【最新版】トヨタ ランドクルーザー70(ランクル70)再販モデル:バンとピックアップの違い | フレックス

【最新版】トヨタ ランドクルーザー70(ランクル70)再販モデル:バンとピックアップの違い

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ランドクルーザー70

タイヤやホイールサイズ、ホイールベースも違います

ランドクルーザー70 30周年記念モデルの、4ドアバンとダブルキャブピックアップトラックの違いをチェックしてみましょう。バンとトラックといった車型の違いはさておき、両車最大の違いのひとつとなるのがタイヤ&ホイールサイズです。タイヤサイズはバンが265/70R16サイズ、ピックアップが7.50R16であり、組み合わされるホイールは、いずれも5穴ながらP.C.D.が150mmというハードデューティーなものになっています。特筆すべきはバンの265/70R16はタイヤの直径が約777mmであるのに対して、ピックアップの7.50R16は直径が約805mmなことでしょう。

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4ドアバンとダブルキャブピックアップトラックの違い

タイヤ直径の違いから視点の高さも変わる

ピックアップトラックはタイヤの直径が大きな分だけわずかにバンよりアイポイントが高くなります。半径にして約15mm。それでどれほどアイポイントが変わるのか、疑問に思う人もいるでしょう。ただ、実際には数値以上の高さを実感させられるものとなっています。ちなみに、公称値ではバンの最低地上高は200mm、ピックアップは225mmとなっている。さらに言えば、タイヤ直径の違いから、両車のファイナルギアは異なるギア比のものが装着されている、と考えるが妥当でしょう。

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ピックアップはスーパーロングなホイールベースを採用

次に大きな違いがホイールベースでしょう。バンのホイールベースは2730mm。このホイールベースはセミロングとも呼ばれ、かつてランドクルーザー70が国内販売されていた時代にもカタログに設定されていたものと同一です。一方のピックアップは3180mmで、これまで国内向けには設定されたことのない(一部消防車向けなどのベアシャシーを除く)ホイールベースとなりました。3180mmはスーパーロングと呼ばれる数値で、これは輸出仕様の2ドアバンであるトゥループキャリアの2980mmよりもさらに長いサイズとなっています。

このホイールベースによる違いはバンとピックアップの乗り味の違いにも影響しています。また、全長はバンが4810mmなのに対してピックアップは5270mm。全幅はオーバーフェンダーを装着したバンが100mmアップの1870mm、車両重量はバンが2120kgでピックアップが2200kgとピックアップのほうが重くなっています。いずれもガソリンタンク容量は130Lと共通です。

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執筆者

武内 祐徳(たけうち ひろのり)
モトクロス/エンデューロなどダート系2輪レース参戦を趣味としており、マシンを運ぶためのトランスポーターとしてハイエースを所有。学生時代に建築を学んできた知識を活かし、自らハイエースの内装カスタムなども手掛ける。ハイエースやランクルの素晴らしさを多くの人に知ってほしいと自動車ウェブメディアの編集者へ転身。得意な車種はハイエース/ランドクルーザー/ロードスター/ジムニーなど。

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