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どうせなら高く売りたい! 車の査定はどこをチェックするの?

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車の査定でチェックするポイントは?

車を買い替える場合、現在所有している車を買取店に依頼して査定してもらうことがあります。しかし、どのような点が見られるのか、実際にはよく知られていない方も多いのではないでしょうか。今回は、車買取の査定とはどのようなことなのか、どのように行われるのかを解説します。

基本的には「人気があって売りやすい=高い」

買取店にとって手離れのいい車

買取店は、査定をして買い取った車を売却することで初めて利益を得ることができるので、売れずに在庫となっている期間はマイナスということになります。つまりすぐに売れる車を仕入れて、すぐに中古車販売店などに売却したいのです。手離れのいい車は大歓迎というわけです。

売れている車は高い?

年式や走行距離の基準よりも買取の査定価格が高い車というのが存在します。初回登録から年数がそれなりに経過していたり、年間1万キロを超える距離を走っていても査定価格が落ちにくい車種があります。一般的には、市場で人気の高い車種がそれに該当します。「売れている車=流動性が高い=少し高く仕入れても高値で売れる」という図式が成り立つからです。

買取をする車の基本情報のチェック

車の査定で使用するカーチェックシート(JAAI)

まずは買取をする車の基本的な情報をチェックするところから始まります。買取店に出向いて依頼した場合には、まず車検証を確認します。出張査定の場合は、申し込みをする時点で車の情報を入力しますが、その情報が正しいかどうかを確認します。

車種・年式・グレード・ボディカラー

中古車の価格は日々変化しています。同じ名前の車でも、年式が1年違うと価格が大きく違う場合があります。

ボディカラーには、人気のものとそうでないものがあります。買取店は売れやすいカラー(=商品化しやすいカラー)を知っているので、車種やグレード、走行距離などの条件が同じでも、ボディカラーが売れ筋かそうでないかで査定額に差が出る場合が多いようです。なかには30万円程度の差がついてしまうこともあるとか。

また、グレードも価格に影響してくるポイントです。グレードが異なれば、当然装備も変わってきます。上級グレードや限定車だけに装着されている装備などもあります。担当者は当然プロですが、装備の違いを把握していないこともあるので、自分の車のグレードや他のグレードとの違いを調べておいて、査定の担当者に伝えてみましょう。

走行距離・車検の有無など

日本の中古車市場は、低走行車の方が好まれる傾向にあります。年間の走行距離が1万kmを切るという統計も出ているので、登録からの経過年数から見て、その数字を下回る車の方が査定額が高くなります。

なお、車検の残りについては、通したばかりの車の方が中古車として流通させる場合には「車検の残りが長い。◯◯年◯◯月まで」と記載できるので、プラスにはなります。しかし、車検を受けるには費用が必要なので、査定額とのバランスを考えて継続車検を受けるかどうかを検討しましょう。

査定は標準状態からプラスなのかマイナスなのかを調べる行為

車の査定は、「標準状態」から加点、または減点して行われます。標準状態とは、外観/性能/装備/走行距離などに問題のない車のことで、「日本自動車査定協会(JAAI)」が提供している査定額をもとに計算されます。

車両本体は、内装・外装、電装、エンジン・足回り、さらに装備品が査定対象となります。電装は正常に作動しているのが標準状態で、加点はありません。また、タイヤや走行距離、車検残、自賠責残などが加減点の対象となります。

▼詳しくはこちらの記事もご参照ください。

査定時にチェックされるのはここ

買取店で査定を受ける、または買取店の査定員に自宅等まで来てもらって出張査定を受ける場合、前述の車両情報以外にどのようなところがチェックされるのでしょうか?

基本的には、見た目機能です。つまり、自分が車の買い手となったときに気になるところがチェックされます。具体的には次の通りです。

外装の査定

外装の査定

車の外装は、査定に大きく影響する場所です。中古車を購入するときは、欲しい車が同じ年式で同じような走行距離ならば、色が褪せている個体よりも見た目が美しい個体の方を選びたくなるはずです。

塗装面のキズや凹みの有無

塗装面は、使用状況でかなり違いが出ます。保管されている場所が屋外で日差しを遮るものがない場合は、雨やホコリ、紫外線などに晒されてダメージを受けています。日頃の洗車などで細かい洗車傷などがついてしまっていたり、ドアハンドルの周辺に線状の傷がついていることもありますね。

また、塗装の焼けや退色、剥がれなどが起こっている場合もあります。程度によっては販売するときに塗装が必要になることがあるので、査定が下がるのは否めないでしょう。

また、ウインドウの周辺やグリル、バンパーなどの樹脂パーツは、年式によって劣化の具合がさまざまです。白色化している車もよく目にします。メッキパーツも同様で、白く腐食していたり凹みがあるなどの場合は、査定に影響してきます。

ウインドウの傷の有無

ウインドウの傷やひび割れもチェックの対象です。これは価格以前に、傷の大きさ次第で車検に通らない場合があるからです。修理が必要なレベルと判断された場合は、査定が下がります。

内装の査定

車の査定を受けるときにチェックされる内装の程度

続いては車の内装です。中古車は前に乗っていた人の使用感が残っていると嫌なものです。とくに内装は、車に乗っているときには常に手に触れ、視界に入る場所です。汚れや変色、傷などは好ましくありません。また機能面で故障をしていると査定はマイナスとなります。

シートなどの内装の状態

シートやドアパネルなどは、車によって素材が異なります。汚れに強く耐久性と耐火性の高いファブリックやレザーが使われていますが、年数が経過すると落ちない汚れや傷があったりします。また、日焼けなどで退色や変色してしまっていることもあります。

なかでも査定に響くのはタバコの焦げ跡です。ファブリックのシートは穴が開いてしまうこともあり、その場合は減点の対象となります。

また、ドリンクホルダーの周りは汚れやすい場所です。飲み物の痕が残っていたりしませんか? お子さんを載せている場合は、食べこぼしも要注意です。シートやフロアマットの隙間などに、こぼれ落ちたお菓子の残骸が見つかることもあります。染み付いてしまうと大変なので、こまめにチェックをしておきたいものです。

電装品の状態

エアコンやパワーウインドウといった電装品は、正しく機能するのが当たり前で、動作に問題があると減点に繋がります。純正で装着されている電気的な装備は、故障してしまうと修理にそれなりの費用が掛かることが多いので、中古車としての商品価値も下がってしまうというわけです。

純正のナビゲーションはどうでしょうか? 古い車種の場合、地図が更新されていなかったり、すでに使えなくなっていることもあるでしょう。しかし、使い取り外す必要はありません。査定がゼロになるだけです。

車の査定を受けるときに社外ナビはプラス?

では社外品のナビゲーションやオーディオを装着している場合はどうでしょうか? プラスになることもありますが、多くの場合は大した金額にならないことのほうが多いようです。作業スキルがあり、純正ナビが残っているならば、自分で交換して中古パーツ専門店に売却するというのもひとつの方法です。

実は気になるニオイの問題

見た目とともに気になるのは、ニオイです。長年乗っていると慣れてしまって感じないかもしれませんが、他の人のニオイは気になるという人も多いでしょう。目に見えないものだけに判断しづらいかもしれませんが、査定前に掃除を行い、必要であれば消臭しておくことをオススメします。

機関部分の査定

車の査定でチェックするエンジンルーム

エンジンは車の心臓とも言える部分で、適切な状態である必要があります。これはガソリンエンジンやディーゼルエンジンだけでなく、ハイブリッド車も同様です。また、ブレーキやトランスミッションなど、走行性能に直結する部分にも不具合がないことが望まれます。

車の機関部分は、当然ながら故障していては安全に走行することができません。問題がある場合は修理が必要ですが、費用が高額になることもあり、査定に大きく影響する可能性があります。

エンジンルームのチェック

走行距離や年数からみて、汚れが酷い場合は要注意です。またエンジンオイルや冷却水などの漏れの有無などもチェックの対象となります。

さらにエンジンが実際に始動するか、始動時に問題はないか、アイドリングは不安定ではないかなども判断材料となります。エンジンにはベルトで駆動している部分があり、正しいテンションになっていない場合は異音が発生することもあります。交換が必要な場合もあるので、たるみがないか調べてみることをオススメします。

タイヤやホイールのチェック

車の査定でチェックするタイヤとホイール

公道を走行できるタイヤの溝の深さの限界は法律で決まっています。乗用車の場合は、1.6mm以上溝がないと走行することができません。これは同時に継続車検を受けられないということになります。法的にNGなだけでなく、当然ながら安全に走行することもできません。特に雨のときは非常に危険です。

タイヤにスリップサインが出た状態で査定を受けるとマイナスの評価になります。例えばすり減った夏タイヤで査定を受けるならば、溝が十分残っているスタッドレスタイヤに履き替えておくという手もあります。

また、ホイールの傷なども査定対象となる場合がありますが、大きな傷や歪みなどがなければあまり査定額に変化はありません。

その他のパーツのチェック

車の査定を受けるときにアフターパーツはどうする?

買取店は、一般的には純正状態を基準に査定を行っていきます。新車購入時の状態が保たれているのが一番いいというわけです。仮に純正パーツをアフターパーツに交換していた場合は、もとの状態に戻して査定を受けるか、純正パーツも同時に見せて査定してもらいましょう。

別のパターンとしては、純正パーツに戻して、アフターパーツは中古パーツの買取を行っているお店に持っていくという方法もあります。

アフターパーツをプラス査定する買取店もある

買取店によっては、アフターパーツをプラスとしてみてくれるところもあります。車種を絞って買取を行っているお店の場合、次のお客さんが欲しがるパーツが装着されている車の方が高く売りやすいと判断するからです。

自分でもチェックしてメンテナンスやクリーニングしましょう

車の査定を受ける前に洗車をしましょう

査定員がチェックするポイントについて解説しましたが、車を買い替える場合には、自分でもチェックしておくことが大切です。査定額をアップするためにも、車のメンテナンスやクリーニングをしておくことをおすすめします。

執筆者

熊崎 圭輔(くまさき けいすけ)
元輸入車カスタム雑誌の編集長。ドイツ語圏を中心にレンタカーで走り回った旅好き。その後MOTAに移籍。副編集長として、新型車をはじめクルマに関する記事制作に従事。国内外を問わずドレスアップやチューニングにまつわる取材経験から、MOTAカスタムの記事展開にも寄与。純正もいいが、カスタムすれば自分のクルマに対してさらに愛着が湧き、人とは違う個性的なクルマにすることで、人生がもっと楽しくなると考えている。

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監修者:貴田 晃

大手自動車メーカーでセールス&マーケティングに従事、その後、架装メーカーで乗用車カスタム等のセールス&マーケティングの責任者を担当。現在は、フレックス株式会社でランドクルーザー、ハイエースのコンプリートカスタム車の販売に全力投球中。愛車は、同じ1957年生まれのスカイライン。

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