車の出張買取とは? 買取の流れやメリットとデメリットをプロが解説【買取】 | 中古車・中古車検索ならFLEX<フレックス> | フレックス

車の出張買取とは? 買取の流れやメリットとデメリットをプロが解説【買取】

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車の出張買取について

今乗っている車はいくらで売れるのか? 乗り換えを検討している人はとても気になるポイントだと思います。「新しく欲しい車がある」「車検のタイミングで乗り換えたい」など、車を乗り換えるときには、現在乗っている車をお金に換えて、次の車の代金(の一部)にすることになると思います。つまり、一度現金化するわけですが、その方法は主に次の2つ、下取り買取です。
下取りとは自動車ディーラーや自動車販売店などで自分の車を査定してもらい、新しい車の購入代金から差し引くというものです。一方買取は、買取専門業者に車を売却して代金を受け取るもので、新しい車の購入との繋がりはありません。
今回は買取のなかでも、自宅に居ながらにして車の査定が可能なサービスである「出張買取」について解説していきます。
>>車の買取とは?

出張買取とは?

買取を希望した場合、以前は買取店に行って査定をしてもらうのが普通でした。しかし現在は、買取店のスタッフが希望する日時に出向いて査定をする「出張買取」のサービスを展開している業者が増えてきています。

出張買取

出張買取とは、文字通り買取専門業者のスタッフが買取を依頼した人の自宅や駐車場などに赴いて、売却を検討している車の査定を行うことです。通常の買取は、買取店に車を持ち込んで査定をしてもらうことになりますが、出張買取は業者側が自宅等に来てくれるので、店舗に行く手間はありません。

買取店への持ち込みとの違いは?

出張買取の場合は、買取を希望するユーザーが指定した場所に査定をするスタッフが出向いてくれます。査定を受けるためにユーザー自身が車に乗って買取店に行く必要はなく、かなりの手間を省くことができます。

出張買取の流れ

出張査定について

出張買取を利用したい場合、車の査定や引き渡しなど、実際にはどのような流れになるでしょうか?

1.出張買取を行っている業者を探す

まず、出張買取を行っている業者を探しましょう。ウェブなどで検索をすれば、サービスを展開している業者をすぐに見つけることができるでしょう。大手の業者は全国展開をしているので、どの地域にお住まいでも問題はありません。
複数の買取業者が見つかったら、それぞれを比較してみましょう。基本的には、どの業者も「高値買取」を謳っていますが、他社とは異なるサービスをしているところもあります。
また、一部ですが、出張買取はやっておらず店舗での対面買取のみという業者もあるので、申し込みをするときに確認してみましょう。

2.買取を依頼する

業者を選んだら買取を依頼しましょう。申し込みは、電話やウェブのフォーム、LINEなどで受け付けているので、使いやすい方法で行いましょう。
査定を依頼するときに伝える内容
・メーカー名
・車種名/グレード
・年式
・走行距離
・修復歴の有無
・氏名
・電話番号
・メールアドレス
・郵便番号/住所
業者の担当者に車の情報を伝えるために、ODOメーターで現在の走行距離を、車検証で年式や登録日などを確認しておくことをオススメします。

3.日程や場所を決定する

査定を受けることができる日時を業者に伝えましょう。申し込みをする際にフォームに希望日時を入力する場合もあります。複数の業者に査定を依頼する場合は、ゆとりをもって時間を設定することをオススメします。
場所は、普段車を駐めている駐車場が一般的ですが、それ以外の場所でも問題はありません。業者のスタッフも車で来ることが多いので、公園など公共の駐車場も選択肢のひとつです。

4.車両の査定を受ける

車の査定を受けるにあたり、注意すべき点がいくつかあります。

内外装はキレイになっているか?

出張査定を受けるときは車を掃除しよう

査定は年式や程度などが基本となりますが、汚れている車よりもキレイな車の方が心象がいいのは間違いないでしょう。事前に洗車をして外装やウインドウの汚れを落とし、車内も掃除をしておきましょう。また車内にいろいろなものが残っていると査定の邪魔になるので、できるだけ下ろしておくことをオススメします。

車検証はあるか

車検証を忘れずに用意しましょう。予約時に年式や車検の残り具合などを伝えているとは思いますが、車検証は正式な書類として査定の根拠になるものです。査定時に提示できるようにしておきましょう。

5.買取契約を結ぶ

査定が完了したら、買取業者から査定金額が提示されます。金額に納得がいけば売却する契約を結ぶことになります。納得がいかなければ他の業者に査定を受けることをオススメします。
また、新たに車を購入するのであれば、販売店で下取りという方法も検討してみましょう。一般的には買取業者の方が高い金額を提示しますが、購入時期次第でディーラーや自動車販売店でも高く見積もってくれる可能性もあります。
契約時に売却する日程を決定しましょう。いつまでに手放したらいいのか、買い替えの場合は次の車が納車される日程に合わせることができるかなど、業者とスケジュールを調整しましょう。ちなみにディーラーでは新しい車の納車当日に、今まで乗っていた車と入れ替えるように設定してくれるところもありますが、買取業者の場合は難しいでしょう。

6.必要書類とともに車を引き渡す

車の出張買取の契約と引き渡し

契約の内容を確認して納得したら売却に進みます。必要な書類を添えて、車を引き渡しましょう。

引き渡し前に車内を確認

・車内の忘れ物に注意しましょう。グローブボックスやシートの下、後部座席やトランクなどを注意深く確認してみてください。バイザーやアームレスト、サブトランクの中などは結構見落としがちです。
・カーナビのデータは初期化しましょう。カーナビには自宅の位置や登録した地点、検索履歴、携帯電話の連絡先など、個人情報がたくさん残っています。これらを消去しておくことをオススメします。
・カーオーディオからCDやSDカードなどを抜きましょう。普段はスマホ内の音楽を聞いているという人も念の為確認しましょう。
・ETC車載器からETCカードを抜きましょう。

車の引き渡し時に必要な書類はこれ

車の出張買取で必要な書類である車検証

引き渡しをするときに、車と一緒に買取店に渡す書類は次の通りです。
・自賠責保険証明書
・自動車検査証(車検証)
・自動車リサイクル券
・自動車納税証明書
・実印、印鑑証明書(軽自動車の場合は不要)
自賠責保険証明書が見当たらない、紛失したという場合は、保険会社に連絡して再発行をしてもらいましょう。
自動車納税証明書は毎年5月に納付する自動車税納付書に付いてきます。納税証明書も再発行が可能です。こちらは各都道府県の自動車税事務所か、運輸支局場内の自動車税事務所のいずれかで手続きが可能です。車検証、納税を行った際の領収書、身分証明書が必要になります。

7.振り込みの確認する

引き渡し後数日の間に代金が指定の口座に振り込まれます。一般的には3〜5営業日以内という業者が多いようです。一部の業者では、契約当日に契約金の10%を前払いするというところもあります。その後すべての代金が振り込まれたのを確認して、買取は無事終了となります。

現金でも受け取れるのか?

大手中古車買取業者をはじめ、買取店の多くは、銀行振込による代金の受け渡しをしており、現金による取引は行われていません。一部の業者で現金買取を謳うところもありますので、どうしても現金取引を行いたいという人は探してみるのもひとつの方法です。

出張買取を行っている買取専門業者

「出張買取」で検索をすると多くの結果が表示されますが、どのお店や業者に依頼をするか迷ってしまいそうです。業者によってもそれぞれサービスの違いが見受けられます。選び方のコツなどを見ていきましょう。

信頼できる自動車買取店とは?

買取を行っている会社はいくつもあります。そのなかで信頼のおける買取店はどのようなところでしょうか? 判断する要素としては、次のようなポイントが挙げられます。

1.電話やメールなどでの連絡に対して丁寧なお店

お店との連絡は電話やメールのほか、LINEなども使うことができるところが増えてきています。出張買取は査定の日時や場所などをすり合わせる必要があるので、連絡や質問に対してすぐにレスポンスしてくれるお店の方が助かりますね。
また、通話がぶっきらぼうだったり、メールの文章が丁寧ではないお店は、その後の対応もあまり期待できないことが多いようです。

2.大手買取業者

買取を行っている業者はいくつもありますが、大手と呼ばれるところは取り扱い台数も多いので買取相場が安定していることが多いようです。また、一般的な買取専門店は文字通り買取のみを行いますが、大手の買取業者は自社で中古車販売も行っている場合もあります。前者は買い取った車をオークションなどに売却することで利益を得ますが、後者は自社で販売するときにマージンを上乗せしやすいため、結果として買取価格も高値になりやすいという傾向があります。

3.JPUC(日本自動車購入協会)適正買取店

JPUCが実施する「適正買取店研修」の修了者が1名以上在籍している、古物管理者講習会を受講している、使用する売買契約書がJPUCの監修をうけたものかなど、買い取り事業者としてさまざまな条件をクリアしているお店に対して、「適正買取店」の認定をするものです。この認定制度は2年ごとに更新が必要で、不適合の場合は取り消しも行われています。お店選びの基準のひとつとしてもいいでしょう。
>>JPUC(日本自動車購入協会)

4.中古自動車査定士のいるお店

中古車の価格を決める査定ですが、正しく行う技能を持つのが「査定士」です。一般財団法人日本自動車査定協会「JAAI」が実施している「中古自動車査定士 技能検定試験」に合格をすると査定士の資格を得ることができます。 車の評価には必ずしも査定士の資格は必要ありませんが、技能を習得している人がいるお店は安心とも言えるでしょう。
>>JAAI(日本自動車査定協会)

独自のサービスがある大手買取店

全国展開している買取専門店のうち、出張買取を行っている代表的なところをいくつかピックアップしてみました。一概に買取といってもサービスの内容は会社によって異なります。代表的な業者とサービスをまとめてみましたので、選定する際の参考にしてみてください。

ガリバー

全国に約480店舗を展開し、車の買取台数、中古車の販売台数ともに業界トップレベルというグループが「ガリバー」です。毎日約500台が入荷するということで、買取も精力的に行っていることが伺えます。全国47都道府県すべてに店舗があり、日本であればほとんどの地域で出張査定による買取サービスを受けることができます。近くのお店ならば引き渡しのときも楽というメリットもありますね。引き渡し後、最短2営業日で入金可能というのも嬉しいポイントです。
>>ガリバー

アップル

2022年のオリコン顧客満足度調査「車買取会社 売却手続き」で第1位を獲得したのが「アップル」です。口コミも15000件を突破して評価も高いようですが、他のグループと比べて自由度の高いフランチャイズ展開のため、店舗ごとにサービス品質に差があるようです。しかし、仕入れた中古車の輸出も行っているため、低年式や過走行など、他社では査定の付きづらい車でも買取をしてくれる可能性があります。
>>アップル

ラビット

オートオークションの最大手であるUSSが母体の「ラビット」。オークションで流通している傾向を把握しているため、独自のシステムを導入して買取額を高めている傾向にあります。また、強化買取車種を毎月発表しているため、その車種に該当する場合は高値が期待できます。全国的に店舗数は少なくありませんが、店舗のない県もあるので買取を依頼する場合には注意が必要です。
>>ラビット

カーセブン

先程紹介したJPUC(一般社団法人日本自動車購入協会)の適正買取店として認定されているのが「カーセブン」です。特徴としては、査定金額の一部を当日支払いしてもらえることや、契約後の減額がないこと、引き渡し後7日間はキャンセル可能など独自のサービスを行っており、ユーザーにとって安心感のあるお店になっています。全国展開していますが一部の県は店舗がないので、査定を依頼するときは事前に調べておきましょう。
>>カーセブン

出張買取のメリットとデメリット

いろいろな買取店のグループが出張買取のサービスを展開していますが、上記の通りそれぞれに特色があり、独自性のあるサービスもあります。では、買取の際に出張買取を利用するメリットとはなんでしょうか? また出張買取のデメリットについても合わせて解説してみましょう。

メリット1:時間にとらわれず24時間申し込み可能

電話は店舗の営業時間内に連絡する必要がありますが、最近ではインターネットやLINEなどでも査定申込みができる業者が多いので、店舗が開いていない時間帯であっても連絡は可能です。自分の好きな時間に連絡をいれておくことができるので、日中忙しい人でも大丈夫。まずは予約を入れておきましょう。

メリット2:査定は都合のいい日程と場所を指定できる

査定を希望する日程を、自分の都合に合わせて伝えることができるのも、出張買取の便利な点です。平日は仕事をしているので土日がいいとか、逆に土日はレジャーで出掛けたいから平日の日中がいいなど、希望の時間は人それぞれです。もちろん早朝や深夜は対応時間外となりますが、生活のリズムに合わせて申し込むことができます。
また、査定の場所についても任意で指定することが可能です。自宅はもちろん、離れたところにある駐車場に来てもらうこともできます。複数の業者に依頼をするときは、公共の駐車場というのもいいでしょう。(※駐車場の利用規約に従ってください)

メリット3:店舗に行く手間が省ける

自宅の近くに買取店があっても、車に乗って行くのが面倒という人や、知らないお店に行くこと自体にハードルを感じてしまう人もいると思います。その点、出張買取ならばスタッフが出向いてくれるので、こちらからお店に足を運ぶ必要はありません。事前に時間と場所さえ決めてしまえばいいというわけです。

メリット4:複数の業者を回らなくていい

査定は1つの業者に限る必要はありません。査定にかかる時間は1台につき60分程度が一般的なので、時間差で複数の買取業者に来てもらうことで、それぞれの査定額を比較することができます。 車の出張買取で複数の業者に査定を依頼する 業者によって査定額に差が出るのはよくある話で、時には約30〜50万円もの違う金額が提示される場合もあります。一番高い査定額を付けた業者と契約すれば、次の車に気に入ったオプション装備を追加することもできますね。

車検が切れている車でも査定可能

査定を依頼したい車の車検が切れていても問題ありません。車検切れの車を動かすには仮ナンバーを申請するなどの手間が掛かりますが、出張買取ならば出向いてくれるのでその必要もありません。当然車検の期間が残っている方が査定額も上がりますが、切れていても出張査定ならば受けることができます。

デメリット1:ワンストップでは乗り換えられない

自動車ディーラーや自動車販売店であれば、今乗っている車を下取りに出して次の車を購入するという一連の流れを同じ店で行うことができます。新車ディーラーや中古車販売店などでは、ワンストップで乗り換えができます。 車の買取と次の車の購入について しかし、買取は車の購入とは直接結びついていません。買取店はあくまでも今乗っている車を売却してお金にするまでのお付き合いなので、別途ディーラーなどに出向く必要があります。これは出張買取というよりも買取自体のデメリットと言えるでしょう。

デメリット2:来てもらっているので断りづらく感じる

提示された査定額が納得行くものであれば問題ありませんが、自分の予想や相場よりも安かった場合、相手に出張してきてもらっているという感情を抱いていると断りにくくなってしまいますね。
しかし、査定額が想定よりも安かったら、しっかりと断りましょう。別の買取業者がそれ以上の査定額を提示してくるという保証はありませんが、「せっかく来てもらったから」と妥協しないようにしましょう。

高値で売却するためにできること

出張買取に限ったことではありませんが、車を売却するときにいくつかポイントを押さえると、高く買い取ってくれる可能性があります。

複数の業者に査定してもらう

査定は業者によって提示される金額が異なる場合があります。これは自社で需要があると見込んで買取金額を上げる「買取強化車種」になっている場合などが当てはまりますが、その差は50万円にも及ぶ場合もあります。オーナーとしては高い方に売りたいと思うのは当たり前ですね。
また、一度で複数の買取業者から見積りを取ることができる「一括見積り」というウェブサービスを行っているところがあります。出張買取の前にいくつかの買取業者から見積もりをもらっておくといいでしょう。
>>MOTA

車種に得意・不得意がある

人気の高い車種の場合は、買取店側も手離れがいいと考えるので、大手の業者に依頼をする方が査定額に期待ができますが、乗っている車がちょっとマニアックだったりする場合には、その車種を得意とするお店に相談してみるのもいいでしょう。流通している台数が少ない場合は中古車の相場があってないような状態なので、大手の買取店よりも査定額が高い場合があります。

売却時期を選ぶ

広く売れているミニバンなどは、季節によって中古車の相場が変動します。購入したいという人が増える時期は基本的に値段が上がり、少ない時期には下がります。買取も同様で、査定額は需要によって上がったり下がったりしますので、注意が必要です。
また、車検がどれくらい残っているかも査定に影響しますが、車検を通す費用が査定の差額で相殺できるかというと微妙なところです。

出張買取で売却してスムーズに乗り換え

車の買取について

車の買取業者に自宅などの指定した場所へ来てもらい、その場で査定をしてもらうサービスについて解説してきました。
出張買取は、店舗に出向く必要がない都合のいい日程や場所を指定することができる複数の買取業者に同時に査定を依頼することができるといったメリットがあります。買取の査定に掛かる手間暇を減らすことができるので、仕事やプライベートで忙しいという人にぴったりのサービスと言えます。愛着のある車を手放すのは少し心苦しいかもしれませんが、せっかくなら出張買取で高く買い取ってもらい、気持ちよく次の車に乗り換えましょう。

執筆者

熊崎 圭輔(くまさき けいすけ)
元輸入車カスタム雑誌の編集長。ドイツ語圏を中心にレンタカーで走り回った旅好き。その後MOTAに移籍。副編集長として、新型車をはじめクルマに関する記事制作に従事。国内外を問わずドレスアップやチューニングにまつわる取材経験から、MOTAカスタムの記事展開にも寄与。純正もいいが、カスタムすれば自分のクルマに対してさらに愛着が湧き、人とは違う個性的なクルマにすることで、人生がもっと楽しくなると考えている。

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監修者:貴田 晃

大手自動車メーカーでセールス&マーケティングに従事、その後、架装メーカーで乗用車カスタム等のセールス&マーケティングの責任者を担当。現在は、フレックス株式会社でランドクルーザー、ハイエースのコンプリートカスタム車の販売に全力投球中。愛車は、同じ1957年生まれのスカイライン。

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