【売れてるのはコレ】徹底比較:国産Mサイズミニバン対決(ハイエースvs国産ミニバン) | フレックス

【売れてるのはコレ】徹底比較:国産Mサイズミニバン対決(ハイエースvs国産ミニバン)

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ハイエースワゴンの購入を検討している人の多くは、家族が増えたり趣味の幅が広がったりして、今乗っているクルマでは手狭になってしまった方ばかりです。サーフィンやスノーボード、自転車の趣味などを始めた方は、荷物がたくさん載らなければ話になりませんし、家族が増えた方は人+たくさんの荷物が積めることがクルマに求められます。お子さんの着替えやオムツ、あるいはベビーカーなどの荷物に加え、スーパーでの買い物、それから大きな家財用品を買うことも増える一方です。それらに加え、旅行やちょっとしたキャンプに車で行くこともあるとすれば、必然的に選べるのはミニバンぐらいのものです。自動車メーカー各社はさまざまなミニバンを発売しており、価格や性能も近いものになってきています。そこで今回はハイエースワゴンと、比較されることが多い代表的な国産2リッタークラスのミニバン「トヨタ ヴォクシー/ホンダ ステップワゴン/日産 セレナ」を比較していきます。

大きく見えるハイエース! 実は意外とコンパクト

同じミニバンでも、メーカーや車種によってそれぞれ使い勝手は変わってきます。まずは運転するにあたって気になる車のサイズですが、4車種のうちどれかが特別大きかったり、逆に小さいということはありませんでした。数値上は大体同じサイズとなっていますね。強いて言えばハイエースの車高が、ヴォクシーやステップワゴンと比べると25㎝ほど高いので、ご自宅の駐車場に高さ制限がある場合は気をつけた方がよいでしょう。そもそも古い立体駐車場では1,790mmという高さ制限のところもあるので、現在出回っているミニバン全般が注意する必要があります。いずれにせよ、大柄な見た目で場所を取るイメージのあるハイエースが、2リッタークラスのミニバンとそれほど変わらないということです。また、エンジンに関しては、排気量はステップワゴンが1.5L(ターボ)、セレナ/ヴォクシーが2.0L、ハイエースワゴンが2.7Lで、出力はステップワゴンが150PS(馬力)、セレナが150ps、ヴォクシーが152ps、ハイエースが160psとなっています。実際に運転する上では、どれかが特別パワーが足りないと感じるようなことはありません。新車販売価格は軒並み250万前後~と並んでいますね。

ホンダ ステップワゴン トヨタ ヴォクシー 日産 セレナ トヨタ ハイエースワゴン
全長 4,690mm 4,710mm 4,770mm 4,840mm
全幅 1,695mm 1,730mm 1,740mm 1,880mm
全高 1,840mm 1,825mm 1,875mm 2,105mm
乗車定員 7~8名 7~8名 8名 10名
最高出力 150PS 152PS 150PS 160PS
新車価格 228万円~ 260万円~ 240万円~ 270万円~

ミニバンの電動スライドドア事情

ヴォクシー、ステップワゴン、セレナ、ハイエース各車にパワースライドドアが装備

ちょっとスーパーに買い物に行くだけでも、子どもの着替えやオムツなどが詰まったカバンと、買い物袋を提げているだけでも手一杯ですよね。さらに加えて、駐車場は事故も多いので、お子さんとは抱っこしているか手をつないでいるもの。こういった両手がふさがっているときは、ちょっとドアを開けるぐらいのことが大変になってきます。そんなときに活躍するのが電動スライドドア。コンビニに立ち寄ったときなど、車外にちょっと出るというときに、チャイルドシートで眠ってしまったお子さんを、通常ドアの「バタン!」という開閉音で起こしてしまうようなことも避けられます。各ミニバンのモデルやオプションの有無にもよりますが、現在はヴォクシー、ステップワゴン、セレナ、ハイエースともに電動スライドドアが装備されております。どの車のパワースライドドアも、ドアハンドル(ドアの取っ手)付属のボタンを押すか、ドアハンドルを軽く引っ張るだけでも自動開閉が可能ですが、セレナ/ステップワゴンに関しては足を車体下に「かざす」だけでドアの開閉ができる便利な機能がついていますよ。

肝心の室内空間にはどれくらいの差がある?

ミニバンは積載量だけでなく荷物の積みやすさも大切

さてお次は、やっぱり気になる荷物の積載性です。家族が増えると荷物の量も増えますし、レジャーに出かける機会も増えますよね。たくさんの荷物を詰めることが重要となってきます。ただし、ただたくさん荷物を積めさえすればいいというわけでもないのが現実。ファミリーカーとして使うには、「どれだけ」積めるかはもちろん、「どんな風に」積み込むことができるのかも大切となってきます。 ステップワゴン、セレナ、ヴォクシーは、2列目シートを3列目側にスライドさせておくと、運転席と2列目の間にも荷室スペースができるということも注目したいところですね。お子さんを乗せた後に、スライドドアの開閉口からそのまま積載出来ると本当に助かります。とはいえ、こういったセレナやヴォクシーなど広い車内空間が確保された車でも、たくさんの荷物を載せたとしたら、乗員定員にしわ寄せがいくのが実際です。お子さんの人数が多かったり、おじいちゃん、おばあちゃんが乗ったりする場合は、7~8人乗りの設定でも、乗員可能人数分の乗車ができなくなってしまうというわけです。一方、ハイエースの場合は、2列目、3列目の横のスペースに余裕があるのうえ、10人まるまるの乗車が可能となっています。そこからさらに買い物の荷物などを載せる余裕がまだあるので、これには驚かざるを得ないですね! ハイエースワゴンは三列目のシートを片方はね上げると8人乗車、両方はね上げると6人乗車となりますが、どちらの場合でも大容量の荷室スペースが確保できますよ! 荷物をたくさん積んでもいつも通りの人数が乗れるというのは本当に助かります。さらに、ハイエースは他の車と比べると横幅が広く、壁に体がつっかえることなく動けるのでとにかくラクに動くことができます。それでは各車種の室内のサイズを数字で見てみましょう。

ホンダ ステップワゴン トヨタ ヴォクシー 日産 セレナ トヨタ ハイエースワゴンDX
室内の奥行き 3,220mm 2,930mm 3,170mm 3,525mm
室内の幅 1,500mm 1,540mm 1,545mm 1,730mm
室内の高さ 1,425mm 1,400mm 1,400mm 1,390mm

スライドドアの開口幅はハイエースが他を圧倒!

ハイエースとヴォクシーのスライドドア

開口幅の大きさは、デイリーユースの便利さや使いやすさに直結する!

荷物を載せたりお子さんを乗せるなど、さまざまなシチュエーションでラクに積み下ろしが出来るかどうかというのも、日常でストレス無くクルマを使うには大切なポイントとなってきます。運転席に乗り込む時以外はスライドドアを開けることが多く、ここの開口幅の広さによって使いやすさの感じ方が変わってくるでしょう。買い物の荷物を提げて、子供を抱っこしている人が乗車する場合、ハイエースのように1mぐらいの幅があると出入りが非常に楽になりますよ。以上の切り口から見ていくと、なぜ他のミニバンを差し置いてハイエースが選ばれるのか分かってきますよね。

ホンダ ステップワゴン トヨタ ヴォクシー 日産 セレナ トヨタ ハイエースワゴンDX
スライドドアの幅 2,890mm 2,930mm 3,170mm 3,525mm

仕事に、遊びに、子育てにぴったりなハイエースをおすすめします!

ボディサイズや使いやすさからミニバンを比較してみましたが、お子さんのお世話や荷物の積みやすさなどに関しては、ハイエースは他を圧倒する便利さを備えていました。ハイエースに一度乗ったら、乗り換えられないという声をよく聞きますが、なるほど頷けるところです。ノーマルの状態でも使いやすいハイエースワゴンですが、フレックスではさらに使い勝手が良くなるよう、オリジナルのシートアレンジを施したハイエースを多数ご用意しております。フレックスは、ご家族の人数や、積む荷物の大きさ、よく行かれるレジャーの内容にぴったりの、各人のライフスタイルに合わせたハイエースの製作を得意としておりますので、ぜひお任せください!

ハイエースワゴン オススメの新車・中古車在庫

執筆者

武内 祐徳(たけうち ひろのり)
モトクロス/エンデューロなどダート系2輪レース参戦を趣味としており、マシンを運ぶためのトランスポーターとしてハイエースを所有。学生時代に建築を学んできた知識を活かし、自らハイエースの内装カスタムなども手掛ける。ハイエースやランクルの素晴らしさを多くの人に知ってほしいと自動車ウェブメディアの編集者へ転身。得意な車種はハイエース/ランドクルーザー/ロードスター/ジムニーなど。

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