【気になる変更点は?】トヨタ ランドクルーザープラド150がモデルチェンジ(マイナーチェンジ)! デザイン、ボディサイズ、安全装備、燃費性能まで徹底解説!

ランクルプラド150の記事|, , ,

新型150プラド

ランドクルーザープラド150よりワイルドに大変身

以前からマイナーチェンジのウワサがされていた150プラドですが、2017年9月12日に東京都お台場で開催された「トヨタSUVシリーズPRイベント」にて、大幅なフェイスリフトを施した新型ランドクルーザープラドが発表されました。今回のマイナーチェンジでは、エンジンや駆動系に変更点はありませんでしたが、より使いやすくなった装備と先進の安全性能が与えられました。ランドクルーザープラド150独特の縦長ヘッドライトを潔く捨て、ランドクルーザー200系を彷彿とさせる横長のヘッドライトを搭載。より押し出し感の強いフロントグリルと、コの字型を縦に2つ並べたリアコンビネーションランプを採用し、スタイルもより洗練された印象を受けます。それでは、マイナーチェンジされた新型ランドクルーザープラド150を見ていきましょう。

外装デザイン

フロントフェイスを刷新し、洗練さを高めた

今回のモデルチェンジでは、フロントフェイスのデザイン変更が一番のトピックスと言えるでしょう。ランドクルーザープラドの特徴でもある、都会でも荒野でも映える力強さは継承しつつ、より先進性を感じるフロントフェイスとリアコンビネーションランプが採用されました。ホイールデザインも一新され、アーバンクロスオーバーSUVとしての価値がより一層高まっています。さらにボディカラーは「ブラッキッシュアゲハガラスフレーク」と「アバンギャルドブロンズメタリック」の新色が追加され、全部で9色の展開となりました。

内装デザイン

キープコンセプトだが、使い勝手を向上させた室内空間

基本的にキープコンセプトの室内ですが、今回のモデルチェンジでは9インチのナビゲーションシステムが装着可能になりました。また、広さと使いやすさを追求したラゲッジルームでは、サードシートを格納することで、さまざまな物を積載できる大容量のフルフラット空間が現れます。ゴルフバッグは4つまで収納可能で、床面がほぼフラットなためクーラーボックス等のレジャー用品を運ぶこともできます。セカンドシートを倒した際もほぼフラットになりますので、長さのあるレジャー用品を積むときでも安心です。

ボディサイズ

基本的には前モデルと同等だが、デザイン変更によって多少の変化があった

今回のモデルチェンジはフルモデルチェンジではありませんので、プラットフォーム自体は2009年から使われているものと同一です。ですが、フロント廻りを大幅刷新した新型ランドクルーザープラドでは、ほんの少しだけですがボディサイズの変更を伴いました。前モデルと新型のボディサイズを、ベーシックグレードである「TX」で比較してみましたのでご覧ください。

トヨタ ランドクルーザープラド150のボディサイズ
[新型]2.7 TX 2017.9~ [前型]2.7 TX 2015.6~2017.9
全長 4,825mm 4,760mm
全幅 1,885mm
全高 1,850mm
ホイールベース 2,790mm
最低地上高 220mm
室内長 1,825mm
室内幅 1,565mm
室内高 1,240mm
前トレッド 1,585mm
後トレッド 1,585mm

エンジン

直4 2.8L 1GD-FTV型ディーゼルエンジン

新型150プラドに採用されたディーゼルエンジンには、コモンレール式燃料噴射システムや水冷式インタークーラー付ターボチャージャーが採用されています。最高出力170ps、最大トルク45.9kgf.mという圧倒的な動力性能を発揮するとともに、排出ガス浄化装置や尿素SCRシステムなど最新のクリーン技術の採用により、優れた環境性能も両立しています。

直4 2.7L 2TR-FE型ガソリンエンジン

新型150プラドに採用されたガソリンエンジンは、パワーや操作性、静粛性などの要素をバランスよく高めた熟成のガソリンエンジンです。オンロードでの軽快な加速性能はもちろん、オフロードでもパワフルな走破性を発揮します。バルブタイミング機構であるDual VVT-iや高い圧縮比などによって、低燃費性能にも貢献しています。

新型ランドクルーザープラド150のエンジンスペック
直4 2.8L 1GD-FTV型ディーゼルエンジン 直4 2.7L 2TR-FE型ガソリンエンジン
エンジン種類 直列4気筒DOHC・IC付きターボ 直列4気筒DOHC
内径×行程 92.0*103.6mm 95.0*95.0mm
圧縮比 10.2
総排気量 2,754cc 2,693cc
最高出力 130kw(177ps)/3,400rpm 120kw(163ps)/5,200rpm
最大トルク 450N.m(45.9kgf.m)/1,600rpm 246N.m(25.1kgf.m)/3,900rpm
燃料タンク容量 87L
使用燃料 軽油 無鉛レギュラーガソリン

燃費性能

2トン超えの車重でも低燃費を実現した最新のエンジンを搭載

ひと昔前のクロスカントリーSUVは、強力なディーゼルエンジンをターボで加給し、もくもくと黒煙をあげながら豪快に走っているのが当たり前でした。同じくクロスカントリーSUVであるランドクルーザープラドにも、高いオフロード性能を実現するための強力なエンジンが必要不可欠です。しかし、環境性能や燃費性能がひと昔のままという訳にはいきません。新型ランドクルーザープラドでは、現代の自動車社会のニーズに答えるべく、パワーや静粛性、燃費性能にも優れた2種類の最新エンジンが搭載されています。

直4 2.8L 1GD-FTV型ディーゼルエンジン

燃料消費率(JC08モード):11.8km/L(TX/TX Lパッケージ) 11.2km/L(TZ-G)

直4 2.7L 2TR-FE型ガソリンエンジン

燃料消費率(JC08モード):9.0km/L(車両重量が2,110kg以上の時は8.8km/Lになります。)

安全性能

新型150プラド

新型ランドクルーザープラド150は、トヨタ セーフティセンスPを全車に標準装備

エクステリアばかりに目がいきがちですが、今回のマイナーチェンジで特筆すべき点は「全てのグレードにトヨタ セーフティセンスPを搭載」したことです。トヨタ セーフティセンスP(Toyota Safety Sense P)とは、ミリ波レーダーと単眼カメラを併用した高精度な検知センサーにより、クルマだけではなく歩行者の認識も可能な、事故回避や衝突被害の軽減を支援するシステムのことです。

「ミリ波レーダー」は遠方の先行車の検知に有効で、雨、霧、降雪などの周辺環境の影響を受けにくく、「単眼カメラ」は物体の形や大きさが識別でき、クルマや白線、対向車のランプだけでなく歩行者も認識できます。この特性の異なる2種類のセンサーが、卓越した認識能力と信頼性を高め、高いシステムの作動を可能にしています。ランドクルーザー200系にも採用されているトヨタ セーフティセンスPが標準搭載されたことで、自分や大切な家族を守ることができるクルマになりましたね。

走行性能

マルチテレインセレクトの搭載で、圧倒的な悪路走破性を実現

諸外国に比べて、日本は路面の整備状況がとても良い国です。そんな日本で、ランドクルーザープラドの本領が発揮されることは正直稀だとは思いますが、付いているだけで絶大な安心感が持てることは事実です。TZ-Gグレードにメーカーオプションで用意された5つのモードは、オフロード走行において、タイヤの空転によるスタックや、駆動力不足による失速が起こりやすい路面状況に応じた走行支援を(MUD&SAND/LOOSE ROCK/MOGUL/ROCK&DIRT/ROCK)の5つのモードから選択できるシステムです。

選択したモードごとにエンジンのスロットル特性やトラクションコントロールのブレーキを最適に制御。悪路での走破性を確保し、本格SUVならではの悪路を征する安全性を高いレベルで実現しています。また、タイヤの舵角や車両の傾きが一目で分かるマルチインフォメーションディスプレイをメーター中央に表示します、さらに新型プラドで大型化されたオプションのナビには、メーター中央のディスプレイだけではなくナビの画面に車両状況を表示することも可能になりました。

グレード構成

グレード構成に変更はないが、ディーゼル搭載グレードが拡大した

新型ランドクルーザープラド150は、前モデルまではTXが2列シートの5人乗り、TX・Lパッケージが荷室に3列目の補助席を加えた7人乗りとしていましたが、新型ランドクルーザープラドではその両方で5人乗りと7人乗りを選べるようになりました。そして、その全てにディーゼルエンジンが選択できるようになったのはとても嬉しいことですね。いままで、やむを得ずガソリンエンジンを選択していたユーザーさんも少なからずいらっしゃるでしょうから、今回の変更でグレードの選択肢が大きく広がったと言えます。もちろん、2.7L 直4ガソリンエンジンの2TR-FEも、パワー・操作性・静粛性・環境性能など、あらゆる性能を高次元でバランスさせた熟成のガソリンエンジンであることを付け加えておきます。

新型ランドクルーザープラド150の価格とグレード構成
ガソリンエンジン搭載モデル ディーゼルエンジン搭載モデル
【TX 5人乗り】3,538,080円 【TX 5人乗り】4,152,600円
【TX 7人乗り】3,692,520円 【TX 7人乗り】4,307,040円
【TXーLパッケージ 5人乗り】4,047,840円 【TXーLパッケージ 5人乗り】4,667,760円
【TXーLパッケージ 7人乗り】4,202,380円 【TXーLパッケージ 7人乗り】4,822,200円
【TZーG 7人乗り】5,363,280円

新型ランドクルーザープラド150はフレックス各店で販売中

新型150プラド

縦目ヘッドライトのランドクルーザープラド150は、今が新車で購入できる最後のチャンス

今回のマイナーチェンジでより魅力的になったランドクルーザープラド150ですが、装備が充実したぶん価格は上昇しています。前型モデルのディーゼルTX・Lパッケージ(7人乗り)は、469万6037円、マイナーチェンジを施した新型ランドクルーザープラドは482万2200円となります。この両車で比べてみると、新型は12万6163円の値上げとなりますので、縦型のヘッドライトが好みかつ費用を安く抑えたい方には前モデルのランドクルーザープラド150がオススメですよ。それでも新型プラドが欲しいという方、フレックス各店で取り扱っていますので、自分のニーズに合ったランドクルーザープラド150を手に入れてくださいね!

おすすめの新車150プラド

※ここからは、2017年4月1日に公開した新型プラドの予想記事になります。

マイナーチェンジ後のランドクルーザープラド150はヘッドライトとグリル変更でワイド感UP?

縦型ドットLEDが横型導光LEDに変更、グリルデザインも変更される

150プラドは、2009年9月にフルモデルチェンジを果たし、横長のヘッドライトが120プラドから受け継がれました。2013年9月に縦型ドットLEDを配置したワイルドなデザインに変更されましたが、2017年のマイナーチェンジでは、また横長のヘッドライトに変更されるようです。現在縦に配置されているドットのLEDは横型のヘッドランプ内の下部に収められ、流行の導光タイプになります。また、グリル下端にもメッキトリムが追加され、存在感のあるグリルがより押し出しの強いデザインに変更されます。テールランプに大幅な変更はなさそうですが、色合いや細部のデザインが変更され、より先進的なイメージのデザインになります。車体側面のデザインに変更はないものの、前後バンパーの形状変更は確実で、見た目以上にワイド感のある外観をまとってデビューするようです。

9月のマイナーチェンジで最新の安全装備も搭載される150プラド

セーフティセンスP

兄貴分ランドクルーザーに搭載済みのセーフティセンスPを150プラドにも採用

最近発表されるクルマは、燃費性能と同時に安全性能も非常に重要視されています。今回、150プラドのマイナーチェンジでも安全性能の強化は必至であり、クルマ業界全体の流れでもあります。そこで、兄貴分のランドクルーザーには既に搭載済みであるトヨタの安全装備パッケージ、「セーフティセンスP」が150プラドにも搭載されることが濃厚です。「セーフティセンスP」とは、ミリ波レーダーと単眼カメラを併用したセンサーにより、クルマだけではなく歩行者の認識も可能な、事故回避と衝突被害の軽減を支援する4つのシステムが統合されたパッケージのことを指します。以前、筆者も「セーフティセンスP」を搭載したランドクルーザー200を運転する機会があったのですが、車線を逸脱しそうになるとアラームが鳴り舵角の修正を行ってくれたり、衝突の可能性があるような場面では、アラームと自動ブレーキにより衝突回避の支援もしてくれました。クルマを運転しているとうっかりミスはつきものですから、「セーフティセンスP」の搭載は非常に心強いですよね。トヨタ、「セーフティセンスP」についてはこちらをご覧ください。

ディーゼルエンジンはそのまま継続、PHEV化されるとの噂もあるが…

マイナーチェンジしても走行性能に変化はなし、現行どおりの2エンジンラインナップ

9月に発表が予想される150プラドのマイナーチェンジですが、パワートレーンに変更はなさそうです。当面は、2015年6月に投入された1GD-FTV型 直4 2.8Lディーゼルエンジンと、2TR 直4 2.7Lガソリンエンジンの2本立てが継続されるようです。一部の情報では、PHEV(プラグインハイブリッドのこと)化とのウワサもありますが、車重のある150プラドではなかなか現実的ではありません。150プラドは、今となっては数少ない本格クロカンSUVですから、トヨタとしても走行性能は落とせません。現在のモーターやバッテリー性能では、車重が2.5トン近くある150プラドを満足に加速させられませんから(SUVのPHEV車で有名な三菱アウトランダーPHEVは、車重2トン弱)、もしPHEV化やハイブリッド化をすることがあるとすれば、まだ先の未来になりそうです。

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監修者:貴田 晃

大手自動車メーカーでセールス&マーケティングに従事、その後、架装メーカーで乗用車カスタム等のセールス&マーケティングの責任者を担当。現在は、フレックス株式会社でランドクルーザー、ハイエースのコンプリートカスタム車の販売に全力投球中。愛車は、同じ1957年生まれのスカイライン。

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