれば、10万km、20万km、30万kmと距離を重ねることができるクルマです。
車検やメンテナンスに掛かる費用は、依頼する先によって異なります。
一般的に正規ディーラーはメンテナンスの費用は高くなる傾向です。これは、部品を交換する場合に純正を使用するので、社外品や中古品、リビルドと呼ばれる再生品などが使える街の修理工場よりも高くなってしまうのです。
しかし正規ディーラー、ランドクルーザーの場合はトヨタですが、作業する箇所によって時間と工賃が決められているので、一概にディーラーによる整備が高いとも言い切れません。
また、ランドクルーザー200は発売から初期モデルで14年を超えてきているので、走行距離がかなり長い車両も多くあります。そのような車両はメンテナンスに掛かる費用がさらに上がる可能性があります。

ランドクルーザー200の車検費用は?

ランクル200の車検

ディーラーで車検を受けた場合の相場は約16万円〜です。これは、点検と整備に関する費用となります。
車検時に交換する消耗品としては、次のパーツやフルードが挙げられます。

消耗部品油脂類
ブレーキパッドエンジンオイル
バッテリークーラント液
エアクリーナーATフルード
タイヤブレーキフルード
ワイパーゴムデフオイル
走行距離にもよりますが、ランドクルーザーのタイヤは高額なため、交換すればよりさらに費用が高くなる可能性があります。

車検に必要な法定費用とは?

車検時には、点検と整備に掛かる費用のほかに、法定費用と呼ばれるものがあります。この法定費用には、自賠責保険料と自動車重量税、印紙代が含まれます。

自賠責保険料:2万5,830円

自賠責保険とは、自動車の所有者が加入しなければならない「強制保険」で、これを回避することはできません。なぜなら、万が一の事故のときに被害者側の救済をするのが主な目的だからです。
加入は車検時に行うのが一般的で、新車時には36ヶ月(3年分)、2回目以降の車検(継続車検)は24ヶ月(2年分)で加入します。(1ナンバー登録の場合は12ヶ月となります)
ランドクルーザー200は普通車に該当するので、自賠責保険料は24ヶ月で2万5,830円となります。

自動車重量税:4万1,000円〜

自動車重量税とは、自動車の所有者が支払う税金のひとつで、税額は車両重量によって変わります。重量が重いほうが道路に与える影響が大きいという考え方により、重い車両は高額になります。
納税は自賠責保険料と同様に車検時に行うのが一般的で、新車時には36ヶ月(3年分)、2回目以降の車検(継続車検)は24ヶ月(2年分)で加入します。(1ナンバー登録の場合は12ヶ月となります)
ランドクルーザー200はグレードによって車重が異なるため、2.5トンより軽いGXとAXは4万1,000円、2.5トンを超えるAX”Gセレクション”とZXは4万9,200円となり、同じランドクルーザー200でもグレードによって8,200円の違いがあります。
また、新車登録から13年経過、さらに18年経過した車両については、重課税として税額が引き上げられる設定になっています。税額は次の通りです。

車両重量2年(車検実施時)
エコカー減税適応なし
エコカー(本則税率)エコカー以外
右以外13年経過18年経過
〜0.5t5,000円8,200円1万1,400円1万2,600円
〜1.0t1万0,000円1万6,400円2万2,800円2万5,200円
〜1.5t1万5,000円2万4,600円3万4,200円3万7,800円
〜2.0t2万0,000円3万2,800円4万5,600円5万0,400円
〜2.5t2万5,000円4万1,000円5万7,000円6万3,000円
〜3.0t3万0,000円4万9,200円6万8,400円7万5,600円

次回に支払う自動車税の金額を調べることができるサービスもあります。照会には車検証に記載されている車体番号が必要です。
次回自動車重量税額照会サービス
>>次回自動車重量税額照会サービス【国土交通省】

印紙代:1,600〜2,200円

印紙代とは、車検の審査や自動車検査適合証(車検証)の発行時にかかる手数料のことを指します。車検を受ける工場によって代金には違いがあります。
認証工場:2,200円(普通車・3ナンバー)
指定工場:1,600円(一律)
認証工場はナンバーによって印紙代が異なります。指定工場は車両のナンバーや種類による印紙代の差はありません。

認証工場と指定工場の違いは?

認証工場:地方運輸長の認証を受けた工場のことで、車両を分解し、点検整備を行うことができます。しかし車検ラインと呼ばれる車検のための陸運局の検査場を持っていないため、車両を車検場に持ち込んで検査を受ける必要があります。持ち込みの際には代行費用が加わります。
指定工場:認証工場の中でも指定自動車整備事業の指定を受けている工場のことを指します。車検場と同じ検査ラインを持っているため、自社工場で車検を受けることができます。民間車検場とも呼ばれます。

指定工場の場合はオンライン申請で安くできる

OSSで支払った場合:1,400円
OSSとは、平成30年4月から行われているワンストップサービスのことで、オンラインで申請を行うことで手数料を下げることができます。
>>ワンストップサービス【国土交通省】

ランドクルーザー200の年間維持費の総額は約39万円〜

ランクル200の年間維持費

ランドクルーザー200の年間維持に掛かる費用をまとめると次のようになります。

車両例:ZX(2019年モデル/年間8,000km走行)
項目金額
ガソリン代22万2,010円
自動車税8万7,000円
車検費用約8万円〜
合計約39万円〜
ここに駐車場代、任意保険代などが加わっていきます。

1ナンバー登録の場合は税金が安くなる

ランドクルーザー200は、構造変更を行うことで1ナンバー(普通貨物車)として登録することが可能です。
3ナンバーは2年に一回の車検で済みますが、1ナンバーはトラックと同じ扱いになりますので、1年に1回車検を受けることが必要です。「1年に1回車検を受けなければならないなら、たくさん費用がかかりそう…」と思うかもしれませんが、計算をするとそうでもないことがわかります。
1ナンバー(普通貨物車)は事業用として登録されることがとても多いため、税金面での優遇措置があります。1回の車検にかかる費用を2倍(2年分)にしたとしても、3ナンバー(普通乗用車)より安く収めることができます。
それではこちらの表で2年間で発生する車検時にかかる費用を比較してみましょう。ランドクルーザー200は初年度登録から13年が経過していない事とし、整備料や手数料は個体によって変わってくるのでやや内容を省略した表になります。
>>1ナンバー登録についてはこちら

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世界中で活躍しているトヨタのランドクルーザー。もともとの設計が頑丈でとても耐久性が高く、部品も豊富にあるため、きちんと整備してあげれば長い年月を乗り続けることができます。ランドクルーザー60、ランドクルーザー80、ランドクルーザー100、そしてランドクルーザー200はすでに絶版車なので、購入する場合は中古車しか選択肢がありません。
ランクル300でキャンプ
ランドクルーザーはカスタマイズの自由度が高いため、なかにはDIY(自分自身で作業を行うこと)による改造が施された車両や、オフロード走行で酷使された個体も見うけられます。ちょっとやそっとの使い方で致命的な損傷を受けるほどヤワな車ではありませんが、選ぶときは慎重にチェックしましょう。
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執筆者

熊崎 圭輔(くまさき けいすけ)
元輸入車カスタム雑誌の編集長。ドイツ語圏を中心にレンタカーで走り回った旅好き。その後MOTAに移籍。副編集長として、新型車をはじめクルマに関する記事制作に従事。国内外を問わずドレスアップやチューニングにまつわる取材経験から、MOTAカスタムの記事展開にも寄与。純正もいいが、カスタムすれば自分のクルマに対してさらに愛着が湧き、人とは違う個性的なクルマにすることで、人生がもっと楽しくなると考えている。

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