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【費用編】ランクルQ&A ランクルの燃費や維持費について、プロがお答え

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ランクルQ&A費用編
ランクルに関する疑問についてお答えするコーナーです。この記事では、費用についてご紹介しています!

ランクルの燃費ってどうなの?

中古車市場に出回っているランドクルーザーのガソリンエンジン/ディーゼルエンジンの割合ですが、2000年付近までのものはディーゼルエンジン車が多く、それ以降はガソリンエンジン車の比率が高くなっています。ランドクルーザー60、ランドクルーザー80、ランドクルーザー100、ランドクルーザー200、ランドクルーザー300のガソリンエンジンとディーゼルエンジンにかかる燃料代をそれぞれ見ていきましょう。

ランドクルーザー60 ガソリン ランドクルーザー60 ディーゼル ランドクルーザー80 ガソリン ランドクルーザー80 ディーゼル ランドクルーザー100 ガソリン ランドクルーザー100 ディーゼル ランドクルーザー200 ガソリン ランドクルーザー300 ガソリン ランドクルーザー300 ディーゼル
エンジン型式 3F-E 12H-T 1FZ-FE 1HZ 2UZ-FE 1HD-FTE 1UR-FE V35A-TFS F33A-FTV
燃費 4.3km/L 7.0km/L 5.7km/L 7.0km/L 6.5km/L 7.0km/L 6.9km/L 7.9km/L 9.7km/L
1万キロ走行時の燃料代合計 395,348円
(170円/Lで計算)
212,857円
(149円/Lで計算)
317,543円
(181円/Lで計算)
212,857円
(149円/Lで計算)
278,461円
(181円/Lで計算)
212,857円
(149円/Lで計算)
215,942円
(181円/Lで計算)
229,113円
(181円/Lで計算)
153,608円
(149円/Lで計算)

※燃料費は2024年3月時点での全国平均価格から算出しています

この表から分かる通り、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンでは燃料代に大きな差が出てくることが分かります。
※住んでいる地域の交通状況やクルマの乗り方、燃料単価の違いでも維持費は変わってくるので、表はあくまでも参考としてください。

ディーゼルのほうが燃費も良く、1リットルあたりの燃料単価も安いため魅力的ではありますが、古いランドクルーザーは関東と関西の都市部でそのまま乗ることができません。

日本のディーゼル車規制は国が定める「自動車NOx・PM法」と東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、兵庫県、大阪府の自治体が定め実施している「条例規制」があります。前者はその名のとおりNOxとPMの排出を厳しく規制し、後者はPMを規制するものとなっています。

どちらも定められた排出ガス基準に適合しない自動車は、都市圏など指定された地域では登録できなくなったり、継続検査(車検)を受けられなくなったりし、さらに条例規制ではその地域への運行が禁止されているため、購入時に注意してくださいね。

詳細記事:ランドクルーザーの維持費はどれくらいかかる? 燃費、税金、保険料などを解説!

詳細記事:古いランクルやプラドが首都圏などで乗れる!?【ディーゼル規制】

ランクルの維持費は?燃費や税金について知りたい!

ランドクルーザーは過酷な状況でも壊れることがないように頑丈に設計されています。その代償として車両重量も大きく燃費はよくありません。グレードにもよりますが、ランドクルーザー200のガソリンモデルは平均7km/Lを下回ります。例えばトヨタ RAV4と比較してみましょう。4WDのカタログ燃費は2.0ガソリンモデルで15.2km/L、ハイブリッドモデルでは20.3km/Lですので、ボディサイズは異なりますが、ガソリンモデル同士で比較してもランクル200はRAV4の半分程度の燃費です。

しかしランドクルーザーには経済性に優れたディーゼルエンジンも存在します。ランドクルーザー20やランドクルーザー55/56などの初期モデルをのぞき、歴代のランドクルーザーにはガソリンとディーゼルの2種類のエンジンが用意されていました。アクセルをあまり踏まなくても力強く走るディーゼルエンジンはガソリンよりも燃費が良く、軽油はガソリンに比べ燃料単価が安いため、ディーゼルエンジン搭載車であれば燃料費を抑えることはできます。

自動車税については3ナンバー(乗用車登録)、1ナンバー(貨物車登録)の違いで大きく変わってきます。1ナンバー(貨物車登録)の方が税金面で優遇されているため3ナンバーに比べ安くなります。例えばランクル100のワゴンは176,000円/年に対してランクル貨物は32,000円/年です。1ナンバーであれば、ランクルよりも小さな3ナンバーの車種に比べても自動車税が安くなるなんてことも。しかし1ナンバーの貨物登録には貨物スペースの確保が必要なため乗車人数が少なくなったり、高速道路の通行料金が中型料金になるなどデメリットもあります。車検の回数や毎年かかる税金、高速料金の違いなど天秤にかけるべき要素が多いため、1ナンバーと3ナンバーどちらを選ぶべきか迷うかもしれません。どちらの仕様にすべきか迷っている方はFLEXまでご相談ください!

詳しくは燃費、税金、保険料などを解説している記事をご覧ください!

ランクル60の燃費は?

ガソリン車は街乗りで約4km/L、高速では約7km/Lです。ディーゼル車は街乗りで約7km/L、高速では約8~9km/Lです。ディーゼルエンジンであれば近年のクルマと大きな違いはありませんが、ガソリンエンジンで距離を走る場合はランニングコストが大きくなってしまいます。普段から長距離がメインという人は断然ディーゼル車がオススメです。

ランクル60

ディーゼルエンジンの中でもオススメなのが型式がHJ61Vの12H-Tエンジンです。これは60系でも特に評判の良いディーゼルターボエンジンなのですが、ディーゼルのもっさりとした感じはなく、ピックアップが良い点が人気のようです。同じ60のディーゼルエンジンでもそれぞれ特徴がありますので、機会があれば乗り比べて違いをチェックしてみてくださいね!

ただし旧型ランドクルーザーのディーゼル車はほとんどが規制対象です。地域によっては登録ができないなんてことも。購入時には注意が必要です。

ランクルディーゼル車の法規制などについて書かれた記事がありますので、興味がある方はぜひご覧ください!

ランクルのリセールは高いそのワケは??

車の人気は中古車の相場で分かるといいますが、ランドクルーザーのリセールバリューは特に高いことで有名です。10年オーバーでも高い買取価格を維持しているのは、さまざまな車種の中も珍しいことなんです。

なぜランクルはリセールバリューが高いのでしょうか?

タフで色あせないデザイン・スペックを誇るため日本で人気がある・・・それだけではなく、中古車が海外にも需要があるからなんです。

ランクルは頑丈で故障しにくいため、万が一故障したら命を落としてしまうかもしれないなんて国ではランクルのようなクルマが必要とされています。そして日本で走ってたクルマは基本的に舗装路を走っていることが多く、クルマがダメージを負っていないため、高値で取引されます。そのため他のクルマに比べてリセールバリューが高いというわけなんです。

10万キロ走ったら、大抵のクルマの価値はとても低いものになりますが、耐久性の高いエンジン・足回りを装備しているのでランクルの場合はまだまだこれから。距離を走っても価値があるので、沢山乗るという人もリセールバリューを期待して購入しても大丈夫ですよ!

ランクルの在庫

執筆者

武内 祐徳(たけうち ひろのり)
モトクロス/エンデューロなどダート系2輪レース参戦を趣味としており、マシンを運ぶためのトランスポーターとしてハイエースを所有。学生時代に建築を学んできた知識を活かし、自らハイエースの内装カスタムなども手掛ける。ハイエースやランクルの素晴らしさを多くの人に知ってほしいと自動車ウェブメディアの編集者へ転身。得意な車種はハイエース/ランドクルーザー/ロードスター/ジムニーなど。

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