日本国内では1984〜2004年にかけて、20年に渡って販売されていたランクルのロングセラーモデルです。あまりの人気の高さに2014年には再販モデルとして1年限定で国内販売が復活したほど。海外ではその実用性、信頼性の高さから現在も販売され続けています。プレミアム感を高めてきた現行のランクル(100や200など)と比べると実用性に重きが置かれ、装備もシンプルです。しかし、ヘビーデューティなランクルを好むユーザーにはそこが逆に評価ポイントとなっています。2004年まで日本国内で販売されていたランクル70はディーゼルエンジンのみのラインナップでしたが、2014年に復活した再販モデルにはV6の4Lガソリンエンジンが採用されました。再販モデルは日本国内で約7000台販売されましたが、熱心なファンが購入したこともあり、中古車市場にはあまり流通していません。ランクル70について詳しく知りたい方はランドクルーザー70:中古車購入ガイドをご覧ください。→ランクル70のカタログはこちら
販売時期 | 1984年11月~2004年7月(2014年8月~2015年6月に限定再販) |
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排気量とエンジン |
ランクル70ショート ディーゼル:3.4(直4:3B)/3.4L(直4ターボ:13B-T)/3.5L(直5:1PZ)/4.2L(直6:1HZ) ランクル70ミドル ディーゼル:3.4L(直4:3B)/3.4L(直4:13B-T)/4.2L(直6:1HZ) ランクル70セミロング ディーゼル:3.5L(直5:1PZ)/4.2L(直6:1HZ) |
カタログ燃費 | 6.6km/L(30周年記念モデル) |
最高出力(馬力) | 170kW(231PS)/5200rpm |
最大トルク | 360 Nm(36.7kgf・m)/3800rpm |
タンク容量 | 95リットル |
全長 | 4,835mm |
全幅 | 1,870mm |
全高 | 1,935mm |
車両重量 | 1,945~2,730kg |
駆動方式 | 4WD |
ステアリングギア形式 | ボール・ナット式 |
サスペンション | (前)半楕円リーフスプリング(1999年8月からは、コイルスプリング式、復刻版は車軸式) (後)半楕円リーフスプリング(復刻版は車軸式) |
主ブレーキ形式 | (前)ベンチレーテッドディスク (後)ドラム(リーディングトレーディング) ベンチレーテッドディスク(ZXグレードおよび復刻版) |
ランドクルーザー
ランドクルーザープラド
2009年に登場した4代目。3ドアショート車はこのモデルから廃止となった。国内のランクルでは唯一クリーンディーゼルが選択できるモデルとしても注目されている。
2002年に登場。ランクル90プラドよりオフロード色を抑えてあるのが特徴。当時ランクルは欧州で苦戦していたため、このモデルはトヨタのフランス拠点でデザイン、開発されている。
1996年に登場した2代目。ランクル70との共通点が多く、ライトな4WDを求めるユーザーにはあまり評価されていなかった。なおタコマやハイラックスサーフと共通フレームになっている。
70ライト系ワゴンを先祖に1990年に登場。一般ユーザー向けに開発されたライト系ランドクルーザーでありながら、デザイン面ではランクル70譲りのレトロさや武骨さで今でも高い人気を誇る。