完走、そして勝利を目指して準備完了! ARK ラリー・カムイ 2025に挑むFLEX トライトン Rally Spec【Leg0】

ラリーに向けてトライトンをさらに磨き込む
明日2025年7月5日土曜日から始まるARK ラリー・カムイのスタートに向けて、FLEX SHOW AIKAWA Racing トライトン Rally Specの準備が整いました。
ラリー本番の前日となる金曜日は、レッキ(ドライバーとナビゲーターによるコースの確認)と、参加車両が規定を満たしているかを確認する車検が行われます。我らがトライトン Rally Specは、前回の浅間サーキットでのシェイクダウンでまずまずの走りを見せましたが、同時に問題点も発覚したため、さらに細部を煮詰めて今回のラリーに挑みます。
三菱のエンジニアによるECUの調整
もともと1速から3速がクロスしているトライトン。そのギア比をさらに活用できるようにシフトプログラムなどを変更しました。これにより、SSはパドルシフトの操作なしで、Dレンジに入れっぱなしでもタイムが出るようなセッティングとなりました。
フロントのスプリングレートの変更

シェイクダウンではフロントがバンプラバーにすぐ着いてしまい、突っ張るような挙動を示していたため、バネレートを変更。接地感も上がり、ブレーキの安心感やステアリングの応答性も向上しています。
フロントブレーキの調整

フロントのブレーキはプロジェクトμの対抗ピストンに変更されていますが、リアは純正のドラムブレーキのまま。その強烈なフロントの効き具合とリアのバランスを取るために、フロント側のブレーキパッドを変更しています。
一筋縄ではいかないのがラリー
プログラムやパーツの変更、チューニングにより、戦闘力がさらに上がったFLEX トライトン Rally Specですが、ラリーはやはり生モノ、スムーズに行くことのほうが少なく、やはりトラブルが降りかかりました。
レッキ中にトラブル!?
1つ目のトラブルは、レッキに出たトライトンがなかなか戻ってこなかったことです。車検の時間は決まっているため、それまでに車両の整備を完了しておく必要がありました。チームも、どうしたものかと待っていたら、なんとレッキ中に前を行く別クラスの車両が深刻なトラブルで立ち往生。林道のコース幅が狭くて抜けず、レスキューが来るまでストップとなっていました。
車検でも要修正のポイントが…

戻ってきたトライトンは洗車やゼッケンの貼り付けなどが行われ、ようやく車検へ。スムーズに合格!とはならず、車検員から、窓ガラスの飛散防止フィルムを貼ることを始め、いくつかの問題点を指摘され、再車検に。再びサービスへと戻り、不具合を修正をして車検完了となりました。
本戦に向けてドライバー陣は
スタートを前に、ドライバーとナビゲーターの二人にマシンやコースの状態を聞いてみました。
ドライバー川畑選手のコメント
レッキは最終的に8割くらいの速さで走ることができました。タイヤもこのコースにとても合っていて、唐突な動きがなく、インフォメーションもしっかりとあって走りやすいです。もう少し内圧を落としてもいいかもしれません。足も跳ねなくなったので、高いスピードを維持しやすいですね。トランスミッションもSSはDレンジに入れっぱなしで行けますね。
ナビゲーター中谷選手のコメント
いいペースでレッキができましたね。速いですよ、川畑選手は。走りはスムーズだし、車も調子がいいです。このカムイのコースも走りやすいですね。
応援よろしくお願いいたします!
我々FLEX SHOW AIKAWA Racing トライトン Rally Specは、LEG1の6つのSS(61.28km)とリエゾン(114.84km)、トータル176.12kmに挑みます。熱い応援をお願いいたします!
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