- ハイエースの記事
- 2019/02/25
【最新版】トヨタ ハイエースの歴史とモデル紹介
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年間18万台も販売されている人気のワンボックスカー
“キングオブ4WD”がランドクルーザーなら、ハイエースは“キングオブワンボックス”と言えるでしょう。先代100系からフルモデルチェンジしてすでに11年が経った現行200系ハイエース(&兄弟車レジアスエース:以降ハイエースで統一)の年間生産台数は今も安定して約18万台で推移しています。このうち国内で登録されているのはおよそ4割の8万台にも及びます。さすがに国内登録台数の常連で年間30万台以上をキープする同じトヨタのアクアやプリウスには敵いませんが、ミニバンで人気のアルファード/ヴェルファイアの年間生産台数10万台に近く、ノア/ヴォクシーとほぼ同等の年間生産台数を誇っています。ハイエースの主力が4ナンバーの商用車であることを思えば、その年間生産台数の数値は幅広いユーザーに愛されていることの証明と言えるでしょう。
オススメのハイエース・レジアスエース
ハイエースの特徴
徹底した合理主義で作られたワンボックス車
ワンボックス車のファンがハイエースに抱くイメージは「完成されたパッケージング」に尽きるでしょう。開発の基本となった4ナンバーの小型商用車のボディーサイズ規定の中でボディをムダなくスタイリッシュにまとめ上げ、広い車内空間を実現しました。徹底した合理主義で作られたワンボックス車なので、人や荷物をたくさんのせるのに非常に適しています。ハイエースのユーザー層の厚さはこういった使い勝手の良さが広く評価されているからでしょう。
スタイル、エンジン、駆動様式などバリエーションが豊富
現在、ワンボックス車であるハイエースには主力のハイエースバン(4ナンバー/1ナンバー)のほか、ハイエースワゴン(3ナンバー)とハイエースコミューター(2ナンバー:マイクロバス)という3つのスタイルがあります。ボディ幅は標準とワイド。ルーフの仕様は標準、ミドル、ハイの3つが揃っていて、フロア形状はリアタイヤハウスが出っ張る標準的なタイプのほかにフラットなジャストローも設定されています。エンジンは3リッターディーゼル、2リッターガソリン、2.7リッターガソリンがあり、駆動方式では2WDのほか、バンには4WDの設定もあります。スタイルからエンジン、駆動方式までのバリエーションの多さはさすがにハイエースですね。
ハイエースの歴代モデル

初代・H10系 1967年~1977年
初代ハイエースH10系が誕生したのは1967年です。経済発展がめざましかった当時の日本で高い人気を誇っていた商用車トヨエースの小型版というポジショニングでハイエースは登場しました。モデル時期を通して数えると、バン(3/6人乗り)、ワゴン(9人乗り)、コミューター(12/15人乗り)、トラックの4ラインナップが設定されています。エンジンは当初はコロナに搭載されていた1.3リターガソリン仕様でしたが、後に1.5リッター、1.6リッターへと発展、1975年の昭和50年排出ガス規制対応のマイナーチェンジで1.8リッターが追加されました。

2代目・H20/H30/H40系 1977年~1982年(トラック:~1985年)
スタイルはH10系と同じ4種類で2代目ハイエースは登場しています。ヘッドランプが丸型4灯から丸型2灯に変更されたことがデザイン上の目立つ特徴でした。時代の変化やニーズの拡大に対応し、ボディスタイルはバンが標準/ロング/スーパーロングの3種類、ワゴンは標準/ロングの2種類、コミューターは標準/ロング/スーパーロングのワイドバリエーションという展開でした。一方、トラックもシングルキャブ/ダブルキャブ/オープンバン/パネルバンが設定されていました。この頃、国内の排出ガス規制が厳しさを増す中、ワゴンの1.9リッターエンジンを大幅に見直して昭和53年規制に適合させたり、オイルショックを受けて経済性を重視、バンに2.2リッターディーゼルエンジンを初搭載したりと、エンジンが大きく変化した世代でした。

3代目・H50系 1982年~1989年
豊かな時代背景のもと3代目にフルモデルチェンジしたハイエースでは新開発エンジンに“LASRE”というシリーズ名が与えられ、クリーン化&ハイパワー化が推進されます。ガソリンエンジンは最新型を採用、ディーゼルエンジンは従来型を受け継ぎながらも改良が加えられました。高級化がさらに進んだのも大きな特徴です。ワゴンの最上級グレードにスーパーカスタム・サン&ムーンルーフを設定。4速ATも採用され、ターゲットユーザー層の拡大が一層推し進められました。

4代目・H100系 1989年~2004年
21世紀に向け、さらに近代化、高級化が進められたのがH100系です。トランスミッションのレバーが全車でフロアシフト化、パーキングブレーキのレバーもステッキ型からフロアへ変更されました。エンジンもリフレッシュされ、ガソリンエンジンは2リッターのほか2.4リッターが追加されています。なお4WDは2.8リッターディーゼル車だけで選べる仕様でした。拡大の一途をたどるユーザーニーズに対応してボディスタイルが拡大され、全長サイズで標準、ロング、スーパーロングを設定。ルーフはロー、ミドル、ハイが選べるようになっています。
装備面でも目覚ましい進化を遂げました。上位グレードではシートがゴージャスになり電動調整ができるモデルも登場。製氷機がついたクール&ホット・ボックスなどユーティリティー面でもレジャーでの利便性を拡大させています。しかし、2001年からはディーゼル排出ガス規制のあおりを受け、NOxやPMにまつわる法律や条例に従い。ディーゼル車は規制の指定地域での登録や運行ができなくなりました。
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5代目・H200系 2004年~
15年ぶりのフルモデルチェンジ。それまでの100系は幅が4ナンバー/5ナンバーの小型車サイズ(1.7m)でしたが、200系では長さで小型車サイズ(4.7m)を超える仕様はワイドボディ(1.88m)のみとなりました。ボディスタイルは、ファミリーから独立したトラックを除き、バン、ワゴン、コミューターの3種類です。主力モデルのバンはホディ幅で標準とワイドがあり、ルーフは標準/ミドル/ハイルーフが選べる4ナンバー/1ナンバーのラインナップでした。ワゴンはワイド&ミドルルーフの3ナンバー、コミューターはワイド&ハイルーフの2ナンバーという設定です。
エンジンの種類は当初、2リッターと2.7リッターのガソリンエンジンに加え、3リッターのディーゼルエンジンという設定でした。しかし、ディーゼルエンジンは排出ガス対策のために2.5リッターにダウンサイジングされました。その後、現行モデルのディーゼルエンジンはさらに新しいモノへと進化し、クリーンかつハイパワーの最新型3リッターとなっています。
レジアスエース
100系の時代に誕生したハイエースの兄弟車です。構造や機構はハイエースと共通で、初代モデルは1999年から2004年までビスタ店で販売されました。多くの車型を抱えるハイエースに対し、レジアスエースは最多販売が見込めるバンモデルのみとなっています。ラインナップは2000年から拡大を開始。ガソリン車にルートバンを追加し、スーパーロングバンに2.4リッターガソリン仕様が追加されたほか、2001年にはスーパーGL-Eが新設定されています。
2004年にハイエースが200系になったのにともないレジアスエースも200系となり、販売店統合でネッツ店での扱いとなりました。ハイエース同様に、100系でのフロア設置型シフトレバー&パーキングブレーキレバーからインパネシフト&ステッキ型パーキングブレーキレバーに変わり、前席ウォークスルーが復活したのが大きな特徴です。その後の改良もハイエースに同調しながら繰り返され、実用性と快適性の向上策が多数盛り込まれています。
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