【知ってお得】トヨタ ランドクルーザー70プラド 人気カスタムスタイル | フレックス

【知ってお得】トヨタ ランドクルーザー70プラド 人気カスタムスタイル

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ランドクルーザー70プラド-人気カスタムスタイル

レトロなリフトアップスタイルが新しい、ランドクルーザー70プラドのカスタム

ランドクルーザー70プラドは今でこそ中古車市場で高い人気を誇っていますが、生まれた当時は不遇な車でした。無骨一点張りで一部マニアの嗜好品だったランドクルーザー70バンから1990年4月に派生したのが70プラドです。トヨタが70プラドで狙った市場は三菱パジェロやいすゞビッグホーンが築いたファミリー向けRV市場でした。エンジンやサスペンションに手を加えてもボディ形状は大きく変わらず、70バンの面影が色濃く残ってRVのイメージは希薄。ライバルの前では今ひとつ存在感を主張できなかったのです。しかし、この中途半端とも言えた仕様が誕生から20年以上を経た今、ファンの目にとても魅力的に映ります。その理由はオフロードイメージがやや薄められて程よいレトロ感を醸し出していること、カスタムしやすい足回りを備えているからです。

人気のランドクルーザー70プラド

4WD市場は1990年代から2000年代にかけてボディデザインは角から丸へ、足まわりはトラックのような仕様から乗用車らしいものへと移り変わってきました。そんな現代にランドクルーザー70プラドは大きな存在感を放っているのです。人気の高いカスタムは、レトロなスタイルを強調するエクステリアのアレンジや、タイヤの大径化とともにリジッドアクスルのスプリングを替えるリフトアップです。エクステリアではフロントグリルやランプ類のカスタムパーツがありますし、足まわりではスプリングやショックアブソーバーも比較的容易に手に入ります。タイヤやホイールは他のランドクルーザーと共用できるサイズが豊富。もちろん全国のFLEXランドクルーザー取扱店では多数のランドクルーザー70プラドのカスタム車を在庫しています。街で見かけてランドクルーザー70プラドが気になったら、あるいはランドクルーザー70プラドのカスタム車を購入したいと思ったら、すぐに70プラドの世界に飛び込める環境は整っているのです。ランドクルーザー70プラドとはどんなランドクルーザーなのか、そこに興味が湧いたなら、まずは下記関連記事もご覧ください。きっとランドクルーザー70プラドの魅力に引き込まれること間違いありません。

ランドクルーザー70プラド 人気カスタム手法の紹介

自由度の高いリフトアップカスタムのポイント

ランドクルーザー70プラドのサスペンションは前後ともリジッドアクスルとコイルスプリングを組み合わせた仕様です。ランドクルーザー70バンとはリジッドアクスルという仕様で共通していますが、ランドクルーザー70プラドはコイルスプリングで乗り心地の良さと高速走行時の操縦安定性を高めているのが特徴です。デビュー当時はこのスタイルが古くからのランドクルーザーファンから中途半端と揶揄されましたが、今ではこれ以降のランドクルーザープラド(90、120、150プラド)にはないカスタムのしやすさに関心が集まっています。リジッドアクスルはスプリングを換えることが容易で、しかも独立懸架よりリフトアップの自由度がとにかく高い。フレームとリジッドアクスルの間にサンドイッチされているスプリングを替えると、スプリングの自由長や硬さに応じてフレームとリジッドアクスルの間隔が変わります。リジッドアクスルは独立懸架よりも長い複数のリンクによって支持されているのでその間隔を大きくとれるのです。こうした形式のサスペンションを前後に備えたランドクルーザーは、他にはランドクルーザー70プラドと同じ時代を走ったランドクルーザー80しかありません。ランドクルーザー80もリフトアップの自由度が高いためオフロード向けにカスタムされることが多いランドクルーザーです。しかし、ランドクルーザー80はリフトアップするとオフロードイメージばかりが強調されがち。ランドクルーザー70プラドは、リフトアップしてもレトロ風のスタイルのおかげでオフロード4WDの無骨な雰囲気がちょうどいい具合に抑えられるところに大きな魅力があるのです。

リフトアップは2インチ~4インチがオススメ

リフトアップは2インチ~4インチがオススメ

ランドクルーザー70プラドはリジッドアクスルを前後のサスペンションに持つことで、新しいランドクルーザープラドよりカスタムの自由度が高くなっています。フロントサスペンションを独立懸架とするランドクルーザー90プラドではリフトアップしても2インチ(約5cm)までが物理的にもスタイリング的にも限界です。これに対しランドクルーザー70プラドはカスタムパーツの組み合わせ方を工夫すれば4インチ以上のリフトアップも可能。さらにランドクルーザー70プラドは他のランドクルーザーと同じようにボディから独立したラダーフレームを持っていますから、ボディとフレームの間にスペーサーを入れることで、サスペンションとは別にボディでも持ち上げることができるのです。これはボディリフトと呼ばれるカスタム法で、スプリング交換によるリフトアップと組み合わせると見上げるようなリフトアップスタイルが出来上がります。また、ボディリフトを組み合わせると、より大きなタイヤを履かせることができるようになるので迫力は満点。しかし、こうしたカスタムにチャレンジすることも、ボディリフトした中古車を選ぶことも、あまりオススメはできません。極めて注目度の高い個性的なスタイリングになる反面、走りの性能や安全性、さらに乗り心地などで失うものが少なくないからです。実際にはスプリング交換による2インチ~4インチアップぐらいまでが現実的でしょう。

タイヤの大径化でスタイリングが引き締まる

タイヤの大径化でスタイリングが引き締まる

スプリング交換によるリフトアップは、タイヤ&ホイールのサイズアップとセットが基本のカスタムです。オーバーフェンダーを装着すれば(していれば)タイヤサイズは拡大方向に自由度が増します。ランドクルーザー80などと違ってレトロイメージを大切にしたいのがランドクルーザー70プラドですが、本格オフロード4WDの貫禄をたっぷりと見せつけることもできるのです。タイヤは大径のものを選んでもホイールはランドクルーザー100のカスタム車などのように大幅なインチアップをしないのがランドクルーザー70プラドのリフトアップスタイル。ランドクルーザー70プラドの標準タイヤは、オーバーフェンダー付きのワイドボディ車で265/70R15、オーバーフェンダーレスのナローボディ車が215/80R16となっています。これらはどちらも外径が約750mmのオールシーズンタイヤ。当然のことながらナローボディ車は細身のタイヤで16インチホイールとの組み合わせ。ワイドボディ車は15インチホイールですが70扁平のワイドタイヤを組み合わせて同じタイヤ外径としているわけです。これを基準にしてリフトアップした場合、選ぶタイヤにもよりますが市販のタイヤを見渡すと外径約800mmから約850mm程度までの大径化がカスタムの一般的な範囲となります。こうしたタイヤを履かせるためのリフトアップ量は2インチから4インチがマッチします。走りや乗り心地の性能を阻害せずにスタリングをブラッシュアップする理想的なカスタムとなるでしょう。タイヤはレトロイメージ重視ならオールテレーンタイプ、4WDらしいラギッド感を引き出したいならブロックパターンのマッド系を選びたいものです。

ランドクルーザー70プラド・LESLIE

70プラドベースのFLEXコンプリートカスタム車

車種も年式も幅広くランドクルーザーを取り扱うFLEXでは、常にFLEXオリジナルのカスタムスタイルをプロデュースし続けています。ランドクルーザーマニアであれば、ランドクルーザー70プラドをベースとしたクラシカルなコンプリートカスタム車をすでにご存じかもしれません。それは2014年にサマーコレクションとして発表した「ランドクルーザー70プラド・LESLIE」です。ナローボディ車をベースにエクステリアの装飾を抑えつつライトブルーメタリックのボディペイントを施した、まさに夏にふさわしいコレクション。サスペンションチューンによる2インチのリフトアップに、235/85R16のマッドテレーンタイヤとレトロ風ボディにマッチするFLEXオリジナルのDEANアルミホイールを組み合わせたあたりが実に絶妙と言えるでしょう。タイヤの外径は約800mmとノーマルタイヤより約50mmの大径化としていますが、全体的にナローボディからはみ出すことのないクリーンなイメージ。発表後は多くのファンがオーナーになっています。具体的なカスタム内容は以下のとおりです。

  • ライトブルーメタリックNEWペイント(各部グレート塗装)
  • オリジナル2インチアップコイル
  • プロコンプショックアブソーバー
  • DEANクロスカントリーアルミホイール(16インチ)
  • ジオランダーM/T+タイヤ
  • オリジナルダウンテールマフラー
  • フロントメッキバンパー
  • オリジナルフロントグリル&エンブレムホワイト仕上げ
  • クリスタルヘッドライト
  • クリスタルコーナーレンズ
  • オレンジクリアウインカー
  • オレンジクリアサイドマーカー
  • クリアテールレンズ
  • NARDIクラシックステアリングホイール(φ38)
  • オリジナルシートカバー
  • オリジナルフロアマット
  • オリジナルクラシックドアインサイド
  • ナローボディ

ノーマルのランドクルーザー70プラドとカスタム車を比較

ノーマル車両と比較するランドクルーザー70プラドのカスタム

さまざまなカスタムスタイルのランドクルーザー70プラドを紹介

FLEXランドクルーザー取扱店では、様々なランドクルーザー70プラドの中古車をストックしています。その中から、スタイリッシュかつスマートなカスタム例を紹介していきましょう。ランドクルーザー70プラドの代表的なノーマル車を上に掲載しましたので、スタリングの比較用として以下のカスタム車と見比べてみてください。

ランドクルーザー70プラド・車高アップのカスタムサンプル

ランドクルーザー70プラド・車高アップのカスタムサンプル

ランドクルーザー70プラドはリフトアップの自由度が高いと言っても際限なく持ち上がるわけではありません。また、オフロード4WDとしての性能を高めるにも限度があります。ランドクルーザー70プラドはカスタムに都合の良い前後リジッドアクスルを備えていますが、オフロード走破性能の限界は同様の足まわりを持つランドクルーザー80ほど高くはできません。これは同じリジッドアクスル車でもボディやフレームのサイズがランドクルーザー80よりも小さいことに理由があります。サスペンションの構成パーツが配置されるスペースの差によってリジッドアクスルを前後左右方向で支持するアーム類がランドクルーザー80より短いため、ランドクルーザー70プラドのリジッドアクスルは動きの制限が意外に大きいのです。そのため2インチほどのリフトアップならスプリングとショックアブソーバーの交換で済むカスタムですが、4インチかそれ以上のリフトアップではアーム類の交換や細かなパーツのアレンジが必要になります。ただし、そうした場合でもリフトアップしてボディ下の空間が広がってオフロードを走りやすくなるものの、サスペンションのストローク量などはさほど変わりません。オフロード走行を前提にリフトアップカスタムを考えるなら、こうしたランドクルーザー70プラドの性格を十分に理解しておく必要があるでしょう。FLEXランドクルーザー取扱店で取り扱うランドクルーザー70プラドは、スタイリングと走行性能がうまくバランスされたカスタムが中心の品揃えです。安心して好みのスタイルが選べるというわけです。

ランドクルーザー-70プラド・フロントマスクのイメチェンカスタム

ランドクルーザー 70プラド・フロントマスクのイメチェンカスタム

ノーマルのコンディションで乗りたいけれど、エクステリアパーツには凝りたい。そんなランドクルーザー70プラドのファンも多くいるようです。そこでオススメなのがフロントグリルやランプ類のカスタム。グリルやランプのレンズは古くなると色がくすんできたり曇ってきたりする樹脂製です。純正パーツを選んでもリフレッシュでますが、レトロスタイルをグレードアップできるカスタムパーツは豊富にあります。上で紹介したFLEXオリジナルのカスタム車「ランドクルーザー70プラド・LESLIE」にも装着されているメッキグリルやクリアレンズは、個性的な外観を手軽にゲットできるパーツとしてライトカスタム派にもとても人気があるのです。

FLEXランドクルーザー取扱店のランドクルーザー70プラドのカスタム車両を紹介

ランドクルーザー-70プラド カスタム車両

さまざまなカスタムスタイルのランドクルーザー70プラドを紹介

FLEXランクル店では常時200台近いランドクルーザー70プラドをストックしています。新車販売終了後すでに20年以上も経っているランドクルーザーですが、しっかりと整備されてどれもグッドコンディション。ここで取り上げるのはそんなランドクルーザー70プラドのごく一部でしかありませんが、FLEXのホームページではノーマル車はもちろん豊富なカスタムスタイルから必ずお気に入りが見つかるでしょう。ランドクルーザー70プラドの中古車は価格が手頃になってきているので、カスタムにアプローチしやすく、コンプリートカスタム車が割りと安価で手に入ります。気になるモデルが見つかったなら、気軽に各店舗へ問い合わせてみましょう。

ランドクルーザー70プラド オススメの中古車在庫

執筆者

武内 祐徳(たけうち ひろのり)
モトクロス/エンデューロなどダート系2輪レース参戦を趣味としており、マシンを運ぶためのトランスポーターとしてハイエースを所有。学生時代に建築を学んできた知識を活かし、自らハイエースの内装カスタムなども手掛ける。ハイエースやランクルの素晴らしさを多くの人に知ってほしいと自動車ウェブメディアの編集者へ転身。得意な車種はハイエース/ランドクルーザー/ロードスター/ジムニーなど。

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